7月末から昨日(11日)までの12日間、連続して京都では猛暑日に見舞われています。多分
今日(12日)も35度を超す暑さでしょうから新記録でしょう。
TVでは高温注意情報が毎日出て、こまめに水分補給を呼び掛ける中、一方で、京都では
ススキの穂が平年より19日早く出たと報じていました。
昼間の暑さで体力が奪われ感覚も鈍る昨今ですが、早朝5時スタートのウオーキングでは
季節の微妙な変化の流れを私は感じています。
気乗りしないウオークに出発まで躊躇しながら、いざ家を出るとさらっとした涼感が心地よく
足が自然に動きだします。天満宮の参道横の草むらからはコオロギの鳴き声が聞こえる
頃にはウオーキングのスイッチは確実に「ON]。
つい先日までは5時半ごろから聞こえ出してきたクマゼミの大合唱も、この2~3日前からは
ツクツクボウシの鳴き声に代わっています。1時間余り歩いて自宅に戻る頃、ようやくクマゼミ
がにぎやかな鳴き声が聞こえだします。
季節の花を求めて歩いている私ですが、この時期は花たちも一休みの期間、秋花への
移行期であり花木以外の草花は目につきません。
困ったときの植物園たのみと、一昨日(10日)「秋の気配」を探しに行ってきました。
「四季彩の丘」では秋の七草のススキとオミナエシが。下の2枚は青空を背景にぱちりと。
林の中の「生態園」では桔梗・萩・撫子が。
桔梗も撫子も実は初夏から咲き続けていて、どうして秋の七草なのかと疑問に思って
いました。その理由はわからないまま自然の森(生態園)の中にひっそりと咲く姿に
出会うとすごくマッチしていて、それだけで納得。
萩は咲き始めたところです。TVニュースによるとススキの穂と同じように京都では
萩はここが初咲きとか。
林の中で遠慮がち?に穂を出すススキ(再掲)も合わせて。
さて、最後に私の夏休み報告をしておきます。長男一家と丹後「夕日が浦海岸」に
行ってきました。
ここは私が若かった頃、51年前に付属中学校勤務していた時、まだ海水浴場として
開けていない浜詰海岸に「臨海学舎」を実施した思い出の海岸です。
付属での8年間に始まり、わが子が生まれてからは二男が中学校まで、そして孫が
生まれてからもずっと。
上の写真の入道雲の右に見える松原をスタートし、下の写真の灯台めがけて一直線に
泳いだ約120名による大遠泳(約2時間)。浜の名物になり付近の方々が多く観欄、応援
してくださった伝統は今も引き継がれてると聞き喜んでいます。
長男一家と女房の集合写真です。
ここは日本の夕日百選に選ばれている海岸、今回は沖に雲があって水平線に沈む
夕日は写真に撮れず残念。
最後に79歳の元体育教師と78歳の体育教師のツーショット、現役時代の
若かりし頃は引き締まった体躯の二人も、今はその面影もありません。
醜い姿で恐縮ですが、80目前の老人が今も水泳を楽しむ心意気に免じて
お許しください。