あー、
明日から中国だー。
なんて思いながら手羽先と赤味噌ラガーを頂く。
この赤味噌ラガー、
日本のラガーにしてはズーンと重たい。
手羽先のような塩味の食事につまみにはちょとあわんな・・・。
機内ではもちろん青島ビールを飲み放題。
でやってきました中華人民共和国の上海!
なんだかんだ人生で最も多く訪れた外国都市は、
現時点ではなんとここ上海なんでございますな。
初めての上海で時速18kmの洗礼をうけた高速も
今日は安全運転。
全般的に万博を挟んで妙にマナーが良くなった気がする。
MUのせいで自由時間を2時間ロスしたけど
やってきました念願の・・・
森ビルっ!
おおお・・・
高すぎてテッペンが見えねえぜ・・・。
正式名称は上海環球金融中心というのだけどね。
頂上が栓抜きそのまんまの形。
タクシーのおっちゃんにも
ビルの絵を描いて行先指示したらちゃんと着いてくれた。
で、
森ビルの高さに驚いたのはもちろんだけど
一番驚いたのは
2008年完成の森ビルの横に森ビルより高いビルがすでに建っていたこと!
しかも建設途中ってこれ・・・
どこまで高くなるのか次回来るのが楽しみです。
で、
多少迷いながら入場ゲート発見。
ここから一度地下に潜って入場券を購入。
きっちりと危険物検査機を通されるが
でかすぎて通らない荷物は
このワンコくんが検査してくれる。
ここままだ地下部分。
上海・東京・NYの都市規模数値比較が続く。
なかなか興味深い。
さらに浦東を中心とした上海ジオラマ!
これはとてもよい!
誰であれ心を奪われてしまうあの外灘の夜景を
独り占めしてる気分になれる!
ここからエレベーターとエスカレーターを乗り継いで
最上階へ。
こ、これは・・・。
高すぎる!
高すぎてまっすぐ歩けない!
台北101だってスカイツリーだって
目がくらむなんてことはなかったのに
ここ上海森ビルではクラックラするのはなんででしょう。
薄っぺらいから?
ビル群に囲まれてるから??
いいえ、中国製だから!
外灘と逆側は金太郎飴のような住宅が並ぶ。
眼下の公園もこの通り。
いやけどこの上海の景色が一望できるのはすばらしい。
恐怖心に打ち勝つことさえできれば。
天災に見舞われたらどうしようなんて考えがおきなければ。
ずっと眺めていたいけれど
ちびりそうになりながら
本当は少しちびりながら最上階を後にする。
中層階ではなぜかクレヨンしんちゃん展・・・。
中国でも大人気らしい。
エレベーターはこのように素気がない。
これまた中国らしい!
震える足を押さえつけ1時間ぶりに地上に降り立つ。
高層ビルたちが森ビルを盟主として一堂に会しているようで
この景色はなかなか壮観。
ふもとから見上げた森ビル。
テッペンがみえないや。
で、これが隣にそびえるモンスタータワー。
すでに森ビルを超えているがどこまで伸ビルのだろう。
ビルだけに・・・。
いずれにしても中国の技術吸収力(パクリ力)と
マンパワーを感じずにはいられない。
ここから金山鉄路で湾岸エリアへ移動。
なにがすごいって新幹線が在来線に使われちゃってること。
始発駅から終着駅までゆっくり走って30分って・・・。
こらー中国!
日本の技術無駄使いすんのもええ加減にせーよー笑!
で今夜の食事は上海の平壌玉院酒家。
なにが珍しいって
朝鮮民主主義人民共和国直輸入のホステスさん
(通称喜び組のおねいさん)
が直接接待してくれること。
檀上では皆さまご存じのあの笑顔なのに
曲が止んだとたん
鉄仮面のような表情で舞台を後にする姿が実に妙。
お腹を満たした後は恒例の現地映画鑑賞会。
本日のお夜食はこちら。
TINY TIMES2(青木時代)
内容は薄っぺらい学生上がりの青春群像劇で、
日本でいうなら鈴木保奈美とか全盛のような内容。
がしかし
これはこれで今の中国の一瞬を確実に切り取っているのだと思う。
高度成長の饗宴を謳歌する中国の姿が
ありありと感じられて本当に面白かった。
今この瞬間に見ないと何の価値もない映画なのだろう。
数か月後の鑑賞では何の意味もないようにも思うが見ればわかる!
中国は今まさにバブルなのだと!
(繰り返すが内容は薄っぺらい。
バブルがバブルの時でないと価値がないように。)
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