対局日誌

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ひと目の手筋(書評)

2004-12-28 00:57:59 | 棋書
ひと目の手筋(毎日コミュニケーションズ(MYCOM囲碁文庫):趙治勲)

こちらも「一手の手筋大集合」という名で成美堂出版から出ていました。
大体は「ひと目の詰碁」と同じ感想。
初級者が最初に購入して取り組む問題集の定番でしょう。
私も今、解いています。

ただもしかしたら私だけなのかもしれませんが、「詰碁」より難しい感じです。
というのも正解を読んでも何故、正解なのかが「詰碁」以上にわからない。
「詰碁」も「コウ生き」は無条件生きに劣り、無条件死に勝るという概念がなかなか理解しづらかったのですが、「手筋」の解答は、単純に石を取る手筋以外は分かり難いのオンパレード。
しかしこれは趙先生の責任ではなく、手筋というものがそういうものだからです。
こういうのは実戦を積むとわかってくるのですが、盤面全体の兼ね合いとか、感覚的な部分があって言葉で説明しづらいんですよね。
他の手筋を解説した本でも、完全に理詰めで説明した本は見たことがないです。

ただ全体的に「石を取る」手筋が多いですし、解説も「読ませます」。
頑張って解いて身に着ければ、手筋の基礎は十分だと思います。

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