MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「SUMMER SONIC 08」 (2日目)

2008-08-14 09:34:48 | ライヴ&イベント
サマソニ2日目となったこの日ですが、昨日にも増して暑い日差しが朝から注いでおります。
暑いのは嫌だけど、これぐらい暑くないと雰囲気が出ませんね~


↑朝から早くも舞洲はサマソニ渋滞!

舞洲の橋を降りたら早くも大渋滞・・・さすが日曜ってこともあり昨日より人出が多そうです。
8時半ころP3のパーキングに入れてサマソニ2日目の始まりです。




オアシスにはまたもグッズを求める大行列です。
さすが昨日よりもグッズ売り場は混雑していますね~アーティストの名前の入ったTシャツが大人気です。


↑皆さん・・・御苦労さまでございます

ブリーズステージの前では浴衣を着た女の子が段ボールを掲げてまして、段ボールの裏にマジックの手書きで「10時から間々田優ライブやります」と書かれてある。
バイトかスタッフか知らんが大変ね~
カメラを向けると「あらら・・・こんな汚いのに」とはにかむ彼女に微笑むキングでありました・・・

今日はグッズ用事ないので朝からアルコールを・・・帰るの21時以降なんだから大丈夫でしよう・・・これだけ暑いしね~BARの前で水着のお姉えさんが私に

水着ギャル 「か~っと今なら作ってくれますからどうぞ!」
  キング  「なに?」
水着ギャル 「か~と今なら作りますよ」
  キング  「・・・カードを作ってくれるん?」
水着ギャル 「いやいや、か~とカクテル今ならすぐ作れますよ・・・」

そんなボケた会話の中カンパリソーダにポッキー2本突っ込んでもらって朝からいい気分ですわ~


↑キャンプサイトもあります・・・でも宿泊不可! 

オープニングアクトを何か見ようかな~と思って先ほどのブリーズステージへ行くと間々田優のライブが始まっております。
ガラガラなんで前の方へいくと、歌ってるのが先ほどの段ボールの女の子ではないか!
へ~先ほどのはバイトかと思ったらアーティストである間々田優さん本人だったんですね~大変ね~
かわいらしい顔立ちなんだけど意外と力強い気合いの入ったボーカルが印象的。
「今日はお客さんはゼロだろうから音声さんの為に歌いなさいって言われたけど、こんなに沢山来ていただいてありがとうございます」とトークは普通の女の子のような感じだが、歌うと結構イメージが変わる。
最後はステージ下に降りて柵の中とはいえオーディエンスの中央まで行き歌う!
聞けば単独ライブがあるらしく、この後チケット売り場で手売りでチケット販売するそうな・・・大変ね~でも頑張れ~


↑段ボールにマジックで書かれた手製の看板で間々田優のライブの宣伝をする
女の子・・・バイトも大変ね~と思ったら間々田優さん本人だったりする

さてこの後パークステージでは復活JUN SKY WALKER[S]の登場です。
結構を人が集まってますね~そうこうしてると出てきましたJUN SKY WALKER[S]の面々が!
オーディエンスの大歓声の中迎えられ、ボーカルの宮田和弥が「オオサカ~」の絶叫とともにスタンドマイクを両手で持ちポーンとジャンプ!決まってます。
「歩いていこう」でスタート!ジュンスカを知る世代も知らない世代も大熱狂で盛り上がってます!
♪全部このままで ♪素敵な夜空・・・イントロが演奏されるだけで大歓声です。
おみこしも起こり、ペットボトルが水しぶきを上げながら宙を舞います。
予想以上の盛り上がりに私もあまりジュンスカ知らないけどノッてしまいますね
♪スタートでは「スタート~ス~タ~ト~ッ!」とサビで皆合唱してます。
ボーカルの宮田和弥は上半身裸になりオーディエンスに突撃です。
「今日はセックスピストルズのおじさんたちもピストルズをやってくれるし、ファンキーモンキーベイビーもこの後、ファンキーモンキーベイビーしてくれるぜ!」とトークも絶好調!
途中リップスライムのメンバーの登場もあり、盛り上がったライブもラストは♪マイジェネレーションで灼熱のライブもフィナーレです!
いや~盛り上がりましたね~このライブで別で来ていた私の知人が酸欠で終演後に救護室に直行した・・・

