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エイプリルフールの日に考える。沖ノ鳥島の750億円の桟橋て、ナーニ?

2014年04月01日 16時43分02秒 | 日記
 昨日31日は、増税前最後の買い物が忙しくって、とうとうブログを書く時間がなかった。 と言うのは全くのウソ。(笑)

 いよいよ今日から消費税も上がって、増税前の買い物狂騒曲のTVのバカ報道番組も終わるだろう。

 しかし、本当に日本の国民はおとなしく従順であるなあと、筆者は思ってしまうよ。

 本来は8%消費税値上げの真の使い道などに、もっと怒りをぶっつけても良いはずなのに、増税を行う政府の権力者に文句もあまり言わず、唯々自分の生活防衛に、ささやかな低価格の日用品等を数か月分買い漁る事で満足しているなんて。

 とは言っても、それが一般の生活者の姿なのです。 筆者はこのブログをどういう形で進めようかと、考えていたのですが、やはり現段階では日本の権力者である安倍晋三政権の行おうとする政策で許せない事には、文句の一つは言うブログにしようと決心しましました。

 言葉に出さず心の中に仕舞い込んだままでいると、健康上いつまでたっても解放されないからね。

 言いたい事を言うのは、高齢者の特権でもあるのだと思います。少なくとも小生より若い人達より、この世に生きてきた時間が永かった事は間違いなく、それだけ経験した事も多かった筈ですから。

 さて、今日はエイプリルフールの日だ。

 最近の日本では、まずは安倍首相の「福島原発は完全にアンダーコントロール状態にある」と言う大ウソから始まり、悲劇の全盲の作曲家のゴーストライター事件、STAP細胞の素人にはチンプンカンプンの偽物騒ぎ、猪瀬前東京都知事や渡辺みんなの党代表の選挙資金借入のウソっぽい弁解などなど、枚挙にいとまがない。

 まるで4月1日が毎日続いている感じがするよ。(笑)

 日本人は、もう少々ウソをつかない国民になるべきではないのでしょうか?(アハハ)

 ところで、沖ノ鳥島で桟橋を建造中に事故が発生し、5人の作業者が亡くなり、2名が行方不明と言うニュースを知った。

 まず沖ノ鳥島は東京から1,700Kmも離れた絶海の弧島だ。

 筆者は一瞬、吉村 昭氏のドキュメンタリー小説「漂流」で、江戸時代に難破漂着した漁師が、その当時大量に生息していたアホウドリを食べ、生きながらえていた弧島ではなかったのか?と思ったが、この小説に出てくる鳥島は伊豆諸島の鳥島であった。

 この鳥島は東京から580Kmの距離にあると言うから、それに比べると沖ノ鳥島は、はるか彼方の絶海の孤島だ。

 しかも、沖ノ鳥島の写真を見て驚いた。これはどう見てもサンゴ礁に囲まれた岩礁だ。まあしかしこの周辺の海底地下資源が豊富だとのことで、排他的経済水域を設定でき、日本政府は岩礁の上に恭しくプレートを貼り付け、この岩礁に渡れる船着き場を建設していたらしい。

 殆どの日本人はそんなことを知らなかったと思う。やはり権益問題で中国と日本で、島だ岩だともめている島のようだ。

 そしてこの島か岩礁か分らないが、そこに接岸上陸できるように桟橋の建設を、2年前ころから行っていたらしい。

 筆者などシロートには、そんな桟橋は、せいぜい1億円前後で作れるものと思っていたが、これがなんと750億円もかかる大工事らしい。

 個人的な事業ならアホらしくてやらないような工事を、何故か国家の事業として粛々と行ってしまう。 この権力志向に、筆者は我々国民のチェックが本当に必要だと思ってしまうよ。

 ところがどのメディアも、事故発生の報道はあるが、その建設理由などの詳細な解説はスルーだ。

 日本の国民は、自分たちの払った税金の使い道を、もっと細かくチェックすべきではないかと、つくづく思わざるを得ませんでした。