草花探訪

季節の草花苗づくり

ひまわりの花その2

2012年08月15日 | 花の写真

先週に引き続き「ひまわり」について書きます。

先日(11日)の京都新聞「インカでは太陽の神の象徴」とありました。古代インカ帝国では

太陽の花と尊ばれ、石造りの神殿にはひまわりの花が彫刻され、太陽神に仕える聖女達

は金細工のひまわりを身に着けていたそうです。

日本では、阪神大震災後「復興のシンボル」として、そして昨年3月の東北大震災後は

放射性物質を吸収するという話がいろんなところで広がって注目された花としても有名です。

(放射性物質吸収については、実際の研究結果では残念ながら顕著な結果が出ていない)

さて、今回も写真を紹介しますが、その前に少しだけひまわりの豆知識を書きます。

まず、ひまわりの花ですがひとつの大きな花に見えますが、実際にはたくさんの小さな花の

集合体で、花弁のようになって外側に咲いている舌状花は飾りの花で実を結びません。

内側に密集している地味な管状の花が身を結ぶのです。大きな花全体に種がびっしり

詰まっているのがその証です。

次に、「ひまわり」という名は花が太陽を追って回るということに由来されてますが、茎の

伸びが止まると、蕾や花が動くことはないのです。

花など植物を種から育てられた方はご存知ですが、芽がでてから成長する過程で日の

当たる方へ向く性質を持っています。ひまわりのように若い茎の先の部分が大きくて

はっきりして、つぼみができ始めるころまで朝方は東、夕方は西ととってもよく動き太陽

を追いかけることからこの名がついたといわれています。

下手なうんちくのついでにひまわりの「花言葉」をいくつか紹介しておきます。「あこがれ」

「敬慕」「熱愛」「光輝」など。

では、最後に花の写真を。まず黄色花では私が写した写真の中で一番お気に入りです。

続いて、植物園で写してきた色々なひまわりの花です。

 

 

 

 

 

 


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