パークステージからゾロゾロと人が移動していきますね・・・皆向かうところはダンスステージ・・・そうPerfumeのライブが1時間後にあるのです。
私も話題のPerfumeを一目を見ようとダンスステージのゲートをくぐるとなんとすでに入場規制が・・・え~開演までに1時間もあるのに?さすが凄い人気ですな~


↑ジュンスカを堪能した後、Perfume見たさにダンスステージに急ぐ皆さん


仕方なくウロウロしながらスミノフアイススパイスを飲んで少し思案・・・パークステージからはファンキーモンキーベイビーの歌声が・・・やはりファンキーモンキーベイビーしてるようやな・・・(笑)
相変わらずダンスステージに行く人並みが絶えません。
係員によるとこの時点で脅威の2000人待ち!!!表で待ってる人間の方が多いがな~

取りあえず涼を求めてソニックステージに行くとここも入場規制が!BLOOD RED SHOESのライブが行われてようです。
さすが日曜やな~昨日より人が多い・・・でも昨年の方がもっと多かったかな~
やはりメンバーが影響してる?というより昨年が良すぎたのかな?



↑スカイステージとオーシャンステージのゲート・・・
オーシャンは反対側へ通り抜けできるのが便利

オーシャンステージでワンリパブリックのライブです。
中央付近のフェンスに持たれての鑑賞ですが、意外と少ないな~
そんなに盛り上がるようなバンドではないかも知れないけどかえってそれが良かったりします。
フロントマンであるライアン・デターはレオナ・ルイスやジェニファー・ロペスなどの曲を手掛けてる人で、このワンリパブリックもどことなくR&Bの雰囲気が感じる曲調がいいです。
さすがうまいですね~♪Say ♪Stop and Stareそして♪Apologize・・・グッドバラードにオーシャンに詰めかけたオーディエンスたちも体を揺らしながら聞き入ってます。
正直こんなクソ暑いところよりもっと落ち着いた空間で聞くべきバンドですね~
ソニックステージなんかで聞けばもっと彼らの世界が堪能できたんではないでしょうか?
それと人が少ないのも残念でした・・・個人的にはホントいいもの見せてもらいました。
しばし癒されましたよ・・・


↑場違い(?)なワンリパブリックのステージ・・・落ち着いたとこで見たい

さぁここでお腹も空いたのでオアシスで再びスミノフを飲んでエジプト料理でサンドイッチのような物を買って後半にむけて腹ごしらえです。
座るとこないので片隅の板の上に座ると「アツ~!」とギンギンに熱せられた板の上でお尻が火傷しそう・・・
さて吉本のお笑いのあるエンタメステージにも沢山人が集まってます
。サプライズでガリガリガリクソンが出てきてえらい人だかりができてます。


↑名物エンタメコーナー 吉本若手芸人が盛り上げます

次はサマソニ常連のシマウマ軍団ゼブラヘッド!
オーシャンがお祭り騒ぎになるのは間違いないでしょうね(本来は唯一のヘビメタバンドのトリヴィアムを行きたい処だが、時間がかぶったのでこちらを優先してしまった)
端寄りながら前方エリアに陣取り、首からのぶら下がりものを取り用意万端!
やがて出てきたヤンチャな5人組・・・「まいど!」日本語で大阪のノリで突っ込んできます。

さすが慣れたもんですね~オープニングに♪Anthemがかかるともう前方は大騒ぎで飛んで跳ねて、走ってもう無茶苦茶になってます。
水しぶきも舞い上がりペットボトルが舞う・・・凄いことになってます。
歌い終わるとすかさず「おおきに~」とまさに大阪仕様のトーク!
続いて♪Rescue Meではサビの「レスキューミー!」と大合唱です。
♪Postcards From Hell ♪Jag-Offと代表曲が次々演奏され、♪Into Youではもうみんなジャンプ!ジャンプ!
途中オーディエンスに「皆さん座ってクダサイ・・・」と日本語で言うと皆ゾロゾロと座りだす・・・前方はかなりひしめき合ってるので座るためには少しづつ後ろに下がらないといけないのでチョイやっかいな事態になってます。
やがて皆座ったあとにアリの合図で一斉にジャンプ!私はその真っ只中に居たけど、離れて見てたら壮観だったやろうね~

やんちゃなアリとマッティの漫才のような掛け合いにも場内爆笑です。
しかも「○ン○大好き~」「チ○コ!」の連発!「オナニー大好き~」・・・と下ネタ連発のトークもどこか憎めないのは彼らの明るいキャラのおかげかな?
メンバーの一人がホテルで寝グソした話をわざわざ通訳の女性を呼んで説明したりと抱腹絶倒のライブです。

