Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンブレムの制作

2022-03-27 20:16:15 | Ferrari 488 Pista Piloti

本日の山陰はとても天気が良くて暑くなりました。
一気に5月くらいの気温かな〜!??
何度あったのかは確認していませんが・・・一昨日だったか暑くなったのでアトリエの窓を開けて作業をしましたらその夜は花粉症が酷くなりましてね〜寝るまでしんどかったですね。
今日は窓を開けずに・・・と思いましたが。
午前中は屋外の作業をしていましたから今夜が心配だな〜。

その屋外での作業というのは軽トラックの後ろの薪小屋から軽トラックに一度積んで移動させる作業なのです。
何トンあるのかよく分かりませんがこの薪小屋壁に2列積んであります。
写真を写したのは途中でして既に軽トラックに3台分を運んで移した後なのです、残るは奥側の一列の8割くらいかな。

移動する先はこの薪小屋の右側の付け足しのガレージです。
薪が見えますよね・・・ここに全部移動して薪小屋を空けて下に基礎を作って40cmほど持ち上げて薪小屋を設置します。
そして今年割った新しい薪は屋外のこの小屋で冬まで乾燥させます。

その後ガレージの前側に砕石を入れて地上げして1年間浸水の様子を見て最終的にはもう一度舗装をします。
今すぐにする事、これから先少し時間を置いてする事を分けて考えて決して先を急がない事が大事かと思います。
舗装まで済ませてまた簡単に水没したんじゃね〜困りますからね。
これは模型も雑用も同じ事なんです。

この薪小屋の薪を2/3ほど運んだ所でランチタイムが近くなりました。
お客様もポチポチ来られるので薪を積んだトラックを中に入れたままランチタイムに突入です(笑)

14時くらいまではやはり座る事も出来ず・・・昼食を食べたのは14時ごろそれまで朝から座った事がなかったですね・・・夜早く寝れるはずです(笑)

その後本業開始です。
ウォーミングアップで修理を1台だけ始めました。
ウインドウを交換します。
というのもフロントウインドウに細かな擦り傷が入りまして修理のためにお預かりしております。
F50GT用のウインドウが無かったので少しお待ちいただきましたがこれで一緒にお預かりしているBBRのミニカーと一緒に帰っていただけるかな・・・!?

ここからが本当の本業です。
前回は488ピスタのフロントのボンネットの中がカーボン製のカバーが取り付けられていたのでカーボンデカールを貼ったところまででしたね。
今日はここにウレタンクリアーを塗りましょう
その為には周囲をマスキングしなければなりません。
エアブラシの塗料は結構遠くまで飛ぶのです、ラッカーならまだ簡単に修正出来ますがウレタンクリアーはこういう場合には少し始末が悪いのです。

続いてクリアーを塗ります
まあ特別なことはありません・・・ただ塗るだけね。
ただ一度に厚塗りしてはいけません、薄く何度も塗り重ねて必要以上の厚みをつけない配慮は必要ですね。
特に複雑に凹凸がありますのでね・・・注意!注意!

塗ったらウレタンクリアーが硬化する前にマスキングを剥がします。
そのままにしておきますとマスキングの境の部分が盛り上がって(ガサガサしてしまいます)しまいペーパーの修正を必要とします。
またペーパーをかければ良いのですが色によってはペーパーをかけますと傷が目立ってしまう色がありますので、用心をするわけですね。
まあこれはラッカーでも同じなんです、私の場合は全て乾燥前に剥がすようにしています。

ボディを塗ってしまいましたから今日はボディをこれ以上触れませんので他の作業を行います。
そう言えば先日お客様にエンジンルーム内のコーションマークの写真をお願いしたのですがその写真の中にマークが追加されていました。

テーラーメイドを示すエンブレムなんですね・・・本来ならエッチングで作るべき部品なのですが・・・今からお願いしても間に合わないでしょうから・・・自分で作ります。
まずは先日デカールを作った時に一緒に作りました。
上の2段と下の2段の文字は線の太さが変えてあります、貼って見て感じの良い方を使う作戦ですね(笑)

洋白帯金の幅2.0mm 厚み0.2mmを2枚ハンダ付けして貼り合わせます。
線の太い方のデカールを上に貼ります。
マークソフターでよく密着させるかラッカークリアーを使って固めます。
何するのかわかるかな?

少し長めにしてある洋白帯金の余分な部分を時計ヤットコで掴んでおいてリューターにダイヤモンドビットを装着して文字よりも少し大きめに削ってゆきます。
ヤスリで削っても良いのですが洋白が曲がったり細かな部分まで削りたいのでこの方法を選択しました。

エンブレムらしきものがなんとなく見えてきませんか?(笑)

実はこのエンブレムですが実車の前と後ろに1枚ずつ取り付けられているようなんですね。
ですから同じものが2枚必要なのです。
だから最初に2枚の洋白帯金をハンダ付けしたんですね〜。
熱したハンダゴテを当てて洋白板を分離します。
ほぼ同じものが2枚出来ました。

このままではハンダがこびり付いていますのでペーパーでざっくり落としてステンレスの板に瞬間接着剤で貼り付けてリューターを使いバフをかけましょう。

続いてアセトンにつけて瞬間接着剤を溶かして分離してもう一度デカールを貼ります。
如何でしょう?
エッチングを使わなくてもエンブレムは制作可能ですね(笑)

この後はウレタンクリアーでコートしておきますと耐久性も大丈夫です。

時間が少し余ったので・・・
ついでにお客様の車のナンバープレートのデカールを作っておきました。

今日も時間となりました・・・
明日はゴールデンアローですね。


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