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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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大雨のお見舞い申し上げます

2013-06-20 21:25:37 | Lotus Seven S2
人間は本当に自分勝手な物ですね、雨が降らないと雨が降れば良いのにと言い、雨が降るともう雨はいらない晴れれば良いと言う・・・本当に自分勝手な物です(笑)
しかし最近は雨の降り方もかなり極端でして降る時には水害が出る位降っていますし、比較的狭い地域で集中的に降るから余計に始末が悪いですね。降らないと言ったらずっと干ばつが騒がれるまで降らないのですから・・・困りますね。
当地でも今回の雨でダムへの流入量が見込める事から給水制限を解除したみたいです。
明日も台風の接近で雨のようですが程々にお願いしたい物です。

さて本日はカテゴリーを何にしようか迷ったんですが順番からいけばスーパーセブンなのでこれにして置きました。と言うのもフェラーリもセブンも全てキャスティングが必要な所で作業が止まっていますので本日はそれぞれの部品をキャストしました。

まず一昨日シリコンゴムを流しておいた物を分解致します。
これはフェラーリ312T2のスリックタイヤですね。

シリコン型を切って原型を取り出します。

原型を抜いてしまうと・・・中がよく見えませんね・・・
実は今回のシリコンはいつも使っている信越シリコンの製品じゃない物を使っています、結果失敗でしたね。
まず透明度が良く無い、一発取りの場合中が見えないとナイフを入れるのが難しいのです。
しかもシリコン自体が硬いので原型を取り出すのが結構大変です、耐久性に付いてはまだそれほどの回数キャストしていないのでわかりませんが硬い物程欠けやすいのですが・・・そうでない事を祈りますよ。

それでも光を当ててやるとこれくらい見えます・・・

フェラーリ312T2のブレーキダクトなどの透明部品をキャストする為に透明レジンを買いました。透明度の良いエポキシ系の樹脂です。

裏をよく見ると硬化に36~48時間かかるらしい・・・でも透明度は良くてしかも黄ばみ難いらしい・・・その上小さな物は6~7日間もかかるって・・・(笑)

他にもキャストをしなければならない物が有ったのでついでにキャストしております・・・ちょっと量が多いので2~3日かかるかもしれませんね・・・(笑)
画像はエポキシ樹脂を真空にして脱泡した時の物です

本題のスーパーセブンのノーズコーンを普通のレジンで抜いてみました。
メタルの物が原型で肌色の物がレジンで今回キャストしたものです。
ファーストトライでは残念な事にノーズの先の上側にポツッと気泡が入ってしまいました。

こちらは312T2のスリックタイヤです肝心のパターンがちょっと薄いですね・・・

そしてこちらがメルセデス350Eのフロントグリルで友人に頼んでシルバーで作り直そうと思っている物です・・・これは綺麗ですね。

こちらがセカンドトライの成功品です。

レジンのキャスト作業はまだ終わらないのです、あと1日くらいはかかりそうなのですが明日はキャストが出来ません、肝心のレジンの樹脂が無くなってしまったので探して注文しなければならないのです。
ちょっとキャスト作業は遅れるかもしれませんね。


マイバッハと言いつつもFフェンダーの加工を思い出しました!

2013-06-11 21:28:13 | Lotus Seven S2
今日の山陰は朝から少々蒸し暑い天気でした、台風直撃は避けられましたがこれじゃあ雨が降らないですね・・・当分畑の潅水は続きそうです。
それにしても午前中の空の青い事・・・もう梅雨の空じゃない感じの青さでしたね。
こんな青い空を見たのは昨年の夏以来かな~と思いながら畑のサツマイモに潅水していました。

昨日の最後の部分で明日はマイバッハかな・・・と書いたのですが昨日樹脂を盛っておいたセブンのフロントフェンダーが乾燥機の中に有る事を思い出しましてフェンダーを加工してしまおうと・・・触ったら最後・・・納得いくまでやらないと終わらない性格が災いして本日の作業時間が終了してしまいました。

昨日マスキングテープでフェンダーを延長しておいてプラリペア(本当はGCオルソファストと言う歯科材料ですが同等品です)を盛っておいたフェンダーですが乾燥機の中ですっかり硬化しています。
マスキングテープを剥がしてもレジンのフェンダーから容易に剥離する事は有りませんし経験上ヒケも少ないですね。

削ってだいたいの形にします・・・
この樹脂はかなり硬いですから折れやすいので注意をして下さい、荒めの240番とか320番のペーパーを両面テープで木片に貼付けた物で削ると作業が楽で奇麗に出来ますよ。