もちろん曲の方もノリノリで、新曲♪Mental Healthではサビの部分でサイコー!サイコー!の連呼です・・・お約束のスパイス・ガールズの♪WannaBeも演奏され、ラストは♪Playmate Of The Yearで締め。
しかもこれもフォー!の掛声のあとオーディエンスに「F○CK!」と言わせたりして最後の最後まで楽しいライブでした。


↑大観衆が一斉にF○CK!・・・なかなか壮観です。

さてゼブラヘッドが終わるや否やみなゾロゾロとスカイステージに大移動です。
この後はおまちかねマキシマム・ザ・ホルモンの登場!
スカイステージに沢山詰めかけてますね~やがて大歓声に迎えられたホルモンの面々登場です。
新曲の♪Fでスタート!もう先ほどのゼブラに負けないほどの熱狂ぶりです!
モッシュの嵐!蹴り合い、押し合い、ぐるぐる回っての大バトルです。
そうかと思うとヘドバンの嵐!!!みんな頭を前後に大きく激しく揺らしてます。
気がつけばモッシュ軍団が円になって中央に向かって一斉に上体を前後に揺らす・・・チームワークの取れたヘッドバンキングを披露・・・おおお~君らどこで練習してきてん?と思うほど綺麗に決まってます。
前の女の子が飛んで、飛んで飛びまくりズボンずれてパンツ丸出し!でももうそんなんお構いなしの盛り上がりです。
ドラムのナヲ (ドラムと女声と姉)のユニークなバンド紹介、ボーカルのダイスケはん (キャーキャーうるさい方)の気合いの入ったトークが炸裂!
この人たちはトークが面白いですね~


↑マキシマム・ザ・ホルモンのライブは盛り上がります

♪爪爪爪 ♪ぶっ生き返す ♪アカギと場内大騒動です。
「燃え上って!燃え上って・・・」とマキシマムザ亮君 (歌と6弦と弟)のボーカルに合わせて大合唱!
繰り返されるモッシュ!おみこし!円陣型ヘドバン・・・まさに狂乱の宴です(幸い今年は前方に人工芝が敷かれてるので砂埃は起こりません)
でも楽しい、楽しい、マキシマム・ザ・ホルモン!
最後は♪恋のメガラバ・・・歌う前に好例の儀式“麺カタこってり~”でみんな仰け反ってます。(よくわからないけどみんな楽しそう!)
しかもこの前に出番だったトリヴィアムが舞台袖で同じようにやってたのが微笑ましかったね。
マキシマム・ザ・ホルモンのライブも大盛り上がりでステージ終了!


↑いよいよサマソニ08も大詰め・・・オーシャンステージが黄金色に染まる

さていよいよ大詰めとなったサマーソニック08!ヘッドライナーの復活THE VERVEの登場です。
正直、歌しりません・・・最近PVでBittersweet Symphonyがよくオンエアされてるので知ってるぐらいです。
オーシャンステージの後ろで夕闇迫るステージを見ながら柵に持たれて見てますが、なんか知らない間にライブが始まった感じで、淡々とステージが進行していってます。
好きな人には申し訳ないけど、ゼブラ、ホルモンと続いた後ってこともあるかも知れませんが・・・面白くない!
途中で出てオアシスぶらぶらしてました・・・♪Bittersweet Symphonyがどことなく聞こえてきて、この曲でどうやら終わったようですね。


↑夕闇迫るオアシス・・・サマソニ08もいよいよ終盤

さてトリはザ・プロディジーで決めてもらいましょうかね~
極力前の方に行けば4列目ぐらいまでいけました・・・もちろん端寄りですが・・・
ステージには巨大なブースのような物が出現!いよいよ爆音響くレイヴパーティーの始まりです。


↑期待感を抱かせれるザ・プロディジーのセット

もう最初から凄いテンション!音デカ~!キースが叫ぶ!マキシムがオーディエンスを鼓舞する!前方は飛びまくってます。
私の頭上にペットボトルが飛んでます~いつしか頭の上から水がジャンジャカ降り注いできます。
もうボトボトですわ~最後ってこともあり、もうヤケクソです!
前からも後ろからも押されてグチャグチャになってます~(後で気がついたけどこの時胸に刺してたサングラスがどこかにすっ飛んだ模様・・・あ~悔しい!)
♪Spitfireでは「スピットファイヤー!」と皆叫びながら拳を突き上げます!
♪Voodoo people、おなじみのFirestarteで場内の熱狂は頂点!
ジョン・ロビンソン(懐!)の「ジュリアナと~きょ~う!」って叫び声が聞こえてきそうですよ。
眩しいばかりの赤や青のライトに激しくたかれるフラッシュ・・・オーシャンステージが巨大なクラブと化してます。


