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草花探訪

季節の草花苗づくり

秋の気配を探しに

2015年08月12日 | 花の写真

7月末から昨日(11日)までの12日間、連続して京都では猛暑日に見舞われています。多分

今日(12日)も35度を超す暑さでしょうから新記録でしょう。

TVでは高温注意情報が毎日出て、こまめに水分補給を呼び掛ける中、一方で、京都では

ススキの穂が平年より19日早く出たと報じていました。

昼間の暑さで体力が奪われ感覚も鈍る昨今ですが、早朝5時スタートのウオーキングでは

季節の微妙な変化の流れを私は感じています。

気乗りしないウオークに出発まで躊躇しながら、いざ家を出るとさらっとした涼感が心地よく

足が自然に動きだします。天満宮の参道横の草むらからはコオロギの鳴き声が聞こえる

頃にはウオーキングのスイッチは確実に「ON]。

つい先日までは5時半ごろから聞こえ出してきたクマゼミの大合唱も、この2~3日前からは

ツクツクボウシの鳴き声に代わっています。1時間余り歩いて自宅に戻る頃、ようやくクマゼミ

がにぎやかな鳴き声が聞こえだします。

 

季節の花を求めて歩いている私ですが、この時期は花たちも一休みの期間、秋花への

移行期であり花木以外の草花は目につきません。

困ったときの植物園たのみと、一昨日(10日)「秋の気配」を探しに行ってきました。

「四季彩の丘」では秋の七草のススキとオミナエシが。下の2枚は青空を背景にぱちりと。

林の中の「生態園」では桔梗・萩・撫子が。

桔梗も撫子も実は初夏から咲き続けていて、どうして秋の七草なのかと疑問に思って

いました。その理由はわからないまま自然の森(生態園)の中にひっそりと咲く姿に

出会うとすごくマッチしていて、それだけで納得。

 

萩は咲き始めたところです。TVニュースによるとススキの穂と同じように京都では

萩はここが初咲きとか。

林の中で遠慮がち?に穂を出すススキ(再掲)も合わせて。

 

さて、最後に私の夏休み報告をしておきます。長男一家と丹後「夕日が浦海岸」に

行ってきました。

ここは私が若かった頃、51年前に付属中学校勤務していた時、まだ海水浴場として

開けていない浜詰海岸に「臨海学舎」を実施した思い出の海岸です。

付属での8年間に始まり、わが子が生まれてからは二男が中学校まで、そして孫が

生まれてからもずっと。

上の写真の入道雲の右に見える松原をスタートし、下の写真の灯台めがけて一直線に

泳いだ約120名による大遠泳(約2時間)。浜の名物になり付近の方々が多く観欄、応援

してくださった伝統は今も引き継がれてると聞き喜んでいます。

長男一家と女房の集合写真です。

ここは日本の夕日百選に選ばれている海岸、今回は沖に雲があって水平線に沈む

夕日は写真に撮れず残念。

最後に79歳の元体育教師と78歳の体育教師のツーショット、現役時代の

若かりし頃は引き締まった体躯の二人も、今はその面影もありません。

醜い姿で恐縮ですが、80目前の老人が今も水泳を楽しむ心意気に免じて

お許しください。