僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

霞の城(山形)

2022年05月19日 | ぶらぶらする
今日も続くよ
山形ラーメンツアーは。
山形駅の東側にある
こちらの栄屋本店さんは
冷やしラーメンの元祖とされる店。
冷やしラーメンにも激しくひかれたものの
冷し鳥中華を頂く。
まぁどこも似たような感じで
鳥チャーシューに
トマトがのるのが特徴かな。
とにかくスープと油が固まらず
冷たいのに深い出汁を再現できているのが
不思議で仕方ない。
ちなみにちゃんと氷も入っている。
これは発明品といってもよい。
うまい。
その後、線路脇にある
山方中興の祖、最上義光歴史館へ足を運ぶ。
素晴らしいことに
なんと入館無料!
もう一回言います。
なんと入館無料なんです!
歴史館から線路をまたぐように架けられた
東大手門を渡ると山形城。
しかしこの山形城、
線路と併設されているという
世にも不思議な立地条件。
お堀の外側を
ガタンゴトンと昨日乗ってきた仙山線が走る。
まぁ、お茶の水や四谷あたりもお城の横といえばそうなるか。
東大手門をくぐり
枡形へ至る。
どうやらここが山形城の
1番の見どころらしい。
こちらが郷土の英雄、
最上義光公。
江戸の方に馬をむけて
睨みを効かせている。
もう少し早ければ
こちらの本丸への橋を渡れたみたい。
本丸御殿へ御用の方は16時までにお願いします。
山形駅から新幹線で帰るので
二の丸南大手門から
南へ下る。
場内は発掘中の箇所が多く
見どころはまだまだ増えそうだった。
新幹線まで時間があるので
駅前の展望台、
霞城セントラルから
山形を眺める。
ここで知ったけど
霞城とかいて
カジョウと読むらしい。
カスミジョウじゃないのね。
もうひとつ驚いたのは
山形市って
盆地だったんだ...。
東西南北
どこをみても山...。
海なし県はともかく
海のある県は
必ず海沿いに栄えているものとばかり思ってたよ...。
地上に降り立ち、
残された20分で
居酒屋1本勝負!
焼き鳥の名店小柳本店さんで
予約でいっぱいですと断られるも
20分だけ!
と駄々をこねて
カウンターの片隅を空けて頂く。
赤星のある店は間違いがないぜ!
まずは名物の豚レバーから
でかいでかい。
巨大なブリブリレバーが
レバー好きにはたまらない。
レバー嫌いには地獄絵図であろう。
返す刀で
トリとカシラの二刀流。
いづれの串もでかいでかい!
外側にしっかり目に焼いて
肉の旨みを封じ込めている。
よく焼きでしかもジューシーがお好みな
我儘ボーイには堪らない。
そしてきになるメニュー
とりどうふがやってきた。
なんとこちらまさかのお椀!
あっつあつのけんちん汁に
あっつあつの豆腐が沈む
むちゃくちゃ温まる一杯。
〆の〆の大〆で頂きますのは
待ってましたの肉中華!

こちらお馴染み冷やしラーメンに
親鳥を載せましたら
ささっと頂く
〆の一杯。
もう口の中が
熱いんだか冷たいんだか
よくわからないまま
20分1本勝負を終えて
心身共に大満足で
18時山形駅にチェックイン。
新幹線なのに踏切があるので有名
山形新幹線つばさ。
東京へ向かって
左側に座ると
あら不思議。
田んぼのまん真ん中に
誰が住むのか
聳え立つタワーマンション。

意外にも人気で
常に満室だとか。
そうじゃないとか。