女流短編小説の中で
以前からトップクラスで気になっていた
絲山秋子女史。
新幹線の待ち時間で
書店に飛び込んでみたが
唯一こちらのタイトルしか見当たらず即買い。
内容的には
ダークファンタジーというか
重松豊的というか
中年男性が
何10年もかけて小さいなりに積み上げてきたものを
スッといとも簡単になかったことにされ
まさにDQ6絶望の町状態。
やや身をつまされる気分になり
ちょと落ち込んでみる。
中途半端に自らの生い立ちを顧みて
ちょっとだけ気持ちに整理がついて
よくわからないうちに前向きになる
というストーリー。
よくわかんないけど
わかったきになってしまう。
なかまのいないRPGをやっている気分。