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沖縄、翁長雄志知事に徹底してイジメの姿勢を見せる安倍政権の狭量さ加減。

2015年01月09日 14時04分12秒 | 日記
 なんと言う狭量なイジメの見本であろうか。 子供たちのいじめ防止など、あれこれ言う資格がどこにあるのかと思ってしまう。

 この内容こそ、今の安倍政権の本質をズバリ表している。

 それは沖縄に対する、あからさまなイジメだ。

 翁長雄志知事が沖縄県民の民意で、前仲井真氏に大差で勝利した。その後の衆院選でも沖縄の自民党議員は全滅した。鹿児島を含む比例区で、ようやく当選しただけだ。

 米軍基地の辺野古移転には、沖縄県民ははっきりとノーを突きつけているのだ。前仲井真知事も、県民の意思に背いて辺野古移転は沖縄の為になると、最後で寝返ってしまったから、沖縄県民が、仲井真氏を支持しなかったのは当然である。

 そして県知事選では、仲井真氏を支援するために、安倍政権は多くのアメをしゃぶらせようと必死に企んだが、そんな事で沖縄県民の心は買えないのは当然のことであった。

 そして正式に当選した翁長新知事が挨拶に行ったが、安倍首相や菅官房長官は会おうともしない。そしてサトウキビの交付金でも農水省は会おうとしない。

 あんな狭量でイジメ大好きな安倍首相などに、翁長知事は金輪際ヘイコラと会う必要などない。

 沖縄県民は、今の日本政府などに頼らず、沖縄そのものを自分達の理想とする島国に造り変えるべきだ。

 安倍政権が進めようとしたとした、薄っぺらなカジノ構想なども、沖縄県は蹴っ飛ばしたようだ。

 聞くところによると、中国資本の投資も受けて、パンダを始め多くの動物を集めた巨大な動物園テーマパーク構想も検討されていると言う。

 多くの中国やアジアを始め海外の観光客を呼びこめれば、沖縄は大リゾート地に変身できるポテンシャルを持っている。

 日本政府のケチくさい交付金に頼らずに、充分自立できるだろう。

 安倍政権が大慌てをするような計画をぶち上げることだ。

(琉球新報 社説より貼り付け)

<社説>対話拒否 安倍政権は知事と向き合え
2015年1月8日

 安倍政権は県知事選と衆院選の県内選挙区で完敗した意味をよく理解できていないのではないか。そうとしか思えない振る舞いだ。

 サトウキビ交付金に関して県が上京中の翁長雄志知事と西川公也農相の面会を求めたのに対し、農林水産省はこれを断った。

 農水省は日程を理由としたが、農相はJA関係者の要請には応じ、自民党の地元国会議員が同行している。閣僚への面会では一般に与党議員が仲介し、知事らが同行することが多いが、翁長知事は呼ばれなかった。自民党側が排除した形だ。

 県の要請を断った農水省の対応は極めて遺憾であり、県民の代表たる知事に対する官庁の対応として問題含みだ。農相らは官邸の顔色をうかがっているのだろう。

 昨年末、就任あいさつで上京した翁長知事に対し、安倍晋三首相や菅義偉官房長官らは会わなかった。今回の対応もその延長線上にあるが、翁長知事への冷遇が県民感情をさらに悪化させている現実が首相らには分からないようだ。

 米軍普天間飛行場の辺野古移設阻止を掲げて知事選で大勝した翁長氏との対話を拒むその姿勢は、その公約を支持した多くの沖縄の声を無視することにほかならない。民主主義の原点をも否定するような対応ではないか。

 安倍政権は新年度沖縄振興予算の減額を検討しているとも伝えられる。事実とすれば、基地と振興はリンクしないと強調してきた説明を自ら否定するものだ。政権方針に反対する沖縄を力で組み敷こうとする態度がにじむ。

 一方で自民党本部も、沖縄振興予算について議論する8日の沖縄振興調査会に翁長知事の出席を求めなかった。こちらも前県政時とは手のひらを返したような対応だ。

 党県連内には「衆院選でも反自民候補を支援した政敵に協力する必要はない」との声があるという。政党としての当然の論理、と言いたいようだが、政権党として、あまりに狭量な対応だ。権勢を誇示しようという思惑もちらつくが、地元益より党利党略を優先させるような対応では県民の支持は離れるだけだ。

 政権側の対話拒否について翁長知事は「あるがままの状況を県民や本土の方に見てもらい、考えてもらえればいい」と語った。安倍政権は知事冷遇への反発が広がる沖縄の民意を今こそ直視し、その非民主的な対応を恥じるべきだ。

(貼り付け終わり)