MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.067 「ハプニング」(2008年 米 91分 ビスタ)

2008-08-09 01:16:17 | 2008年劇場鑑賞
監督 M・ナイト・シャマラン
出演 マーク・ウォールバーグ
    ズーイー・デシャネル
    ジョン・レグイザモ




本日2本目の映画は監督の「ハプニング」です。
「ギララ」が終わると同時にこちらの予告編が始まるので、チケットは先に買ってあったもののいったん外に出てチケットを改めて切ってもらっての再入場です
急いでスクリーンに駆け込んで何とか・・・て言うより余裕で間に合いました。



(あらすじ)

ある日突然、アメリカ全土からミツバチが消えるという異常現象を皮切りに、世界中の人々が突然死に至る病がまん延し始める。
人類滅亡の危機を前に世界はパニックに陥っていた。
その地球危機の中で主人公(マーク・ウォールバーグ)は家族を守るために安全な土地を目指し、迫りくる何かに追い込まれながらも、希望を捨てずに原因究明と家族のために逃避行を続けるが……。

「シックス・センス」「サイン」「ヴィレッジ」など恒に良い悪いは別にして、我々にいろんな意味でサプライズを用意してくれているM・ナイト・シャマラン監督作は「シックス・センス」以降全て見ておりますが、前作「レディ・イン・ザ・ウォーター」からやや作品の感じが変わった印象で、今回ははたしてどんなサプライズを・・・と期待しての鑑賞でした。

こういう映画はいつもながらネタばれに気を使いながら書かないといけないので難しいですが、今回はM・ナイト・シャマランなりの環境問題への定義を感じてしまいました。



冒頭の人間が空から降ってくる落下シーンから異様な雰囲気で、どんどん展開が早くテンポよく描かれていき画面に引き込まれていきます。
異様な事態で混乱する町中から主人公たちが脱出する・・・しかし行く手には死体の山・・・見る側も一体何がどうなってるのか?という疑問と、密かに今回はどんなシャマランマジックを見せてくれるのか?そんな期待感が余計に画面にくぎ付けにされます。
しかし中盤からこのテンポがやや落ち着いた感じで、ある意味ここからがM・ナイト・シャマラン監督の今作のテーマとするところではないでしょうか?
そんな感じをやや受けました。

しかし次々とわけわからず人々が死んでいく恐怖はホラー映画的でもあります。
特に前半はそういう意味では主人公同様に見る側にも緊張感があってスリラー映画としてはなかなかの面白さでした。
ただ「シックス・センス」は超えてないけどね・・・前作よりはこちらが好きですよ



★★★ 2008.8.7(木)MOVIX堺 シアター4 21:00 J-12

No.066 「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発」(2008年 日本 98分 ビスタ)

2008-08-09 00:40:36 | 2008年劇場鑑賞
監督 河崎実
出演 加藤夏希
    加藤和樹
    渡部又兵衛



夏休みに入りシネコンは平日でも沢山の人手です。
今日もMOVIX堺での連続鑑賞ですが映画見る前に隣の温泉でリラックス・・・まだ日が明るいうちに風呂に入るのも良いもんですね~
二本映画見る前にリラックスしてしまいました こりゃ寝てしまうかもな~(笑)
館内に入ると我々以外は観客がゼロ!貸切ですわ・・・

今日の映画がまずは邦画の「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発」です。
懐かしい怪獣ギララが何故か復活ですね~
ゴジラやガメラに比べると圧倒的に認知度落ちるギララですが(他にも大映の大巨獣ガッパがありますが)この映画きっかけで平成の時代に見事甦るんでしょうか?



(あらすじ)

世界の首脳が集まるG8サミットの真っ最中、中国の宇宙船が墜落、宇宙怪獣ギララが出現する。
サミットは急きょ「G8大怪獣ギララ対策本部」に変更され、日本を先陣に各国がこぞってミサイル攻撃を仕掛ける。
スクープを狙う記者の隅田川(加藤夏希)らは、湖畔の村に伝わる伝説のタケ魔人(ビートたけし)をよみがえらせようとする

洞爺湖サミットを舞台に選んだことで予告の段階でバロディ色の強い映画だとは思ってましたが、まさにそのとおりでしたね。
見る人に寄って判断は分かれると思いますね~中には馬鹿さ加減にお怒りの方も居ると思いますが、この映画を楽しむにはある種の割り切りのようなものが必要かも知れないですね。



担に怪獣映画として見る分には良いですが、一歩見方変えればバラエティー番組内のコントの拡大版とも取れなくもないのでここはお笑い系としての見方で見れば楽しめるけど、映画的なセンスで見れば「なんじゃこりゃ?」
と思う人も多いかも?
その辺の感覚は「大日本人」を見たときのような空気を感じました。

ま、私は結構笑えましたがね~ タケ魔人を崇拝する村人たちが珍妙な儀式・・・妙な踊りとネチコマ、ネチコマとコマネチのポーズで決めるんだが(加藤夏希も真顔でネチコマする)この踊り見ただけでタケ魔神が誰か容易に想像つくね。
そのタケ魔人とギララの対戦はもうタケチャンマンの世界・・・ニュースペーパーの物真似もバラエティーテイストで見れば笑えるし、映画としてどうとかと言うより、単純に楽しむ姿勢で見ればまずまず楽しい怪獣映画でした。



★★★ 2008.8.7(木) MOVIX堺 シアター10 19:15 L-22