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脱原発の細川つぶしに、20年前の佐川急便資金問題を、引っ張り出すバカども

2014年01月15日 13時14分05秒 | 日記
 東京都知事選に予想されていたとおり、細川護熙元首相の出馬が確定した。

 小泉純一郎元首相も脱原発路線で細川氏と共鳴して、選挙応援をすると言明している。

 元々脱原発を主張している東京新聞の扱いなどは、細川、小泉関連の記事が大きく、同時に立候補した枡添要一氏には少々気の毒なくらいだ。(笑)

 政府関係者は「原発問題は国政の関与する事で、都知事選挙の争点にするのはおかしい」と言っているが、果してそうであろうか? 

 東京都民も筆者のような埼玉県民も、永年にわたり福島原発の電力の恩恵に預かっていた。今までは政府や電力側のPRで、原発は事故も起きず安全で安価な電力だと教え込まれてきた。

 しかし、小泉氏が地震国にある原発の危険性を知って、脱原発の思いを安倍総理などにも強く進言したが、真剣に聞く耳を持たなかったために、彼は猛然と小泉流の闘争心が燃え上がったのであろう。

 たまたま細川氏とのつながりもあったため、電力の最大消費地である東京都知事選に出馬する事を、細川氏に熱心に勧めたようだ。

 これもまた小泉流の戦略家らしいところで、それまでは猪瀬氏の後任はだれが都知事になろうが、どうせ自民党の息がかかった人物が当選するだけの、低調な選挙戦になるのだろうと筆者は思っていが、脱原発を大きな争点にした事で、がぜん今回の選挙戦が面白くなってきた。

 さっそく細川つぶしの為であろう、20年前の佐川急便からの選挙資金問題を担ぎ出す連中がいるが、20年もたつと時効もあれば、一度その件で政界を退いた細川氏である。禊ぎ(みそぎ)はすっかり終わっていると考えるのが普通だ。

 こんなバカな質問には、細川氏はいっさい答える必要はない。

 筆者は猪瀬氏の辞任問題でも書いたが、日本人は余りにも政治家の政治資金問題を、過剰に取り上げすぎると思う。

 細川氏も当時は新党を立ち上げる時期であったし、多くの資金を必要としていた筈だ。しかも資金管理には慣れていない職員が関わっていた事でもあったろう。

 何度でも言うように、清らかな水に住むような政治家に、どれだけの政治力があろうか?

 しかし、この法律は検察官僚などには使い勝手が良く、思うつぼでマークした政治家を排除し易く、政治資金規正法や公職選挙法の違反という要件で、本来の政治力を発揮させない為に、政界から排除してしまうのに、都合よく利用できる。

 これらの政治資金違反事件は、表面的な金額が大きいため、庶民を丸めこむのには大変都合よく、メディア側としても新聞も売り易く、視聴率も稼げるため相乗りしやすいのだ。 しかも見かけは正義ずらが出来る。

 しかし、国民にとっては、政治の方向性を狂わされる損失がどれだけ大きいか、良く考えて冷静に物事を判断しなければならない。

 筆者が見るところ、改革勢力がこの方法で排除されている事実が多いと感じる。

 今日の東京新聞はどの面を見ても、佐川急便の件は出ていなかった。 当然である。 20年前の時効の内容なのだ。

 しかし産経には、みんなの党の渡辺善美代表の口を借りているが、グチグチとみっともなく記事にしている。

 こういう事を馬鹿げた記者連中が、記者会見で、くどくどと細川氏に聞こうとするから、本当に記者連中も劣化しているよ。

(産経を貼り付け)

みんな・渡辺氏「細川元首相に佐川資金問題ただす」
2014.1.12 00:20 [東京都知事選]

 みんなの党の渡辺喜美代表は11日、仙台市内で記者会見し、2月の東京都知事選に立候補する意向を固めた細川護煕元首相に関し、佐川急便からの資金問題への見解をただす考えを示した。

 渡辺氏は「もらったのか、借りたのかはっきりしないまま(首相を)辞めた。20年前でも覚えている人がいるのだから、当然問題にならざるを得ない」と述べた。

 細川氏の「脱原発」の主張については「どうやって原発をゼロにするのか、聞かないといけない」と指摘した。

(貼り付け終わり)