今年の中秋の名月は9月30日、この日は小学生の孫二人の運動会の日でもありました。
運悪く台風接近で、予定していた大覚寺での観月も、孫の運動会の参観もお流れ。
幸いにも自宅のある京都市は台風の被害もなく、翌朝日課の早朝ウオーキングに出かけた
のですが、西の空にかすかに名月が沈むところでしたのでカメラに収めました。
自宅のすぐ近くの東向観音寺の開門が5時20分ごろ、それに合わせてのスタートです。
薄い雲に覆われてかすかに見え隠れしていた月も、西陣の街並みを歩き花街上七軒を
過ぎて北野天満宮に到着する頃には雲も消えて薄白色でしたがよく見えました。
6時ごろ平野神社に到着、ここで小休止と水分補給です。上の写真左が大鳥居の
上に見える十五夜で、そこからは西へ西へと足を進め立命館大の校舎に差し掛かる
頃に見えた月が上の右側の写真です。
学舎越しに東の空を眺めると日の出間近(上の左)、足を進め衣笠山のふもとを通り
龍安寺の池に到着、丁度日の出です。(二枚の写真は逆光で写りも悪いですがご勘弁
ください)ご来光に手を合わせここから自宅まで最短距離のコースを一目散に歩きます。
緩やかなくだり坂を速歩で進むと、この秋初めての秋らしい空、うろこ雲にであいました。
等持院山門前で出会った赤・白・黄三色の「オシロイバナ」、普段は雑草のように
見過ごしてますが、一輪ずつを写してみると可憐さに引き付けられます。
ちなみにこの花は夕方4時ごろから咲くので”four o`clock"(4時)と言われ、
日本でも「夕化粧」と呼ぶ場合もあるとのことです。