郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

片道1時間かけて買い物に

2011年05月05日 | 日記

 高槻から持ってきた食料品も底をつき、帰るまでの2、3日分の買出しに隣の町まで歩いてスーパーに買い物に行きました。魚、肉、食パン、スナック菓子等を買い、最後に今日が端午の節句で柏餅をと、白色とヨモギの入った緑色のものを買いました。
 柏餅は高槻で食べる波型葉のものと違い、葉が丸型です。この葉はユリ科つる性のサルトリイバラ(猿捕茨)、別名サンキライ(山帰来)、この実が毒消しなので山に入り食べて帰って来れることからその名が付いたと言う。また、塊茎(球根)は生薬で吹き出物、肌荒れに効果があり便秘薬・毒掃丸にも入っているそうだ。波型の葉は柏でなくブナ科の槲(カシワ)である。香りもよく、新葉の芽を待ってから古葉が落ちるので世代継続で目出度いと喜ばれ柏餅に使われる。柏は松以外の針葉樹の総称であり、強いて言えばヒノキ科のコノテガシワを指す。カシワは樫(カシ)の葉と勘違いしている人が多いが、こちらはブナ科常緑樹でありまったく違う。
 行きは海岸線の道を5km歩き、帰りは山道の峠越えをした。車ではなんて事もない距離だが歩くと疲れる。疲れを癒してくれるのは実家に咲く、白花蛇苺、シラン、サヤエンドウ、蒲公英・わたぼうし、芙蓉、平戸つつじ、羽衣ジャスミンたちと広いお風呂である。


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