私が花を好み、花を育て、花の写真を撮るようになった大きなきっかけを作ったのは次の短歌
に出会ったことにあります。
「たのしみは 朝起き出でて 昨日まで 無かりし花の 咲けるを見るとき」(幕末の歌人橘 曙覧
の作品です。短歌の道に疎い私が、血液のがんを患って生死をかけてつらい闘病生活をしている
ときに、楽しみとか幸福とかは自分の心が決めるものだと知って、生きる勇気を与えてくれた思い
出の歌なのです。
さて、梅の開花を心待ちにしながら朝のウオーキングで立ち寄る北野天満宮、元旦にほんのりと
色づいた蕾を見つけてから毎日観察してきました。
でも、約十日過ぎた今日になっても残念ながら開花していません。蕾も同じような状態、少し変化が
あるのは色づいたつぼみが増えてきていることです。
北野天満宮を経て次に訪れる平野神社では水仙が一株咲いているのを見つけました。
この神社にはあちらこちらに水仙の株が生えていて、ところどころにつぼみをつけて
いますのでこれからが楽しみです。
また、ここの寒桜は見るたびに花も増え、訪れる参拝者の目を楽しませています。
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