↑オーディエンスを挑発するマキシム

結構オーディエンスを意識したパフォーマンスも多くステージの端っこまで行ってキースやマキシムがアピールしてます。
おかげで顔なんかよく見えましたよ~
またキースが演奏中のギタリストに襲い掛かり押し倒し、張り倒してギターを強奪する!
そんな過激なパフォーマンスも披露!
アンコールが1曲あって狂乱のライブは終了・・・いやはやヘッドライナーのTHE VERVEがトリでなくて良かったよ・・・これは私個人の感想ですがね。

出口へ急ぐと向かえのブリーズステージからラルクのHYDEのバンドVAMPSが同時に終わったらしく続々と人が出てきて大混乱です。
遠くスカイステージからセックスピストルズの演奏が聞こえてきます。
でもあちらももう終わりそうな感じですね~


↑お祭りの後の大混雑・・・

とうとうサマソニ08も終わりです。
今年の私のサマソニは一言で言うなら“踊るサマーソニック08”・・・ってとこでしょうかね。
ダンス系のアーティストを結構多く見た2日間でしたね。
両日共に締めはダンス系のア-ティストだったしね~
気を付けて帰りましょう~家に着くまでがサマソニです。

そぞろ歩く人たち・・・何か寂しそう・・・去年もそうだったけどお祭りの後のような虚無感が襲ってきます。
大西ユカリのある歌の歌詞に「一年一度の玉手箱また来年の夏のその日まで・・・」てのがありますが、まさにその歌詞が胸をよぎります。
また来年来れたらいいな~そんなこと思いながら車を走らせ近くの温泉へ
疲れた体を温泉に付けてると続々入ってくるリストバンド巻いたサマソニ軍団。
頭にタオル巻いたり、サングラスしたりしてるから皆変な日焼けになってます。
「みんなけったいな焼け方しとるな~」そう思いながら洗い場の鏡に写った自分の顔見て思わず呟いた・・・「・・・パンダやがな」



★★★★★ 2008.8.10(日)  舞洲サマーソニック大阪特設会場 (チケットぴあ)

「ビヨンド」

2008-08-14 00:00:15 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)



納涼 血まみれホラー祭り!
本日の怖い怖いもう1本は・・・

サンゲリア」のルチオ・フルチ監督のゾンビ映画三部作(私が勝手に付けました)の中でもサンゲリアと並んですきな作品です。
地獄の門が開き死者たちが溢れかえるという典型的なゾンビ映画な設定で、お約束の残酷シーンもてんこ盛り!

これでもかと続くゴアなシーンの数々に好きものの人は堪らないかもしれません
鎖で殴られて裂ける皮膚や、眼球串刺し(サンゲリアの逆パターン)に溶ける顔、何故か蜘蛛に顔面を食いちぎられたり・・・と意味不明の場面もありますが、この映画といえばやはり頭部を吹き飛ばされ少女のカットでしょうね(イメージ1番の画像がその問題のカット!)
この作品がビデオリリースされた時期には何かと雑誌等に取り上げられた時大抵、顔面が半分吹き飛んだ少女のアップのスチールが使われてた(劇中では1秒もないほど一瞬写るだけ)
私などあの写真を見てこの作品が見たくなったほどでしたよ・・・

相変わらずストーリーはまったくたいした事無く、むしろいい加減なほどですがトコトン残酷なグロ描写で押し切ってやれ!と言うフルチ御大のパワーが感じられ、その場面に不自然さを感じつつ「でも、あんたやりたいんでしょ?」と思ってしまうほどの気合を感じます

コーラスを使ったテーマ曲も印象的で、救いようのないラストも好きです。
評価は分かれるかも知れないけど、私はゾンビ映画の中では上位に挙げたい作品です.



