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Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

今日は構造を考えるだけで時間が過ぎてしまいました!

2013-05-20 21:18:59 | Lotus Seven S2
本日は晴れて暑い一日になりました11時頃には24℃有りましたから2時頃にはいったい何度くらい有ったんでしょうね。
本日で午前中の畑仕事はセロリとレタスを定植しましたから一段落しました、後はサツマイモのツルとメロンの苗が送られて来たら少し仕事ができますがまあそれまでは一段落という事ですね。
明日の夜はブルーバードの納品で夜行の高速バスで出掛けます、10時頃に池袋ですからまあ余裕で到着出来るはずです。

本日の製作はスーパーセブンです。
リアサスペンションの続きですが実車はこんな感じになっていますので考えなければならない所ですね。

何せお預かりしているキットでは完成する事など全く考えていない様な内容のキットですからキットから寸法だけ頂いて構成や部品はほとんど全て自作しなければなりません。
まずはその構造を考えなければいけないんです。
実際に手を動かして部品を作っているより頭の中で考えている時間が長いです。
こんな部品を作ってみました。
真鍮板は0.2mm厚で4枚重ねてハンダ付けしてあります、何時もの様に同じ部品を4つ作りたいからですね。
ラジオペンチでくわえておいて削っておりますが大きさが小さい事は想像出来ますね。


次は内径が0.5mm外径が0.65mmのパイプを旋盤で挽いて作っておきまして長さを2.0mmに切っております。

ハンドバイスに固定しておいて半分を削り取ってしまいます。

最初に作った4枚の板の内の2枚を両サイドにハンダ付けします・・・

真鍮パイプの内側のRに反って針ヤスリを使って削ります・・・
余りにも小さ過ぎて部品を手で固定するのが辛いですね・・・(笑)

穴を開けた部分にアドラーズネストのボルトのSサイズを通しておきます、些細な事なのですがここに六角ボルトを使っておくと見えそうで見えない感じになって非常に雰囲気が良い・・・と私は思います。




さてこの部品がどこの部品なのかまだご説明をしておりませんでしたね、この部品はここの部品なのです。

どこかよくわからないって?
リアアクスルの両サイドにダンパーの取付けステーが有るのですがこのステーがこの部品なのです。
先程の六角ボルトの反対側を長く残して置いたのはその部分にシャーシと結ぶ為のロッドが付く為なんですね如何ですか?なかなか良いと思いませんか?
次の製作の時にはこのロッドを作る事になりますね。

明日は夜から出掛けますので明日は普通通り制作します、明後日は納品の為製作をお休み致します。
よって更新も明日は行いますが、明後日は更新をお休み致します。

久しぶりのセブン!

2013-05-17 21:10:25 | Lotus Seven S2
前回、何時製作をしたのか記憶が無い・・・今年始め頃には作っていた様な・・・(笑)
これも早く作らないといけないのにね~。
どこまで作ったのかさえも忘れています、思い出すまで少々時間が必要かもしれませんね。

参考になる物を探しているとずっと昔に作ったタミヤの1/24のプラモデルが有った事を思い出しました。
早速探して引っ張り出すと・・・
随分壊れていますね・・・確か長男が生まれるよりも前に作ったはずなので25年くらい前の作品(ジャンク)かな。
これを見ていて思い出しました。
そうだリアサスペンションを作ってからフロント側を決めるんでした。
まずはリアサスペンションですね、タミヤのプラモデルを見てみると・・・こんな感じになっています。
この時代は少し複雑なリンクを介してダンパーユニットでリアアクスルを固定するチャップマンらしい構成ですね。

まずはドラムブレーキを真鍮丸棒から削り出します。

ドラムブレーキと言えども単純な形状ではないのです、タイヤからの泥の跳ね上げをドラムに入れない様にバックプレートには少しカエリが付いています。

リアアクスルのホーシングの太さを決めなければなりませんがスーパーセブンのリアアクスルはイギリスの大衆車の物を流用しているはずなのでそう太くて大きな物ではないはずです、軽量化の為にはギリギリのサイズの物のはず・・・そこで外径1.4mmの真鍮パイプを使う事にいたしました。

中央のギアケースの部分を作ります。
直径は5.5mm程になる様にしております。

少し複雑な形状になりますが切り出します。

ギアケース後ろ側の丸い部分を削ります。
バイトで削るのは大変なのでドリルレースしますが外周に近い部分はバイトで削って一段ほど弾を付けておきましてつながる部分はペーパーで形状を合わせておきました。

この丸い部分を半分ほどフライスで削りますここが凹んでいるのは訳が有りまして丸い部分にはリングギアが入っているのですが削った部分には何も無いのです、何も無い部分をそのまま丸くしておくとギアオイルが必要以上に入ってしまいますのでこの部分を凹めてあるのです。
軽自動車でダンプカーの後ろを走っていると目の前にデフが見えますね最近のデフにはこの凹みの無い物もありますからダンプカーの後ろを走っている時に少し観察してみて下さい。

丸い膨らみが少し大きかったので0.6mmほど削っております、これで少し自然に見えるかも・・・。
いよいよ切り出します。

今度はデフの前側のケースを作りますデフギアを支えている部分になりますのでデフキャリアーとも言いますね。
基本の型を削ったら糸鋸で切り目を入れておきます、この切り目に真鍮板をさしてハンダ付けをするとデフキャリアーの補強になる訳です。

ちょっと見え難いですが補強を入れたデフキャリアーが完成致しました。

リアアクスルをシャーシの所定の位置に入れてみて具合を確認します・・・マアマアこんな物かな(笑)
下側に有る1/24のプラモデルと比べてみて頂ければよくわかるかもしれませんね。

ロータスセブンの特徴有るリアのアクスルアームを作っています、素材は0.5mmの洋白線と内径0.4mm外径0.8mmの真鍮パイプを組み合わせています。

先程のアームの三角形の頂点の部分にピンを出しておいて、ピンでリアアクスルの固定をする訳ですね、上から見るとこんな感じです。

下からですとこんな感じかな~!

ちなみに
キットのホワイトメタル製のリアアクスルはこんな感じの物です、これじゃあちょっと使えないですよね。
自分が自分でハードルを高くしている様な気がしますが・・・(笑)

今日は珍しい方がいらっしゃいました!

2013-03-01 20:57:41 | Lotus Seven S2
本日も天気の話しから入ろうと思っていたのですが、今日は遠路はるばる三重県からWs43さんがいきなり来られました。
ドアを開けて「こんにちは~』と入ってこられたのですが直前までWs43さんのブログを見ていたので???????一瞬目を疑いました。
何でここに居られるのか判断がつかなくて・・・失礼いたしました。
家族旅行で山陰にいらっしゃったのですが本日はあいにくの雨でして松江市の堀川遊覧船に乗る事が出来たでしょうか?
本日は山陰名物のカニが美味しいお宿で一泊されるらしいですが楽しんで頂きたいですね。

何時もならブルーバードのステアリングの反対側を作る所なのですが、今日は色々なエッチングを一度に発注する為に手待ちになっていたロータススーパーセブンのフロントウインドの大きさを確認する作業を進めておかないといけなくなりました。
フロントウインドを確認するにあたってウインドの取り付け部の製作を進めておかないと合わせが出来ないのでここを進めます。
シャーシの部分を金属で作った物ですからウインドが付く上側の部分の素材を何にするのか大いに悩んでいました、ボディはグリーンに塗装するのですが、塗装するからと言ってレジンのままというのはどうも手抜きをした様で具合が良く無いですね。ここも金属板で作る事にいたします。
まずレジンの部品の幅と高さをアルミ板の分だけ詰めて小さくしておきます、仕上がり幅はあくまでもすぐ下のシャーシ部分と同じ幅にしたい訳です。中央を一旦切り取って幅を詰めて再接着します、ボンネットを外して上側をペーパーで削って一回り小さくしておきます。
画像では下側のシャーシよりも少し幅が小さくしてあるのが分りますね。

