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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今日は時間が無くて制作が出来ませんでした(汗)

2013-06-06 22:09:19 | Lotus Seven S2
今日の山陰は大変暑い日差しが降り注ぎましたね。
それでも夕方には涼しくなりましたけどね~
アトリエの中庭にはヤマボウシの花が咲いています


午前中はタマネギの収穫とあいなりまして(詳細はダイアリーにて更新)
http://ameblo.jp/kphng827/

午後からは安来文化協会の企画委員会で夕方まで・・・結局本日製作不可能となった次第です。
まあ企画委員会をすっかり忘れていた私も私ですが・・・
私にとって予定外の企画委員会になってしまった為にすっかりスケジュールが狂ってしまいました。

まあ全くしなかった訳では無くセブンのセンターコンソールを作り直しておきました。
今までは組み立ての都合上前側1/3と後ろ側2/3を分割して作っていましたが継ぎ目がどうも気になりましたので一体で作り直しました。
前側は4角形後ろ側はU字を反対にひっくり返した形状になりますから整形は結構面倒でしたが何とかクリアーしました。

僅かな時間で出来たのはここまで・・・せっかく製作の糸口が見えて来たフロントサスペンションですが時間が無ければ作られもせず・・・
6月15日頃までは畑の作業が入って来ますので少しペースダウンしてしまいそうです。

気になったら引きずってしまうのです(笑)

2013-06-01 19:52:11 | Lotus Seven S2
昨日の制作が気になって気になって寝られませんでしたよ(笑)
朝になるのが待ち遠しくて・・・自宅で制作している時なら徹夜で作り直してしまうかもしれませんが今はアトリエと自宅とを分けていますのでそんな訳にもいかず・・・。
と言うのは少々オーバーな表現かもしれませんが、朝の雑用が完了したら早速スーパーセブンの直しからですね。

問題になったのは床板が薄いエッチング一枚でその上の構造物を一切ネジ止めできない事、リアフェンダーの形状が今一歩でタイヤとホイールアーチのバランスが良くない事などですね。
床板のエッチングはその上の構造物となるエンジンやセンタートンネルやリアアクスルが薄板の上に取り付ける事を前提とした大きさなのでその部分を厚い板にすると全部の寸法が狂ってしまいます。
少し面倒な事になりますが床板の中央の部分だけ厚い板にしました。
と言ってもこの部分は部品が無いので1.0mmの真鍮板を切り抜いてネジ穴を開けた物をハンダ付けしました。
当然ですがフレームの至る所をハンダ組みしていますので熱をかけ過ぎるとバラバラになってしまいますので注意が必要ですね。

センタートンネルも1.0mm分下側を削りました、この加工は近道が無いのでヤスリとペーパーでひたすら削るだけですね元の面に平行に削る事は当然の事です。

厚くなった床板がわずかに見えてしまいますがこれは強度上仕方が無いですね。
キットベースでなかったらもっと違う方法が有ったかもしれませんね。

タイヤを付けてみるとこんな感じです、今度は車高を変更します。
今まではキットの寸法を尊重していましたので少し車高が高かったので1.0mm程下げてみます。
この車高ですと丁度良い感じになりますね、せっかく作ったショックアブソーバーは・・・後で調節しましょう(笑)
リアフェンダーは少し調整してみますが巧くいかなかったらバッサリと作り直しです、ア~アキットの部品率がまた下がってしまいますね。


セブンは目処がついたので途中からですが312T2に変更します。

312T2の更新は10時半過ぎになりますのでよろしくお願い致します。
暇が有る方はもう一度ご覧下さい(笑)

それにしても気に入らないな~!!

2013-05-31 21:53:03 | Lotus Seven S2
今日の山陰は、天気が良く絶好の畑日和でした!
でも午後からは少し暑かったかな~

アトリエにはエアコンを入れてましたからね。

さて昨日フロントサスペンションを作ったのですが少し気に入らなくてボツになってしまいました。
一日中製作をして一日の終わりに部品がボツになるのは大変凹みますね(笑)
昨日作った物のどこが気に入らなかったのかと言えば一部分が左右連結した物だったのですが再組み立ての時に調整代が無い事でして実車の構造とも少し違いますしね・・・
今度作る物は左右を完全に別の部品としてシャーシに取付けられる様にしておく事が先決ですね。
どのようにするかと言えばシャーシのパネルを全て取り除いておいてサスペンションを差し込んで接着出来る様にシャーシに差し込み用の真鍮パイプをハンダ付けしました。
これも左右で位置関係が狂わない様に1本の真鍮パイプで取付けておいて中央の部分を糸鋸でカットして差し込み部分としました・・・こんな感じですが如何でしょう。

