郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

農場の梨

2010年08月24日 | 日記

 

 

 

 

  散歩道の京大農場にはいろいろな種類の梨が試験的に栽培されている。試食したいが我慢して帰る。そう言えば鳥取県では二十世紀梨よりも糖度が高く、8月から出荷できる「なつひめ」や「新甘泉」の梨を栽培しているニュースを見た。梨も赤梨、青梨があり、交配して新品種がいろいろ出来ているようだ。京大教授菊池秋雄博士がもともと東京府立園芸学校時代に交配して「菊水」、「八雲」の新品種を作り、また「新高」も出した。その系統が生産量として多く、現在では幸水、豊水、二十世紀(人工によらない突然変異)、新高の4品種だけで、収穫量の約9割を占めている。新品種の例:「菊水」X「早生幸蔵」=「幸水」(8月上旬~)、「菊水」X「八雲」=「豊水」(8月中旬~)、潟県原産「天の川」X 知県原産「今村秋」=「新高」(10月上旬~)→熊本荒尾市で栽培「荒尾ジャンボ梨」、(「新高」×「豊水」)×「幸水」=「あきづき」(9月中旬~) etc。この京大農場でもどんな新品種が生まれたのであろうか。


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