☆☆☆☆

「家」

2008-08-12 09:57:45 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)



納涼 血まみれホラー祭り!
本日の怖い怖いもう1本は・・・


「家」て言う邦題が示す通り家が主役のオカルト映画です
ただよくあるポルターガイスト現象頻発の「幽霊屋敷」的なパターンとは若干違った印象。
夫婦と子供、叔母の4人が夏休みの間だけ格安(安いほど怖いものはない!)で借りた豪華別荘で体験する異常な物語
特に物音がするとか何か現れるって事はないんだが、その家で暮らしてるだけで、それぞれの精神に異常をきたしていき、夫婦共々どんどん壊れていく・・・
一見お化け屋敷映画と思いがちだが、実体が現れる幽霊モノとは異なりジワジワと人間が精神的に変化していく心理ホラーて見方が出来ますね

でも家自体が巨大なモンスターでもあるわけで、犠牲者が出るたびに家がドンドン新築のように変化し「若返って」いくのはまさに人間を餌に大きくなる怪物のようで、まさに殺人的ビフォーアフター!
狂っていく夫婦がカレン・ブラックとオリバー・リード!まさに適役でよろしい!ついでに叔母は重鎮ベティ・デイビス(これもよろしい!)

開かずの間に住む老女の存在や部屋中に飾られた古い写真等それまでの前フリや過程が最後に驚愕の結末となって利いてくるとこはうまくまとめてますね



★★★★

「オードリー・ローズ」

2008-08-12 09:56:36 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)


納涼 血まみれホラー祭り!
本日の怖い怖いもう1本は・・・


輪廻転生=リーインカーネーション物の代表作ですね
事故で死んだ少女が同時期に生まれた子供に生まれ変わる・・・という輪廻転生を題材にしたオカルトサスペンスで、事故で死んだ娘の父親がA・ホプキンスで、前半はこの父親が死んだ娘の生まれ変わりと信じるアイビーと言う名の子供の家族にそれこそストーカーまがいに付きまとう展開。
なんとかアイビーの両親と接触して事の顛末(オカルトめいた話をする)を話す訳だが、怪しさ100%のこの男は当然相手にされないがアイビーに不思議な現象が起こり始めてからオカルト映画の雰囲気が漂ってくる。

中盤からラストにかけてアイビーの怪異現象を描きながら、まるで親権を争うかのような法廷シーンを随所に折込みサスペンス的要素を高めて単なるオカルト物になってない、さすが名匠ロバート・ワイズといったところか。

この不可思議な事態を打破するために催眠実験でアイビーの記憶を辿ろうとするクライマックスでのアイビー演じるスーザン・スヴィフトの「催眠演技」は中々の見所で緊張感漂う催眠実験を盛り上げてくれます。
何とも切なくも悲しいオカルトサスペンスといった具合です



★★★

No.067 「ハプニング」(2008年 米 91分 ビスタ)

2008-08-09 01:16:17 | 2008年劇場鑑賞
監督 M・ナイト・シャマラン
出演 マーク・ウォールバーグ
    ズーイー・デシャネル
    ジョン・レグイザモ




本日2本目の映画は監督の「ハプニング」です。
「ギララ」が終わると同時にこちらの予告編が始まるので、チケットは先に買ってあったもののいったん外に出てチケットを改めて切ってもらっての再入場です
急いでスクリーンに駆け込んで何とか・・・て言うより余裕で間に合いました。



(あらすじ)

ある日突然、アメリカ全土からミツバチが消えるという異常現象を皮切りに、世界中の人々が突然死に至る病がまん延し始める。
人類滅亡の危機を前に世界はパニックに陥っていた。
その地球危機の中で主人公(マーク・ウォールバーグ)は家族を守るために安全な土地を目指し、迫りくる何かに追い込まれながらも、希望を捨てずに原因究明と家族のために逃避行を続けるが……。

「シックス・センス」「サイン」「ヴィレッジ」など恒に良い悪いは別にして、我々にいろんな意味でサプライズを用意してくれているM・ナイト・シャマラン監督作は「シックス・センス」以降全て見ておりますが、前作「レディ・イン・ザ・ウォーター」からやや作品の感じが変わった印象で、今回ははたしてどんなサプライズを・・・と期待しての鑑賞でした。

