大井川鉄道はSLで有名ですが、関西で活躍した南海・近鉄・京阪の旧車両が第2の人生を送っています。私たち関西人にとっては、懐かしい車両に出会える聖地なのです。今回は、紫陽花の見頃でもあり、久しぶりに川根路の大井川鉄道の撮影に出かけることにしました。
いつも通り夜中に車を走らせたものの、やはり眠い。現地到着も予定通りにはいかなかったものの、最近開通した新東名の利便性には関心させられました。
今回の目的は紫陽花。有名な撮影地を横目で見ながら、まずは川根温泉笹間渡駅で撮影します。天気は雨が降ったりやんだりでした。
旧南海車両がやってきました。紫陽花は思ったほどありません。早速、次の田野口へ移動します。
田野口駅にて
全盛期の頃は、南大阪線を走っていた旧近鉄車両もやってきました。
いろんなアングルで撮影したいところですが、また先を急ぎます。今度は崎平の紫陽花街道で撮影します。
移動中に茶畑を走る列車に遭遇しました。
現役の頃は特急列車として活躍していましたが、大井川ではのんびりと走るローカル列車です。
沿線は至る所に紫陽花が咲いています。
紫陽花街道を列車が通り抜けていきます。
時間通りにSLがやってきました。SLの撮影地としては今一つですが。
青部駅に寄ってみました。
小さな駅での乗降客は一人もいませんでした。
日も暮れ始め、日帰りの千頭温泉に行きます。人の気配が全く無いので躊躇しながらも、思い切って門をくぐると、庭の奥には食事処があり、その中からお風呂に案内されます。お客さんは一人も無く、お店には年配の女性が二人。のんびりできました。風呂上がりにウーロン茶をごちそうになり、大井川沿線のことを色々教えてくださいました。
さっぱりしたところで、暗くなった青部駅に寄ってみます。
静寂の中、列車がやってきました。乗降客はいません。最終列車も都会とは違って早いようです。
本日の最後は、再度、田野口駅に寄ってみました。
懐かしさを感じさせる駅舎は、木のぬくもりを感じさせます。列車が静かに動き出したのを見届けて撤収します。
二日目は、帰阪時間を考慮すると、あまり時間がありませんが、何とかSLだけは見届けて帰ることにします。
紫陽花街道でも、1日目とは違う場所での撮影。
ようやくSLがやってきました。これで撤収します。しかし、懐かしの京阪電車に出会うことができませんでした。
せっかくですので、有名ポイントで撮影しながら帰ります。
最後の最後に、旧京阪がやってきてくれました。紫陽花とのコラボが欲しかった。「SLの見える公園」より撮影。
神尾俯瞰撮影。
今回は、大満足とはいきませんが、多少の手応えがあったように思います。