落石郵便局と駒場郵便局の郵便局型キオスク端末でのサービス開始
日本郵便㈱北海道支社(淨土英二支社長)が、根室市と音更町からの委託で落石郵便局(根室市落石273‐1、納雄一局長)、駒場郵便局(音更町駒場本通5‐2、赤塚俊太郎局長)に設置した郵便局型キオスク端末は、12月1日からサービスの提供を開始、公的証明書の交付事務を行っています。
同端末は、コンビニエンスストアに設置され、マイナンバーカードを使って証明書発行の申請手続きができる従来型マルチコピー機を①申請用端末(お客さまロビー)と②印刷用複合機(事務室内)に分けたものです。利用者は、マイナンバーカードを同端末にかざし、必要な証明書の交付申請を行い、出力された受付票を郵便局社員に渡すと住民票などの公的証明書をもらえます。
同端末による交付事務サービス開始は、今年10月に宮崎県都城市の西岳郵便局で初めて設置されており、今回は北海道で初、全国で2例目となっています。落合局の取扱いは、住民票の写しや印鑑登録証明書、戸籍の全部・個人事項証明書、戸籍の附票の写し、所得課税証明書、児童手当用所得証明書、非課税証明書の7種類、駒場局では住民票の写しと印鑑証明書の2種類となっています。取扱は平日の午前9時から午後5時までとなっています。(祝日および12月29日から翌年1月3日までを除く)
これまでに10件の利用があった落合局の納局長は「20㌔も離れた役場へ行かずに済む、と利用した方からは喜ばれています」と話しています。駒場局の赤塚局長は「まだ一桁と少ないが、地域の方々に知ってもらうとともに取り扱える公的証明書の種類が増えれば利用も増えると思います」と今後の充実を期待しています。
落石郵便局のキオスク型端末
駒場郵便局のキオスク型端末