今回は上野から湯島、本郷を回るコースです。
ちょうど東京美術館でやっている「伊藤若冲展」の招待券が2枚あったので、
それを見てから湯島に回るつもりでした。
従兄と10時に上野駅公園口で待ち合わせて、東京都美術館に行ってみました。
そこは大変な行列、招待券を持っているのだからすぐ入れるだろうと思ったら大間違いでした。
この券は新聞販売店からもらったものなのでどうやら皆さん持っているようなのです。
行列の最後尾に行ってみたら入場まで3時間待ちということでした。
そこで若冲展は諦め、不忍池を回って湯島に行きました。
ここも修学旅行の高校生であふれています。
有名な天神様ですから修学旅行生も神社内で祈祷を受けていました。
今の高校生まじめなものですね。
ここは岩崎家から東京都に寄贈されて公園として維持管理されています。
建造物は英国人のジョサイア・コンドルの設計になる洋風建築で、
ガイドの女性が各室を案内しながら詳しく説明してくれました。
そこから少し歩いて東大の裏に当たる弥生美術館と隣接する竹久夢二美術館に行きました。
美術館のある弥生町の貝塚で発掘された土器が、縄文土器と異なる形式の土器だったので、
弥生式土器と呼ばれることになったそうです。
不忍池も昔は海岸だったのが海水が引いて残された塩湖の跡だったとか。
弥生美術館では谷崎潤一郎の小説に出てくる女性たちの着ている着物を復元した華やかな着物が並んでいました。そこに何人もの和服姿の若い女性たちが見に来ていました。
一人に聞いてみたら、なかなか着物を着る機会がないのでこんな折にと思い着て来たとか。
日本の女性の着物姿って素敵ですよね。
同行していた従兄がさすがに疲れた様子なので、そこで別れて、一人で銀座でやっている「ねむの木学園」の子供たちの絵を見に行きました。
銀座一丁目の銀座画廊の5階でやっていました。
ほんめとしみつ
鮮やかな色、シックな色合い、かわいらしい子供たちとまりこさんの姿があってとても魅力的でした。
宮城まり子さんの長い間の努力と子供たちへの愛情に感動しました。
ほんめとしみつ
ほんめとしみつ
こいしかわかなえ
今ねむの木学園は掛川市にあります。
その内行ってみようと思っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます