竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

東京散歩4 目黒編

2015-01-21 10:25:32 | 東京散歩

1月17日土曜日 従兄と一緒に4回目の東京散歩に出かけました。
今回は東急目黒線の武蔵小山駅をスタートして目黒駅まで歩くコースです。

武蔵小山駅からまず林試の森公園へ行き、そこから目黒不動尊、大鳥神社、目黒美術館、自然教育園、庭園美術館まで歩いて目黒駅にいたるコースで す。

でもいつものように地図を見ながら迷って、目黒美術館には行かないでしまいました。

風が少しあったものの上天気で気持ちのいい散歩コースでした。

林試の森公園はかって林業試験場があって外来の樹木が多数植えられています。
その中でもタイミンチクと呼ばれるバンブーがあったのが目を引きました。

東南アジアの竹はこんな風に一つの株から多数の幹が出ます。真竹や孟宗の ような太い竹も群生します。
このタイミンチクは女竹のような細い竹の集まりで、鹿児島や沖縄にも自生するそうです。

ちなみに日本は太い竹の北限です。竹の質は堅いので、昔から日本では竹細工は主として男の仕事になっています。世界では籠を編むのは女性の仕事と されていることが多いようです。

公園から少し歩くと目黒不動尊があります。江戸の昔から黒、白、赤、黄、青の五色の不動があり、信仰を集めていたそうです。

そこから少し歩くと大鳥神社があります。
日本武尊を祀った神社で、我が家の神棚の御神体の御札が古くなっているので,この神社の御札を買いました。信仰心の薄い人間ですが、神社では手を合わせてお賽銭を上げますし、お寺でも拝んでいます。普通の日本人の姿でしょうね。



そこから左で折れれば目黒美術館に行くはずでした。でも少しまっすぐ歩いてしまったので、そのまま歩いて目黒川に出ました。


太鼓橋を渡って行人坂を登り、江戸の3大火事の一つ明和の大火の出火元、大円寺に行きました

。そこには大火の犠牲者を供養する五百羅漢が並んでいます。



目黒駅を通り過ぎると自然教育園があります。ここは前にも来たことがあります。昔の白金長者の屋敷跡とかで、広大な自然林が広がっています。今は真冬なので野生の草花もなく、大木のみが目立っていました。



すぐ隣に庭園美術館があります。


http://www.teien-art-museum.ne.jp/museum/

旧朝香の宮の邸宅を開放して美術館にしたもので、邸宅はアールデコの華麗なものでした。
内部を改装していてしばらく休館になっていましたが、ちょうどこの日が会館の初日でした。

「幻想絶佳 アールデコと古典主義」展をやっていました。
邸宅の装飾とマッチしてとても素敵でした。



そこから目黒駅に戻り解散しました。
東京都内には面白いところがたくさんあります。
来月は国立博物館を見るのもかねて、上野忍ばず池方面に出かけます 。



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