僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

ボンジュール、フランス租界!

2013年11月16日 | 海外をぶらぶらする

今回の往路はなにわの鉄人28号こと、

南海ラピート!

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噂に違わぬ鉄人っぷりだぜ。

車内はこんな感じで

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やや年期が感じられる。

せっかく関西に来たので

関空で神座の美味しいらーめんなんぞを頂いてみる。

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やってきたのは何度目だかわからない

リニアモーターの走る浦東空港。

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南海ラピートからの上海トランスラピッド。
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ガタゴトガタゴトしながら301km/hくらいはだしちゃう。

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隣にはなにやら建設中の路線も・・・。

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仕事がはやいねぇ中国は。

で、

今回の宿泊は金門大酒店。
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1926年築のクラシックホテル。

その当時はさぞや華やかな賑わいを見せたことだろう。

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内部も外観同様にレトロな雰囲気を保つ。

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敷き詰められた絨毯がいかにもクラシカル。
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内装も古びた部屋を改築したようで、

ちょとカビ臭い雰囲気が租界時代の夢物語を思い起こさせる。

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それはさておいてやってきたのは

フランス租界のまっただなか復興公園。
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公園はそのまんまフランス庭園で

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人民の国らしからぬハイソサエティな雰囲気。
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ま、

どんな公園でも人民にかかれば
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あっという間に
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青空賭博場だけどね。
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こちらではバンドの練習やら
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ダンスなんかも。
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何にせよ自己主張の強いお国柄だ。
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公園を後にして孫文記念館を目指して歩く。

付近は当時建物を再利用した住居が多く

閑静な住宅街という言葉がしっくりくる。
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こじゃれた洋館が並ぶ。
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中国といえば「全家便利商店」こと

ファミリーマートの天下だとばかり思っていたら

珍しくローソンなんぞも見かける。
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交通大学とやらもなんだかお洒落。

電車の運転でも学ぶんだろか笑。
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なんて小馬鹿にしてたら

北京大学、清華大学に次ぐ中国屈指の名門校で

江沢民の出身校としても有名との事。

これは失礼しました。

ときに復興中路を西進しているつもりが

実際は重慶南路を南下しており

なんと公園を出た直後から道を誤っていた。

てことで建国中路を西進し

思南路を北上する。

この思南路がとにかくおしゃれな並木道。

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この閑静な住宅街の一角に

かつて周恩来が執務した周公館がある。

入場料は無料でござる!
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周恩来といえば日中国交正常化の立役者で

人徳者としていまなおファンの多い

中国を代表する政治家の一人。

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今の日中にも

当時の周恩来や孫文のように

相互理解に富む政治家か

より多くの一般市民が必要なんだろうな。
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執務室や客間、スタッフルームなど

当時のままで興味深い。

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しかしいい住宅街だ。

繰り返すが実に中国ぽくない。
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代官山とかいるみたい。
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しかしまぁ

なんでこれらの建物が撮影禁止かわからんが

撮影禁止のサインの横でパッシャパッシャ撮りまくる

中国人すげえなぁ。
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このお洒落スポットでハイティーのオープンカフェを発見!
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いやーマジでバブルだわ。

ニューリッチだわ。
しっかり賑わってるんだもの。

思南路をさらに北上すると

孫中山胡居記念館。
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文字通り孫文の旧居を記念館に改造したもの。
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中身は辛亥革命からの中華民国建国

からの中華人民共和国立国の物語で
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台湾の国父記念館もそうだったけど

共産党こそが中華の正当な継承者である!

という愛国的な内容になっている。

いい家に住んでるなぁ、孫文さん。
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周恩来にせよ孫文にせよ、

かつての日本留学生が歴史の偉人になっているということは

実に誇り高いことだ。

上海はさすがに都会であり

都会の象徴のスタバの

しかも大型店舗がごろんごろんしてる。
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なお、

思南路には瑞金賓館という

高級クラシカルホテルが建っている。

平たく言うとインターコンチネンタルホテルなのだが、

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まじで高級旅館。

100年前のイギリス庭園とレンガ造りの洋館で

かなり広い庭園の中にあり

上海の喧騒とは全くの別世界。
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いいかげん歩くのも飽きてくると

そろそろ常熟路。

このあたりはバイオリン屋が軒を連ねる。
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常熟路の十字路のオスカーズパブ(李香園)で一休み。
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中は白人が騒いでおりやや居心地が悪い。

ギネスを1パイント頂いて早々に失礼することに。

タップで頂くギネスは注ぎたてはチョコレート色なんだけど

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泡がおさまると黒い色に落ち着く。
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この近所に租界時代の建物を改築した

サーシャというバーがあるらしい。

次回は挑戦してみよう。

常熟路から地下鉄で人民広場のホテルまで戻って

ぜったい食べたかったのが

小籠包!!!

ホテルから徒歩5分の評判店

小楊生煎、黄河路店へやってきた。
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コネコネしてる娘さんをガラス越しに見学。
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できたそばから鉄鍋で焼いていくスタイル。
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やや大きめの焼小籠包を

カレースープで頂くのがスタンダード。
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焼き目がカリッカリで

シュウマイを食べているようだった。

食後は映画館を求めて南京東路の歩行者天国を歩く

が、

面白そうなのはなくて

ボッタクリの客引きに辟易して帰路につく。

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路上カラオケは健在。
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ある意味ストリートダンサー。
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小腹も減ったので

困った時の肯徳基で
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ハンバーガーをお持ち帰る。
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今日も良く歩いた。
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おやすみなさい。

と思ったけど

ホテルのラウンジバーで

マティーニを頂いて就寝することにする。

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にがいぜ。


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