竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

孫のお守に四苦八苦。

2010-03-06 18:04:29 | 日記
昨日の午後は次女の八ヶ月になる娘を預かりました。
 
娘は最近就職が決まり、保育園も決まって、
4月入社で3月中に少し研修があるのです。
 
職場は恵比寿、夫も5月から飯田橋に転勤になるので、
あちこちの区役所に、保育園が空いているかどうか問い合わせたようです。
たまたまキャンセルがあって千代田区に空きがあったので、
4月から神田のアパートに住んで千代田区民になり、
千代田区の保育園に預けて、恵比寿に通うようです。
 
今どこも保育園がいっぱいで、
若いお母さん達は働きたくても働けない状況にいるようです。
収入に関係なく一律に子供手当てをばら撒くより、
保育園を沢山作って、女性たちが働きやすくする方がいいのに、
とりあえずの人気取り政策が優先するんですね。
 
それにしても赤ちゃんを預かって苦労しました。
午前中は家内がいたからお任せですが、
家内が勤めに出た午後は私一人、
泣いてもほっといて寝かせ、
目が覚めたら広告紙やらなにやらおもちゃにして一緒に遊び、
それに飽きて泣き出したら、ほっといて眠らせる、
目が覚めたらオムツを替えたり、お菓子を水で軟らかくして食べさせる、
あれこれバタバタしているうちに娘が帰って来ました。
 
一人で預かるとなるとこちらも腹が据わって、
泣いてもどうと言うこともない、疲れたら寝るだろう、
そんな気持ちになるんですね。
私がいる間にもう一回私の当番があるようです。
 
 
アーサー王伝説の多いウェールズの海岸。
 
今日は井村君江さんの「アーサー王伝説」講座、
雨の中行って来ました。
天候のせいで少し人数が減りましたが、
井村さんは元気いっぱい、楽しく話を聞くことが出来ました。
 
 
村のの小さな教会
 
アーサー王の話は井村さんが訳したマロリーの「アーサー王の死」が
15世紀になって出来上がった集大成のようなもので、
イギリスの話やフランスの話がまとめられています。
アーサー王と円卓の騎士たちについては、様々な物語があり、
物語の由来も様々、丹念に読み出したらきりがありません。
おまけに物語りそのものもそれ程感動的ではないのです。
ホメロスのような本来の英雄叙事詩ではなくて、物語になってしまっている。
 
 
源氏物語のようなすごい物語文学になれた私たちには、
ちょっと幼稚な、御伽噺のようなお話です。
そのあたりがいまいち魅かれないところですね。
でも井村君江さん、とても魅力的な人で、
井村さんの話は二回で終わりですが、
とてもいい勉強になりました。