午後から雨が降ってきた。木々の緑が次第に力を増してきて新芽が開き,上に横に勢力図を拡げていく。木々はいつまで経っても成長を続ける青年期真っ只中なように思え羨ましい。私は腰が疼〔うず〕いたり、言葉が出なかったりするのに。木だっていろんな不満や悩みを抱えているのでしょうけれど何の悩みもないように黙々と生きている。自然に身を任せて。人は自然に抗〔あらが〕い、いろいろと考えすぎて自滅する弱い生き物に思える。弱いから虚勢を張り、木のようにでんと構えておれないのでしょう。木はじっと動かずに近くに在るものに満足し、無ければ耐える。人は動きまわり、手元に在るものを更に得ようとし、無ければ他から奪おうと更に動き回る。その姿を木は無駄なエネルギーを消費してバカみたいだと上から眺めて笑っているかもと思う。人は木から笑われていることも知らずに無駄なことを今日もしている。
私は雨が降る前に買い物を済ませました。家人は山手のコミュニティセンターで卓球でした。そのお仲間が家庭菜園で栽培された蕗とエンドウを頂いて帰ってきました(→写真)。
◆麻婆豆腐 ◆鶏レバーの串焼き ◆胡瓜のもずく酢 ◆えのき茸とセリのスープ ◆ご飯
~ 麻婆豆腐 でお腹が満腹です ~
追記: 日本民話「三年寝太郎」を思いながら書きました。木は三年どころか千年以上(?)も寝太郎ですが地球にとって大いに貢献しています。