先日の新聞記事の見出しに「ぶるっ 京で9,7度」とありました。確か10月早々は30度を
越す真夏日の連続でしたし、やっと本格的な秋が到来した感じです。
二日後には月が替わります。11月と言えば冬の入り口です。どうか今しばらく秋の深まる
スピードを減速して、少しでも長く秋でいてくださいと天に向かって祈りたい心境です。
さて、今回も早朝ウオーキングで目に入る秋らしい風景を簡易小型デジカメで写した写真
の中から北野天満宮の木々の葉の色づき様子を紹介します。
今出川通りに面した大鳥居をくぐってすぐ、右側に「右近馬場跡」のクヌギ・ムクなどの
林が続きます。そこには豊臣秀吉公が1587年開催した大茶会「北野大茶湯」の際に
使われた大閣井戸が。また、そこから楼門に掲げられている額「文道太祖」「風月太祖」
が、黄色く色づいた木々の葉に囲まれて、今がちょうど見ごろです。
本殿北右には数本の大銀杏があり、もみじとの配色が美しいのですが、ご覧のように
少しだけ色づき始めたというところです。
本殿左側、「史跡御土居のもみじ」(11月2日より有料拝観)の入り口にあるもみじも
まだ色づいていません。
お土居の上には「梅交庵」という茶室があって、抹茶の特別接待があるようです。
清流「紙屋川」を挟んでもみじのトンネル、川の右側が数メートルの高さのお土居、
その土手沿を覆い尽くすようにもみじの茂み、深紅に色ずくと本当にきれいですが。
緑もみじの中にところどころ少し色づいた木があって、本格的な紅葉が間近である
ことを知らせてくれます。
最後に、小生のカメラで写した色づき始めた木々の葉をアップで写したものを紹介。
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