ナショナリズムの高揚感で舞い上がって、方向転換出来ない安倍晋三首相に対し、中国の習近平政権も国内の不満分子からの突き上げに答えざるを得ないという事情もあるのか、冷めきった日中両国の対話のきっかけが掴めないままで推移している。
米国は日中の衝突の発生のリスク回避に、我々が思っている以上に深刻に対応策を計画しているようである。
米国の米太平洋軍のロックリア司令官が、万一に備えて中国人民解放軍の指令官との間に、直接電話で話すホットラインが確立されていないために、その必要性から確立に取り組むというニュースが発信された。
経済力も軍事力も巨大である日中両国の外交ルートが細く脆弱になっている事に、米国は本当に懸念しているのだろう。
中国との外交ルートは、かって与党の自民党内でも、色々協力な人脈が存在していたが、時の推移と共に途切れ、自民党政権内部の変質の結果でもあろうが、今の政権主流派には、ほゞゼロと言っても良い状態だ。
米国が恐れる日中の軍事衝突が発生すると、東アジアの平和は粉々になることは間違いなく、日中双方とも軍事力による破壊と、経済力も壊滅的に激変してしまうであろう。
戦争ごっこを夢見る安倍政権に自制を強いたくなってくる。
(ニューズウイーク電子版より貼り付け)
日中間の緊張によるリスクの高まりを懸念=米太平洋軍司令官
2014年01月24日(金)06時14分
[ワシントン 23日 ロイター] -米太平洋軍のロックリア司令官は23日、長引く日中関係の緊張によりリスクが高まる恐れがあるとして、懸念していると述べた。
司令官は国防総省でのブリーフィングで、日中間の緊張と衝突のリスクについて問われ「懸念している」と答えた。
その上で「巨大な経済力、軍事力を持った大国同士の意見が対立し、対話が閉ざされ外交的な解決策が見えない場合、リスク計算は高まる可能性がある」と述べた。
米国の役割は自制とプロ意識を促し続けることだとし、「外交的な対話と解決策が見い出されることを望む」とした。
東シナ海で危機が発生した際、米軍が素早く状況を緩和できるかについて、ロックリア司令官は中国人民解放軍の司令官との間でホットラインが設置されていないため直接電話で話すことが出来ないと指摘。「この点については取り組む必要がある」との考えを示した。
(貼り付け終わり)
米国は日中の衝突の発生のリスク回避に、我々が思っている以上に深刻に対応策を計画しているようである。
米国の米太平洋軍のロックリア司令官が、万一に備えて中国人民解放軍の指令官との間に、直接電話で話すホットラインが確立されていないために、その必要性から確立に取り組むというニュースが発信された。
経済力も軍事力も巨大である日中両国の外交ルートが細く脆弱になっている事に、米国は本当に懸念しているのだろう。
中国との外交ルートは、かって与党の自民党内でも、色々協力な人脈が存在していたが、時の推移と共に途切れ、自民党政権内部の変質の結果でもあろうが、今の政権主流派には、ほゞゼロと言っても良い状態だ。
米国が恐れる日中の軍事衝突が発生すると、東アジアの平和は粉々になることは間違いなく、日中双方とも軍事力による破壊と、経済力も壊滅的に激変してしまうであろう。
戦争ごっこを夢見る安倍政権に自制を強いたくなってくる。
(ニューズウイーク電子版より貼り付け)
日中間の緊張によるリスクの高まりを懸念=米太平洋軍司令官
2014年01月24日(金)06時14分
[ワシントン 23日 ロイター] -米太平洋軍のロックリア司令官は23日、長引く日中関係の緊張によりリスクが高まる恐れがあるとして、懸念していると述べた。
司令官は国防総省でのブリーフィングで、日中間の緊張と衝突のリスクについて問われ「懸念している」と答えた。
その上で「巨大な経済力、軍事力を持った大国同士の意見が対立し、対話が閉ざされ外交的な解決策が見えない場合、リスク計算は高まる可能性がある」と述べた。
米国の役割は自制とプロ意識を促し続けることだとし、「外交的な対話と解決策が見い出されることを望む」とした。
東シナ海で危機が発生した際、米軍が素早く状況を緩和できるかについて、ロックリア司令官は中国人民解放軍の司令官との間でホットラインが設置されていないため直接電話で話すことが出来ないと指摘。「この点については取り組む必要がある」との考えを示した。
(貼り付け終わり)