このレジンの塊に0.4mm程のアルミ板を接着するのですが接着前に形状を良く整えて削っておき形状が合うように調節しながら曲げてゆき接着します。

そうそう接着前にこのカウルの後ろ側を1.5mm程短くなるように削っておきますアルミ板を接着してからでは削り難いので今のうちに削っておけば楽ですね。
ここは後にメーターパネルを接着する為の接着代になるのです。

まだアルミ板を接着はしていないのですがこんな感じできれいに納まりますね。

表面をきれいに磨いて接着します、接着後にでもまだ修正が利きますので合わない部分は削って上下を合わせておきます。
金属地で有るべき部分が金属地になっていると気持ちがいい物です、

次はメーターパネルを切りだして接着してみます。ここにメーターが並ぶ訳ですね・・・なかなか格好良いですね。メーターパネルは赤系かな・・・。
前側も金属板で蓋をしますここの合わせは外板の中側にパネルが入るようにしておきます。
実際にここまではボディカラーのグリーンになりますから隙間はパテで埋めてやる事が出来ますから少し位は隙間が有っても大丈夫ですよ。
そして先程作ったパネルの前側にボンネットを支えるようにボンネットの板厚分一段低い部分が有ります。
それを厚さ0.8mmのアルミ板で作っております、ボディに付けるとこんな感じです。


これでウインドウを確認する事が出来ますからこの後寸法を測ってエッチングにだす事になりますね。


ノーズコーンの複製準備です

2013-02-21 17:54:26 | Lotus Seven S2
先日考えたCAM製のロータススーパーセブンのノーズコーンを複製して現在製作中のスーパーセブンに流用する準備をしております。
本来ならキットのパーツを流用するのが一番手っ取り早いのですが、ノーズコーンだけもう一つお譲り頂ければ問題ないのですがそんな勝手な願いは叶うはずもなく・・・(笑)
さりとて貴重なキットを潰してしまう訳にはいきませんのでこの部品だけ複製して使おうと思います。
複製を作る場合いつも考えるのは複製に慣れないからかどの様にシリコン型を分割すれば良いのかと言う事です、今回の様に口が貫通している物はこの部分のシリコン型を切らないとパーツが取り出せませんので困った物です。
今回はノーズの穴の部分にセロハンテープを貼っておいてこの部分でシリコン型が切れる様にしておきました。
注型口はノーズの下側の比較的平らな部分に付けておき後で修正が簡単に出来る様にしておきます。

次にプラ板にこれを接着して立てておきますが、今回はノーズの重量が余りにも重いので下のプラ板に穴を開けて差し込む様にして留めました。

これで後はシリコン型の枠を作ってキャストを待つだけです。
シリコンは他作業との同時作業を嫌います(手にシリコンが付くから)他の物が準備出来た時に一緒にキャストしましょう。

検討中です

2013-02-16 10:13:38 | Lotus Seven S2
昨日CAM製のロータススーパーセブンを入手したと書きましたが、実は購入に至った理由がありまして・・・・

現在製作中のメアキット製のスーパーセブンではどうにも解決出来ない問題点が有るのです。
それはノーズカウルの形状です。

左側がメアキット製の物で幅が狭く縦長な印象ですね。右側はCAM製ですがこちらの方が実車の印象に近いのです。
メアの物を一旦カットして幅を広げる事も出来ますがCAM製の物を整形して合わせて使った方が良さそうなのです。
メアキット製の物を加工する事は難しく無いですがプラ板で幅を広げた場合には異種素材を貼り合わせて使用と言う事になりますので再キャストは必要になって来ます、再キャストをするならCAM製のノーズを複製して使った方が合理的と言う事です。複製すれば貴重なキットを潰さずに済みます。
またセブンのノーズコーンはFRP製ですので樹脂で制作する事に全く問題はないかと・・・(笑)

ただしノーズのインテークのメッシュは同じ物が無いのでエッチングで作るかハンダで組むのかのいずれかの方法で作らないといけませんね。
考えどころですね~。