日課の早朝ウオーキングはほぼ同じ時間帯に同じコースを歩きますが、週末は少し足を
延ばして竜安寺まで行くことにしています。
先日の終戦記念日の15日は土曜日、予定通り竜安寺山門に到着すると入り口横にある
蓮の水鉢に時期遅れの花が目に止まりました。
蓮の花は4日間で蕾から開花し蜂巣になるはかない短命の花ですが、上の一枚の写真
に「蕾・花・蜂巣」を意識して一枚の写真に入れたのはこれが初めてでした。
お盆ということもあってのことか、お精霊様をお迎えしお送りするわが身を花に投影?。
いつも季節の花を、自分がきれいと感じた花姿をカメラに収めて楽しんできました。
今回は花を「ご先祖様・自分・子と孫」の三代に置き換えて、あるいは自分の一生(過去・
現在・未来)に置き換えてみて、写すことにしました。
まず蓮ですが、最盛期を過ぎていることもあって、いざ探してみるとなかなか出会え
ません。やっと見つけたのが下の写真です。自分なりに気に入ってる写真です。
蓮の次はこれから秋にかけて咲き続ける一日花の「芙蓉」です。
真ん中の花がらの向こうに今日咲いた花が。手前には今後次から次へと咲いていく蕾。
咲き終わってしぼむ花がらをメイーンにして写真に仕上げるのは難しく、いろいろ工夫を
試みたのですがどうしても下の2枚のような構図になってしまいます。
この時期の花の代表はやはり「朝顔」です。「朝顔の花ひと時」とか「朝顔の露」
とか言われるようにはかないものの例えに引用されています。
一日花と言っても実際には、あのみずみずしい美しさはほんの早朝の1~2時間です。
咲き終わった花がらはすぐに哀れな姿になってしまうため狙った写真が撮れません。
以上、花の写真いつもより少ないですが今週の花の紹介を終わります。
最後に付け足しになりますが我が家のお盆のお精霊様送りの様子を少し。
目と鼻の先の長男宅の屋上から、右大文字・左大文字の送り火を眺め、手お合わせ
お送りし、過ぎゆく猛暑の夏を大過なく過ごせたことを感謝することにしています。
長男宅の向かい側に二男が住んで、いつもは3家族そろって眺めるのですが、二男
の嫁の父が入院中、高2の孫娘は友達と出かけ、今年は2家族での観賞。