寸法は大切なのですが一番大事なのが見た目ですね・・・。
実際にタイヤを付けたボディにフェンダーを取り付けてみて雰囲気を確かめます。
ロータスセブンSr.2は所有した事は無いのですがセブンは過去に乗っていましたので雰囲気はつかめていると思っています。
仮の固定なのでマスキングテープでフェンダーを固定しています、これくらいなら良い感じですが上から見ると後半部が少し幅広い感じなのでもう少し削ってみます・・・。


前から見ると・・・こんな感じ既に後半部の幅は削った後ですのでその部分は気にならないですね。
最前部の形状は少し尖り過ぎか・・・リアフェンダーが付いていないので今一歩わかり難いですが・・・左右のフェンダーを取り付けてから最終調整をしましょう。
最先端の部分は丁度タイヤの中心に来ていますので如何様にも微調整が可能です、キットのままではこの最先端の部分がタイヤの内側に来ていましたから微調整では済まない話ですね。
しかしキットが無ければこのフェンダーも自作せざるを得ない訳でして修正には苦労が伴いますが無いよりは良いか・・・。

今度はボディに取り付けの為のピンを打ちますフェンダー自体がかなり薄いですし割れやすい硬めの・・・丁度BBRの様な素材なので斜めにピンを打つのは至難の業ですね、慎重にピンバイスを操って穴を開けました。
割れたらもう一度樹脂を盛る所からやり直しになります。

ピンでフェンダーをボディに留めました。
つまり最終組み立てと同じ方法です・・・これで接着剤を塗って取り付ければ強度は抜群でしょう、後はフェンダーの前から2/3くらいの所に金属製のステーが付いていますから後で真鍮帯金で作ってみましょう。
反対側はまだマスキングテープのままですからそちらもピンを打たなければなりません、まだまだ慎重な作業が続く訳です。


斜め前から・・・向かって左のフェンダーは少し上気味ですからピンの角度を微調整しなければなりません、向かって左側は少し下気味ですがまだマスキングテープなのでこんな物でしょう・・・。

反対側もピンを埋めまして取り付けてみました。
こちらは微調整が要らない位イメージ通りの高さを保てましたね・・・。
後はエンジンルームとボンネット、フロントノーズ・・・最終的にはタイヤもダンロップタイヤを作りたいですね。

斜め上から・・・

このセブンはショップからのご依頼品なので最終的にはショップのショーウインドに並ぶ事になると思いますが、こんなに改造してしまって良かったんだろうか・・・ここまでしている事は当然ショップの担当者の方には内緒なので・・・(笑)

いったいどなたに買われて行くのだろうか・・・?

イノシシが出ました!

2013-06-10 20:44:22 | Lotus Seven S2
今日の山陰も雨が降っていません、数日後に台風が来るらしいのでその時には降るのでしょうけれど、当分の間我慢が続きますね。
昨夜我慢ならない事が起きました。
朝いつもの様に通勤するとジャガイモ畑に掘った痕が・・・隣のスイートバジルの畑も一部掘られていて苗が抜けています。
よく見ると2年生のブルーベリーの苗が8本も根っこから掘り起こされていて・・・それは無惨な状態です(汗)
どうやらイノシシがミミズや芋を狙って掘ったらしい・・・
仕方が無いので今日は午前中この修復に追われておりました、イノシシまで私の仕事の邪魔をするなんてどういう事でしょう(暴!)


午後少し遅くなってやっと潅水と修復を終わりましてこれでやっと制作に移れます。
制作はまたもやスーパーセブンです。
まだ気になる部分が有りましてボディの外板がない状態でフロントフェンダーを当てて見るとどうも少し幅が足りない感じがするのです。
実は幅が足りないというのはかなり深刻な問題でしてメタル製ならハンダを盛ったり真鍮板を使って簡単に直せるのですがレジンのフェンダーはそう簡単に延ばす事が出来ないんです。
それを確かめる為にまずはボディの外板を取り付けてゆきます。


フロントフェンダーのウインカーが一体モールドでついていますので削りおとして自作の物を付けるのですが場所が後でもわかる様に貫通させた穴を開けておきます。
その後にレジン製とは思えない程のバリがついていますので整形しています。

ボディに取り付ける手段は何も考えられていないキットの様でして仕方が無いからボディとの取り付け面に2本のピンを打っておきます。

ボディにフロントフェンダーを取り付けてみると・・・

やはり幅がたりませんね・・・タイヤがフェンダーから出っ張ってしまいます。
スーパーセブンという車はフェンダーから結構大きめに内側にタイヤが入っているのです、フェンダーの面一にタイヤが有る様ではロータスではなくケーターハムですね(笑)
しかもよく見て頂くとフェンダーの一番前の部分がタイヤの内側と同じ部分に有ります、本来ならフェンダーの一番先の部分はタイヤの中央部にくるはずなので2mmくらい寸法が不足している感じがします。

フェンダーを膨らせる方法を色々考えましたがやはりここは同じ樹脂系の物でつないだ方が良さそうです、パテでは強度的に難しいでしょうからね・・・特にボディとの接続にピンを打たなければならないので・・・。
今回もプラリペアを使ってフェンダーを延ばしておりますがまだ硬化していませんので加工は明日以降になります。





今日もスーパーセブン!

