対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

【アジア大会】チームとしてやるべきことはやったのか?

2010-12-04 19:32:36 | 雑談
今更蒸し返すようで申し訳ないが、
アジア大会で1点気になっていることがある。

団体女子3位決定戦で主将の鈴木歩プロが、
台湾の謝依旻プロに時間切れ負けした
ため
チームはメダルを逃したのだけれど、
この時間切れを三村プロは
対局時計の動作不良が原因ではないかと指摘している。
事実、今大会は他にも時間切れが異常に続出したとのこと。
ならば運営側の不備が原因ということになるが
それに対して抗議するなどの行動は起こさなかったのだろうか?  
もしかしたら抗議したのかもしれないが、
ちょっと検索した限りではそういった情報は伝わってこなかった。

前に記事にしたように
北朝鮮の選手が同じように時間切れした際、
「自分は時計を押した」
と主張して認められ、
結果勝利した
ということもあった。

あちらは南北朝鮮の対戦である上に、
デリケートな時期だったから通ったのかもしれないが、
一応の主張はしてみるべきだろう。

ただし確かに自分がその立場だったならば、
三村プロも言うように、個人として抗議できたかどうかは怪しい。
もし鈴木歩プロが特に抗議しなかったのならば
その対応は良くも悪くも日本人らしいといえる。

ただしそチームとしてなら別。
日本チームの監督・コーチは強く抗議するべきだった。
個人では言いにくいことをチームとして代弁する。
それをしないならば何のためのチームか?

また時計の不備がわかっていたならば、
日本から時計を取り寄せて提供する。
それぐらいの行動は示しても良かったのではないだろうか?
「国」を代表して参加しているのだから。

大会のレギュレーションの変更を受けて、
黙って公式HP記載されていた規定をこっそり書き換えるなど、
(前のレギュレーションならば予選の終わった段階で
 まだ金メダルの可能性はあった)
その視線はチームとして「勝とう」とする方向に向いておらず
ただ主催者側に唯々諾々と従って競技したようにしか感じられない。
「スポーツ」のチームにはなっていない。
団体対局の内容も全然伝わってこないし。

今回「知恵の和ジャパン」という愛称を公募してで挑んだ日本チームだが、
厳しい言い方をすれば「知恵」も「和」もなかったように思える。
愛称を決める前にまず実を。

※ここまで書いて、毎日新聞の記者してアジア大会を取材した、
アマ強豪の金沢盛栄(金沢真プロのお父さん)さんが、
上記のようなことは既に指摘しているのを見つけました。
恥ずかしいですが折角なので、
そのままアップロードします。