サスペンションアームを作る前にエンジンやセンタートンネルを形にした方が良い感じがしてそちらを先行する事にいたしました。
センタートンネルはレジン製の物が付属していますが長さと角度を調整して治めてみるとこんな感じになります。

センタートンネルの位置を決めるのにはエンジンの事も考えておかないと後で納まらなくなってしまいます、こんな感じで良いでしょうか?
エンジンはシャーシに極小ビスでとめる様にしておくのが良いようですね・・・

センタートンネルの部品には下面の中央に溝が有りまして下からビスで留めたりデフの前側にピンを付けて固定したりするのに中央部が空洞では困りますからGCオルソファスト(プラリペア)で埋めておきます。このレジンは硬いのでネジを切ったりするのはもってこいですね。

次はエンジン/ミッションをシャーシにとめる為のステーを1mm真鍮板で作ります。
穴開け加工は真鍮板を切り出す前に穴をあけておきました。ビスの頭が真鍮板から出っ張らない様に穴の周りをザグっておきます。

ステーを切り出してみました。

ハンダ付けでシャーシに取付けてみました、寸法は組み上げたシャーシの間にピッタリと納まる様にしてあります。

エンジン/ミッションを搭載してみました。
大体検討はつけていたのですがこうやって実際の形になるとなかなか良いですね。

デフとセンタートンネルとエンジンを全てビス止めして位置関係を確認してみました。
リアのアクスルの構造が少しひ弱で位置決めがし難いですね・・・。

コクピット後ろ側のバルクヘッドが少し寸法が足らないので1.0mmの帯金をハンダ付けして延ばしました。

リアのバルクヘッドを取り付けてみました、フレームが少し当たる部分が有りますのでその部分を少し削って合わせています。
ついでにセンタートンネルの周りにアルミ板を貼っています。
前側の部分は少し上に上がっている様な形状になりますのでこの部分は分割してアルミ板を貼る事になりますがこれも実車通りかな?

センタートンネルの前側もアルミ板を貼ってみました・・・

シャーシに取付けるとこんな感じです。


とここまでお読みになった方はタイトルの[気に入らない」部分が全くわからないかもしれませんが一日製作をして満足感の様な物が無いのです。
多分キットをベースに作る限界という物が見えて来ているのではないかと思うのです。
そしてこのスーパーセブンと言う車が余りにも裏の裏まで見えてしまうのでどこまでも作ってみたいという衝動に駆られてしまいます。
しかしここでキットの限界が出てしまいますね。
もう十分自作部品だらけになっていますがサイドパネルとかはキットの物を使っていますので限界が有りますね・・・ウ~ン満足感が無いな~(笑)

本日の製作はセブンのフロントサスペンションです

2013-05-30 21:31:04 | Lotus Seven S2
今日の山陰は午前中少しぐずついたのですが11時頃からは太陽の光が戻って来ましてジリジリと暑かったですね。
初夏という言葉が現実的になって来たような気がします。
でも夕方になるとずっと気温が下がって過ごしやすい気温になりますから気持ちいいですね。

今日の製作はスーパーセブンのフロントサスペンションを検討してみます。
スーパーセブンのフロントサスペンションはご存知の方はご存知と思いますが、コーリンチャップマンの設計によるアッパーアームの一部分をスタビライザーが兼ねると言う実に合理的な設計になっています。
このコーリンチャップマンという人は実に何かと何かを兼ねさせて省略する事が好きですね、ロータスヨーロッパではリアサスペンションのアッパーアームはドライブシャフトに兼ねさせていましたしF-1でもドライサンプのタンクをクラッチケースの部分に付けておいてクラッチケースとオイルタンクを兼ねさせていましたね。しかもクラッチケースの全長を長くする事でエンジンの搭載位置を前側にして重量バランスを取っていましたね。
実に良い設計ですね。
まあそれは置いておいて製作にかかります。
どこから寸法を決めてゆくのかと言うとタイヤホイールの位置が決まらないとサスペンションのアームの長さが決まらないですね、なのでホイールを支えるブレーキとアップライトの作り方を検討する事にしました。
ホイールのすぐ内側はディスクブレーキになっていますのでブレーキディスクを作ります。
一応キットにはエッチングのディスクが入っていましたがそれでは余りにもチープなので洋白丸棒を旋盤で挽いてブレーキディスクを作りました。

その部品にキットに標準のエッチング製のアップライトを合わせます、ちょっと見た目が良く無いので・・・

中央に外径1.4mmの真鍮パイプを通しておいて・・・

これでハンダ付けします。

実はこの後サスペンションアームも作りましたが今一歩気に入らなかったのでもう一度やり直しをする事にいたしました。
ですから画像は無しですね(笑)
明日はもう一日スーパーセブンを制作します・・・・!

昨日の更新は余りにも内容が少なかったので・・・

2013-05-21 17:46:47 | Lotus Seven S2
本日の山陰は晴れ!晴れ!晴れ!です。
暑い一日になりました、畑にはしっかりと水やりをしておきました、明日は水をやれないですからね~昨日植えたレタスにも『元気でいるんだよ』って声をかけておきました。
明日はいよいよブルーバードの納品です、初めての方にお会いするのは緊張しますね~。

昨日の更新はスーパーセブンでしたが余りにも考える時間が長過ぎて内容が少な過ぎました、頭の中で考えた事の全てを作る事が出来ませんでしたので本日もスーパーセブンを制作致しました。
昨日はリアダンパーのホーシング側のステーを作っただけでしたが今日はその続きになります、ここからが肝心な所です。

まず本日作ったのはリアダンパーユニットの部品です、いつも書きますが下のカッターマットの格子は1cm角ですからその小ささは想像して頂けるかと思います。

こうした部品を作る場合には全てその構成を考えてから作り出す事になります、プロフィニッシャーになった頃は実際に組み立ててみると自分が考えていた様にならない事も多々有りましたがこの頃はまずそんな事も無くなりました。
ダンパーの下側だけですが組み立てて見るとこんな感じです。
まだハンダは流していません、ただ組んだだけです。

これだけの部品を全て1度のハンダ付けで組み立ててしまいます、ピンセットで挟んでおいてゆっくりとハンダゴテの熱を伝えてやれば大丈夫です。

スプリングを入れてダンパーのアッパーマウントを取り付ければダンパーの完成ですね。
アッパーマウントはハンダ付けをしてしまうとセンターのシャフトをマスキング出来なくなりますのでアッパーマウントは接着剤での取り付けにしておきます、こうする事でダンパーのセンターシャフトをマスキングして塗装後に組み立てる事が出来ます。

シャーシに作ったばかりのダンパーを仮組してみます・・・。
なかなか良い感じですね、完成後には見えなくなるかもしれないけど・・・見えないからと言って手を抜く事はしませんよ(笑)

続いて大切な部品をもう一つです。
リアのホーシングを支えるのはデフの下側の三角形のアームとダンパーそしてダンパーの下側のマウントから前側に引っ張っているテンションバーが有ります。
このテンションバーは車輪に回る力がかかるとリアアクスルが車輪と反対側に回ろうとする力を押さえる為の物です。
スーパーセブンSr.2では短いアームですが大切な部品なのです、特に今回の様に実車に準じた構造で模型の車輪を固定しようとすると無くてはならない部品ですね。
素材は0.5mmの真鍮線と内径が0.4mm外径が0.8mmの真鍮パイプです。
ここでのポイントは寸法を如何に合せるかと言う事になりますね、今回は真鍮線の両サイドに真鍮パイプが有る構成ですが真鍮線を通す穴は片側は貫通で穴を開け、片方は貫通していません。
貫通している方を移動させて寸法を合わせる訳です。今回のアームは真鍮パイプのセンター間で7.5mmになる様にしております。
寸法が決まったらどちらもハンダ付けします。

ハンダ付けした部品を削って整形します。
今回真鍮線を使ったのには訳が有ります、最終的に真鍮パイプの穴の中心を貫通したいのですが洋白とか違う素材を使うと穴が通り難いのです。
ですから同じ素材を使った訳ですね。

作ったアームをボディに仮組します。

ボディ側に穴を開けてアドラーズネストのボルトでとめてみます。
ウ~ンなかなか良いじゃないですか!


両方作りました!


さて今夜8時過ぎには納品に出発致します。
明日は更新を休みます、よろしくお願い致します。