2013-06-09 22:06:37 | Lotus Seven S2
今日の山陰は曇りで少し湿度が高めの一日でした。
外で作業をしていた様子はダイアリーで後ほど公開致します(笑)

ダイアリーはこちらです。


さて本日はちょっとした荷物が届きまして・・・
これが何かご存知の方は私のHPにご訪問下さる方には簡単にわかるものと思います。

ボシカホイールのナロータイプで2スピナーの物で20台分有る・・・はずです(笑)
これからの製作用に少しまとまった数を入手しておきました。
このホイールはその構造で何種類か有りまして今回入手した物は中央部がハンダ付けされた中期タイプでは無くて最終型?・・・じゃなくて先日ラクーンさんから買って来た現行型と同じ物のようですね。
これくらい数が有ればまとまった数の製作にも対応が可能になりますね・・・当分心配ない数です。


さて肝心のスーパーセブンはフロントサスペンションのロアアームを作ります。
いくつかの構造で作ってみましたが最終的にこの方法で作った物が一番良い感じですね。

フロントサスペンションはフレームにハンダ付けした真鍮パイプに差し込む構造なのでこんな感じで作業が出来ます。
ロアアームの素材は0.6mmの洋白線でくの字型に曲げて角の部分をつぶしアップライトのピンを差し込める様に0.6mmの穴をあけてあります。


同じ様に反対側のロアアームも作りました・・・これでフロントの左右のタイヤがきちんと固定できますね。

フロントサスペンションの目処がついたらステアリングのタイロッドを作りたいのですがこれを作るにはボディサイドの外板を取付けなければステアリングの位置関係が分かりませんね。
ボディサイドの外板を取付ける為にはコクピットの足元の隔壁を取付けないと後では取付けられなくなってしまいます。
ここはアルミ板を0.5mmから0.3mmに延ばして使います。
寸法を測って切り出してみました。
角の部分が四角く切って有るのはフレームに干渉するのを防ぐ為ですね。

向って左側の部分はドライバーズシート側で少し足元が深くなっています。
アシスタント側/ドライバー側共に隔壁を付けてみました。

足元正面では無く側面の板を取付けておりますが・・・。

足元完成致しました。

コクピット前側のパネルも追加してみました、こうなると結構格好良いですね。


中途半端じゃ次に進めない(笑)

2013-06-07 22:39:27 | Lotus Seven S2
今日も良い天気で日中は少し暑いくらいの陽気でしたが夕方になるとかなり涼しくなって来まして帰る頃には寒いくらいですね。
天気が良いお陰で収穫をしたタマネギは少しずつ乾いて来ておりましてそろそろ束ねておかないといけませんね、全く時間が何時間有っても足りません・・・この所もう少しの辛抱だから・・・とつぶやいております。

さて本日の製作ですが今一番悩んでいる部品の製作になりますね。
それはフロントサスペンションです。
アームを作るのに少々手間取っています。
まずは本日のファーストトライです。
0.6mmの洋白線の先の3.0mmほどを0.4mm程度にリューターで回しながら削ります。

そしてこの先を丸く曲げてアップライトの接続部分を差し込む作戦になります・・・(笑)
しかしこの方法は上手くいかずあえなく失敗!

次はメインのアームを外径0.8mm内径0.4mmに真鍮パイプで制作してスタビが差し込まれる部分をつぶして0.5mmの穴をあけてスタビを差し込みます。
アップライトは?型に0.4mmの洋白線を曲げてハンダ付けをしました一見良さそうに見えます・・・

実はアップライトの取り付けとなる?字型の部分とスタビの貫通部分までの距離がこれ以上短く出来ない為にバランスが悪く使えませんね。
仕方が無いので0.6mmの洋白線の2カ所をフラットペンチでつぶしました、つぶす方向を90度変えてあるのは画像をご覧になった通りです。

エンド側はアップライトの取付け、その内側のつぶした部分はスタビの差し込み部分です。
これでアッパーアームを作るとなかなか感じが良いですね。

本日はもう少し頑張って反対側も作りました・・・

アッパーアームが完成して嬉しいので違った角度からもう一枚!

半日頑張って失敗したアッパーアームの数々です、最後に記念写真・・・・と言う訳。
この後ゴミ箱に消えてゆきました(笑)