呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

真好味から昭和へ

2007-12-20 23:46:43 | 呑んだり喰ったり語ったり
茅場町で会社の人間と一杯やってラーメンが喰いたくなってきた。

しかし、前日もクライアントとトコトン呑んだオレの胃はお疲れサン。
優しいラーメンが喰いたいな。

茅場町と八丁堀の中間点にラーメンの名店「真好味(しんほうみ)」があった。

そう、あったのだ。

ちょうど1年前の12月のある日、真好味の大将は店で急死された。
近在のサラリーマン達に愛されたラーメン店は、その時点で閉店された。
早朝から旨いラーメンを喰わせてくれるために、懸命に仕込みをしていた疲れが原因だったのだろうか。

そして真好味のあったその場所は今「昭和」というラーメン屋になっている。
真好味の関係者の方が、その味を惜しんで再現しようと始めた店だ。
試行錯誤しながら少しずつその味に近づいてきているようだ。

あの、優しい味の醤油ラーメンにまた会える。
あの、濃厚な辛い味噌ラーメンにまた会える。
(写真はその真好味時代の醤油ラーメンです)

呑み疲れて店に入ったオレの鼻に、懐かしいスープの香りが漂ってきた。

「おかえりぃ!、またよろしく」