対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

プロ棋士ペア碁選手権2011(午前中前半)

2010-12-12 15:50:55 | 雑談
プロ棋士ペア碁選手権2011にいってきましたよ。

既に速報したとおりちょっと遅れて、
開会式が9:45、1回戦が10:00から始まるところを、10:15頃に到着。
身だしなみをちょっと整えていたら時間かかっちゃった。

1階受付で観覧者のカードを貰った後、
3階の対局場に直行して歩様のジャージ姿をまず参拝。
それから2階の講堂で解説会が始まるのを待っていたけれど、
なかなか全然始まらない。

やっと始まったヨシヲ先生と誠子先生の解説会だけれど、
大盤が1つしかないので、1度に解説できるのは1局のみ。
その選局が私のツボからちょっと外れていたので、
ほとんど講堂の横に設置されたモニターで
パンダネット中継の方ばかりみていた。
ヨシヲ先生と誠子先生、すみません。

応援は歩様&天元ペアを筆頭に
カナボー&キミヲペア、シンディ千瑛ちゃんペア、
奈穂ちゃん&チクン先生ペア、芳織さん&ウックンペア。
女性中心からのセレクトだけれど、ペアの相手も私好み!

ところがザル碁党の眼からみると、いずれも大変そうな序盤。
(棋譜は公式ページのコチラから)



黒の鈴木歩プロが黒△と踏み込んだところ、
白の小山栄美プロは白△と反発。
ここで更新がしばらくなかったので、
黒が困っているのかなと不安になった。



実際、踏み込んだ黒石が白△でとられているのでは、
何をやっているのか私にはよくわからない。
シノギが苦手な身としては、
中央に黒石が浮いているのは不安を感じてしまう。



こちらは解説会で最初に取り上げられていた
張栩プロ&三村芳織プロ(黒)vs小林光一プロ&小西和子プロ(白)。

序盤から黒は簡明な定石布石を選択して、
張プロが三村プロにかなり気を使っているのが感じられた。

しかし上図は白△とアテられたところだが、
ここですぐに黒Aとコウにいけないようでは黒が大変な感じ。



黒はコウ材を作ってコウを決行。
白△のコウ取りに黒は黒Aとアテるのをコウ材としたが、
白はかまわず抜いてしまった。



その後、白△で右上を生きられては、
とられた石を大きく感じてしまうザル碁打ちとしては
「こらアカンな」と思ってしまう。



とられた石が大きく感じるといえば、
この山田規三生プロ&万波佳奈プロの白石もそうで、
とられた白△が大きくみえ、
オマケに■の石も低位を這っていて気に入らないので、
「白が不利なんじゃないか」と思っていた。
ヘボな私の好みなど知ったことではないだろうが…。



高尾紳路プロ&向井千瑛プロ(黒)vs王メイエン&謝依ミンプロ(白)戦。
向井プロが黒△と出ていったところだが、
ハザマをあけているということは白に対策があるということ。
そこに敢えて挑んだこと「大丈夫なのかな」とこちらも不安に。



出来上がりが上図だけれど、
右下の白が取れているのかどうかよくわからず不安だった。



右上もコウになり、やっぱりよさそうにはみえない。



趙治勳プロ&万波奈穂プロ(黒)vs王立誠プロ&加藤啓子プロ(白)戦は
まだ序盤だったが右上白からアテられたのに対して
黒は私の知っている黒Aのコウではなく黒△と反発。
着手が奈穂ちゃんだっただけに(すみません)
「えーっ、それでいいの?」と心配になってしまった。

やはり贔屓とはいえ女性陣の着手になると、
ちょっと猜疑心が出てきてしまうようだ(汗)。
身の程も知らぬ、何たる不遜(汗)。
それとも贔屓だから…かな?