最後の「381系国鉄色」の運行前夜、回送列車が向日町操に送り込まれてきました。この日も残業でしたが、就業後に急げば間に合いそうな場所を模索。山崎付近を撮影地に選び、猛スピードで高速を走らせました。おかげで何とか間に合い、寒い中急いでセッティングします。遠くに光るヘッドライトでは列車の区別がつきにくいので、とにかく撃ち続けます。長編成の貨物、681系サンダーバードを撮っては画像を確認します。やはり夜の走行シーンを捉えるのは困難です。冷え込む中、待つこと30分。ヘッドライトが近づくにつれ、はじめて確信します。381系送り込みが近づいてきました。HMは上手く映りませんが、懐かしい「あさしお」カラーでした。
翌日、本番の撮影地は、追っかけが可能なこと、アップでHMが撮れることを条件に考え、円山川橋梁からのスタートとしました。おおよそのリサーチはしたものの、明確な通過時刻を把握できていません。現地での同業者は3名ほど。挨拶を交わし、雑談をします。列車は約1時間近く待たなければいけないらしい。撮影直前の緊張感もなく、のんびりとセッティングできました。平和な撮影地です。ようやく20分前には大勢の人が集まってきました。
289系の通過後、しばらくして踏切の警報器と共に、遠くで381系のタイフォンが聞こえました。
陽は側面ですが、先頭のHM「あさしお」が、静かに近づいてきました。撮影後、全員が一気に移動します。和田山駅では撮影タイム(20分間)の停車のため、車に飛び乗り駅へ急ぎます。次の撮影地への先回り組と和田山駅での駅撮り組とに分かれます。和田山駅には車で5分ほど。駅では多くのファンが、思い思いの撮影を楽しみました。
玄武岩のキャラクターで有名?な玄さんも乗り込みます。
和田山で列車を見送り、追うように車で豊岡方面へと走らせます。狙いは、城崎温泉到着後の、豊岡への折り返し回送。先頭の1号車側のHMが「あさしお」のため、6号車側のHM「ありがとう381系」が昼間に撮れるのは、城崎・豊岡区間の折り返しでしかありません。しかし、途中で列車を追い抜いたらしく、城崎到着直前で撮影のチャンスが。急きょ玄武洞で駅撮りをすることにしました。
列車の通過を見送り、城崎には約10分ほどの停車で、回送として折り返してくるため、その場で待ち構えることにします。時間通りに、回送列車が反対方向からやってきました。通常、1番線が本線となるのですが、列車は2番線に回り込んできました。行き違いのため停車するようです。
列車は、待ち構えていた手前のホームに入り込んできてしまいましたが、目の前で停止し、ゆとりをもってアップで撮ることができました。
行き違い289系が通過していきました。最後の新・旧顔合わせシーンです。その後、豊岡へ向けて発車すると同時に、車で豊岡へ戻ります。381系車両は、豊岡構内に入るとしばしの休息です。夜、再び城崎温泉駅に送り込まれます。
国鉄時代のマークも懐かしいです。
381系の復路は、城崎温泉駅午後5時45分発。寒いホームでツァー客の待つ中、35分に入線してきました。
大阪から福知山線経由でやってきた381系は、再び京都に向けて出発し、遠ざかる風景をいつまでも見つめていました。前回の撮影は、夜の京都駅で待ち構えての撮影でしたが、今回は城崎温泉での出発を見送りました。これで、人生の中で最後の「381系国鉄色」の撮影も幕を閉じました。381系も、数日後の「ありがとう381系きのくに線」の運行後は、伯備線の「やくも」を残すのみとなります。「やくも」も国鉄色に戻していただき、有終の美を飾ってほしいものです。
(撮影走行距離 500.8Km)
翌日、本番の撮影地は、追っかけが可能なこと、アップでHMが撮れることを条件に考え、円山川橋梁からのスタートとしました。おおよそのリサーチはしたものの、明確な通過時刻を把握できていません。現地での同業者は3名ほど。挨拶を交わし、雑談をします。列車は約1時間近く待たなければいけないらしい。撮影直前の緊張感もなく、のんびりとセッティングできました。平和な撮影地です。ようやく20分前には大勢の人が集まってきました。
289系の通過後、しばらくして踏切の警報器と共に、遠くで381系のタイフォンが聞こえました。
陽は側面ですが、先頭のHM「あさしお」が、静かに近づいてきました。撮影後、全員が一気に移動します。和田山駅では撮影タイム(20分間)の停車のため、車に飛び乗り駅へ急ぎます。次の撮影地への先回り組と和田山駅での駅撮り組とに分かれます。和田山駅には車で5分ほど。駅では多くのファンが、思い思いの撮影を楽しみました。
玄武岩のキャラクターで有名?な玄さんも乗り込みます。
和田山で列車を見送り、追うように車で豊岡方面へと走らせます。狙いは、城崎温泉到着後の、豊岡への折り返し回送。先頭の1号車側のHMが「あさしお」のため、6号車側のHM「ありがとう381系」が昼間に撮れるのは、城崎・豊岡区間の折り返しでしかありません。しかし、途中で列車を追い抜いたらしく、城崎到着直前で撮影のチャンスが。急きょ玄武洞で駅撮りをすることにしました。
列車の通過を見送り、城崎には約10分ほどの停車で、回送として折り返してくるため、その場で待ち構えることにします。時間通りに、回送列車が反対方向からやってきました。通常、1番線が本線となるのですが、列車は2番線に回り込んできました。行き違いのため停車するようです。
列車は、待ち構えていた手前のホームに入り込んできてしまいましたが、目の前で停止し、ゆとりをもってアップで撮ることができました。
行き違い289系が通過していきました。最後の新・旧顔合わせシーンです。その後、豊岡へ向けて発車すると同時に、車で豊岡へ戻ります。381系車両は、豊岡構内に入るとしばしの休息です。夜、再び城崎温泉駅に送り込まれます。
国鉄時代のマークも懐かしいです。
381系の復路は、城崎温泉駅午後5時45分発。寒いホームでツァー客の待つ中、35分に入線してきました。
大阪から福知山線経由でやってきた381系は、再び京都に向けて出発し、遠ざかる風景をいつまでも見つめていました。前回の撮影は、夜の京都駅で待ち構えての撮影でしたが、今回は城崎温泉での出発を見送りました。これで、人生の中で最後の「381系国鉄色」の撮影も幕を閉じました。381系も、数日後の「ありがとう381系きのくに線」の運行後は、伯備線の「やくも」を残すのみとなります。「やくも」も国鉄色に戻していただき、有終の美を飾ってほしいものです。
(撮影走行距離 500.8Km)
もうお別れなんだなぁ…と、しみじみ…
一緒に381を追いかけている錯覚に囚われました。ちょぴり泣きました。
ありがとうございます
今回は駅撮り多い。なのに楽しく写真と文章を読み進めました。
楽しかったです!
おしこ
走行距離がすご過ぎますΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
綺麗に撮れていて見惚れました(≧∇≦)
これからも素敵な写真楽しみにしてます(=゜ω゜)ノ