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僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

小さなカレー屋(大久保)

2024年08月27日 | カレーをいただく

牛すじカレー大盛・味噌豚追加を頂く。
暑い・・・
すこーしだけ暑さが緩んだとはいえ
まだまだ暑い。

折しも台風10号がゆるゆると上陸の機会をうかがっているさ中、
ただでさえ耐え難い蒸し暑さだというのに
12時にあわせて激しい夕立。
あっという間に上がって
カンカン照りの
天然スチームサウナのできあがり。
これはもうカレー一択でしょ!

重たい鞄・上着・傘を握りしめて
15分ほど行列。
オフィス街ま少しあるせいか
勤め人の並びは少なく
バラエティに富んだメンバーが並ぶ。
カウンタ―のみ8席で行列あり。
カレー専門店なので回転は早いと言いたいところだが
これがとんでもなく遅い。

夫婦でカウンター内を仕切っているが
ニコニコ笑顔のお姉さまは
終始オーダーを忘れて何度もやり直しを繰り返し
とんでもなく時間をかけて米をお皿に盛り
盛っては整えさらに盛るを繰り返す
こだわりの米盛職人のようなお兄さまで
提供までにむっちゃくちゃ時間がかる。
そしてそれを笑顔で良しとする
優しい世界がここにある。

カレーはめっちゃシナモン!
和風な体を装ってはいるが
完全にスパイスなやつ。
牛すじはカレーではなくライスにオンするところが面白い。
味噌豚はまんま味噌豚。
なぜカレーに味噌・・・。
ボリュームは素晴らしく辛みのない
家庭的かつシナモン。
いつまでも食べ続けたくなる
魔性のカレー。

きなこカリー(湘南台)

2024年08月25日 | カレーをいただく

薬屋の軒下をくぐると
そこはカレー屋だった・・・。
ソファー席の4人掛けテーブル以外は
全てカウンター。
メニューには3種盛までしかないが
駄々をこねて
4種盛のフォースを頂く。
うまいっ!
単品、2種あいがけ、トリプル3種がけ
ときて次が
裏メニューの「フォース」というのはなんだお粗末ではあるけど
レギュラーメニューの「チキンカレー」と
ナンプラーしっかり目の「ガパオ」、
季節メニューの
「杏子と食べる夏野菜のきなこカリー式ココナッツ牛すじカレー」
「豚x海老ダブル出汁闇鍋MIXピーナッツクリーム添え」
の4種あいがけ。

都心部なら+500円はするだろうな。
ガパオはナンプラーが強めなのでガパオぽくはあるけど
鶏ひき肉の辛くないキーマカレーのようで
ホーリーバジルもプリッキーヌもない上に
辛さが皆無のためいわゆるガパオぽくはない。
カレーはガチガチのスパイス&液状でどれもうまい。
この店は確実にもっと人気が出る。
ふんだんなスパイス遣いはもちろんだが
全く辛くないのだ。

この「辛くない」ということが最大の強みとなり
女性客やファミリー層が
こんな田舎まで足を運んで
列をなすのだと思う。
犬猫のクロッキーが3000円くらいで売られていたり、
こども食堂の寄付金を募っていたりと
慈善家的側面もあったりして
まだまだ有名になりそうな香りが随所に漂う。
辛さをもとめる諸兄には
レジ前のマサラパウダーをぶちまける事をお勧めする。

うどん(五反田)

2024年08月23日 | カレーをいただく

まさかの夏休みでとん金にふられてしまい
スワチカでメンチのリベンジか
珍店名うどんのカレーか悩んだ末に
うどんを選択。
着席して気づいた
というわけで20年ぶりの来店。
うっひょー。
季節のスープカレー8月
スパイシーゴーヤを頂く。

大量のゴーヤと豚バラスライスのピリ辛炒め。

ゴーヤの苦みと
豚バラ脂の甘味で
熱湯と氷水を交互にかけられているようで
お口はパニック、体は汗だく。

おかしな店主の
おかしなカレー(最上級の誉め言葉)。


スワチカ(五反田)

2024年08月22日 | カレーをいただく

メンチカレーを頂く。
メンチカツを看板とする定食屋さんながら
戦前に存在したとされる
カレー粉「スワチカ」を店名にするほど
カレーにも自信をもつこちらのお店。
とくれば
看板x看板でメンチカレーの一択しかなろう。
カウンタ―一直線でゆるゆるとテレビを見ながら
ランチをつつくという
労働者にぴったりのスタイル。
しかしながら!
メンチとカレーソースの相性が今ひとつで
お互いの良さをしっかり相殺してしまう。
特にカレーソースの味が濃すぎて
メンチの味が全くしない。
これは勿体なさ過ぎる。
早急にメンチ目的に再訪せねばいかん。

アッチャカーナ(二子玉川)

2024年08月12日 | カレーをいただく
二子玉川高島屋本館1階のどこかにそれはある。

と聞かされてきたもののかなり難易度の高いロケーション。
3階に迷い込んだり
気づけば地下デリカ売場にいたりしながら
散々迷って本館1階の外にようやくお目当てのカレー屋を発見。
どうやら喫茶店の間借りカレーのような業態のようす。
高島屋なのに?
キーマカレーを頂く。

カレーだけでも結構するのに
みなさん贅沢にもビールとか紅茶とか片手に
カレーを楽しんでる。
さすがは富裕層の町、世田谷。
この程度は贅沢に入らないんだろうなぁ。
甘くて深みがあり
ひき肉もしっかりしたリッチなキーマカレー。
焼き茄子が外側カリッと
内側トロッとで
凄まじくうまい。

米✖️キーマでなく
茄子を中心にキーマで頂きたいくらい。
クローブがしっかりきいているのもいい。
ひき肉とスパイスが両立できてるキーマって
意外と少ないんじゃないかな。
なお、米は白米と麦飯の2択。
口直しの甘いコーヒー。
なんか贅沢な気分。