草花探訪

季節の草花苗づくり

早春の花だより

2017年02月15日 | 花の写真

先週1週間は今冬一番の寒気に見舞われ震えていました。京都市域にも連日「大雪警報」

が出され、寒さと積雪対策に追われていました。

幸いにも積雪は少なかったのですが、この時期は私立高校入試や大文字駅伝大会があり、

小中学生と親、関係の教職員にとっては大変な一週間だったと思います。

大文字駅伝は、冬の都大路を舞台に行われる「全国高校駅伝」「都道府県対抗女子駅伝」に

続く今冬最後の駅伝大会、しかも全国唯一小学生が白バイを先導に公道を走る大会という

こともあって積雪が心配されていました。

写真は衣笠小学校前をスタートして約500mの地点、平野神社西北門あたりの様子。

 

建国記念日を含む週末は私立高校の入試日、あいにくの雪の中、北野天満宮には

早朝から祈願に立ち寄る受験生の姿も。(京阪神三都市は協定で同一日)

元中学校教師の私にはこの時期の教職員の苦労をつい先日のことのように思い出されます。

特に、過日の新聞報道で「中3生徒の暴力で校長鼻骨骨折」を読んでからはなおさらのこと。

怪我をしたT校長は、約30年前、私が管理職をしていた時の若手教員ですから他人ごとでは

いられません。

T校長は若いころ熱血教師でラガーマン、生徒や親から信望も厚く若手教員グループの

リーダー的存在でした。

30年前頃からほとんどの中学生が全日制を志望する状況にあり、2学期後半からは学校生活が

進路指導も学習も高校受験一色になりがちです。

教師は一生懸命指導していましたが生徒の中の数人、高校進学の希望を絶たれ、目的意識を失い、

そして自暴自棄になる生徒があるのです。時には暴れ教師反抗をし、器物破壊や授業妨害を。

その当時から暴力・破壊行動には体を張って止め、教師は手を出さない指導を徹底していました。

勿論管理職の私も率先垂範、暴れる生徒に殴られたりけられして、青あざぐらいの傷跡は途切

ることありませんでした。ただ顔面と腹部を殴られないよう自己防衛していたことを思い出します。

内心ピリピリと神経を張り巡らしながら、笑顔の表情で、悠々と行動していたあのころを。

T校長は逃げず、よけず、正面から受け止めていたようです。それこそ体を張っての指導でしょう。

この校長だけが例外ではありません。ほとんどの校長・教員は頑張っているのです。だから

なおさら、連日新聞報道されるいじめ問題の学校長・教育委員会の資質を問われる指導に

腹が立ってたまりません。

 

今回も長々と書き、肝心の今週の花の紹介が遅れました。

先日、京都府立植物園で「早春の草花展」が始まったという情報をえたので行ってきました。

約200種、1万株が長さ85mのビニールで覆われた展示場で、一足早い春を演出。

狭い場所での花を、いかに背景をぼかして花を引き立てるかを心がけて写したのが次の

5枚です。

地面近くに咲いているクリスマスローズ・フクジュソウ・ユキワリソウはピントを合わせる

のに精一杯。


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