こういう映画はいつもながらネタばれに気を使いながら書かないといけないので難しいですが、今回はM・ナイト・シャマランなりの環境問題への定義を感じてしまいました。



冒頭の人間が空から降ってくる落下シーンから異様な雰囲気で、どんどん展開が早くテンポよく描かれていき画面に引き込まれていきます。
異様な事態で混乱する町中から主人公たちが脱出する・・・しかし行く手には死体の山・・・見る側も一体何がどうなってるのか?という疑問と、密かに今回はどんなシャマランマジックを見せてくれるのか?そんな期待感が余計に画面にくぎ付けにされます。
しかし中盤からこのテンポがやや落ち着いた感じで、ある意味ここからがM・ナイト・シャマラン監督の今作のテーマとするところではないでしょうか?
そんな感じをやや受けました。

しかし次々とわけわからず人々が死んでいく恐怖はホラー映画的でもあります。
特に前半はそういう意味では主人公同様に見る側にも緊張感があってスリラー映画としてはなかなかの面白さでした。
ただ「シックス・センス」は超えてないけどね・・・前作よりはこちらが好きですよ



★★★ 2008.8.7(木)MOVIX堺 シアター4 21:00 J-12

No.066 「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発」(2008年 日本 98分 ビスタ)

2008-08-09 00:40:36 | 2008年劇場鑑賞
監督 河崎実
出演 加藤夏希
    加藤和樹
    渡部又兵衛



夏休みに入りシネコンは平日でも沢山の人手です。
今日もMOVIX堺での連続鑑賞ですが映画見る前に隣の温泉でリラックス・・・まだ日が明るいうちに風呂に入るのも良いもんですね~
二本映画見る前にリラックスしてしまいました こりゃ寝てしまうかもな~(笑)
館内に入ると我々以外は観客がゼロ!貸切ですわ・・・

今日の映画がまずは邦画の「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発」です。
懐かしい怪獣ギララが何故か復活ですね~
ゴジラやガメラに比べると圧倒的に認知度落ちるギララですが(他にも大映の大巨獣ガッパがありますが)この映画きっかけで平成の時代に見事甦るんでしょうか?



(あらすじ)

世界の首脳が集まるG8サミットの真っ最中、中国の宇宙船が墜落、宇宙怪獣ギララが出現する。
サミットは急きょ「G8大怪獣ギララ対策本部」に変更され、日本を先陣に各国がこぞってミサイル攻撃を仕掛ける。
スクープを狙う記者の隅田川(加藤夏希)らは、湖畔の村に伝わる伝説のタケ魔人(ビートたけし)をよみがえらせようとする

洞爺湖サミットを舞台に選んだことで予告の段階でバロディ色の強い映画だとは思ってましたが、まさにそのとおりでしたね。
見る人に寄って判断は分かれると思いますね~中には馬鹿さ加減にお怒りの方も居ると思いますが、この映画を楽しむにはある種の割り切りのようなものが必要かも知れないですね。



担に怪獣映画として見る分には良いですが、一歩見方変えればバラエティー番組内のコントの拡大版とも取れなくもないのでここはお笑い系としての見方で見れば楽しめるけど、映画的なセンスで見れば「なんじゃこりゃ?」
と思う人も多いかも?
その辺の感覚は「大日本人」を見たときのような空気を感じました。

ま、私は結構笑えましたがね~ タケ魔人を崇拝する村人たちが珍妙な儀式・・・妙な踊りとネチコマ、ネチコマとコマネチのポーズで決めるんだが(加藤夏希も真顔でネチコマする)この踊り見ただけでタケ魔神が誰か容易に想像つくね。
そのタケ魔人とギララの対戦はもうタケチャンマンの世界・・・ニュースペーパーの物真似もバラエティーテイストで見れば笑えるし、映画としてどうとかと言うより、単純に楽しむ姿勢で見ればまずまず楽しい怪獣映画でした。



★★★ 2008.8.7(木) MOVIX堺 シアター10 19:15 L-22

「ゾンビーズ 生ける屍の群れ」

2008-08-08 01:17:31 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)



納涼 血まみれホラー祭り!
本日の怖い怖いもう1本は・・・

「ザッツエンターテイメント」て言うミュージカル映画の総集編がありましたが、これはゾンビ映画の総集編!
「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」「ゾンビ」「死霊のはらわた」・・・何てメジャーな作品は1本も出てきません。
一番メジャーなのは「サンゲリア」ぐらいで、後出てくるのは「地獄墓地/死霊のうめき」「ゾンビの秘宝」「アストロ・ゾンビ」「悪夢の死霊軍団/バージン・ゾンビ」「ナチス・ゾンビ/吸血機甲師団」「FEAR」など「サンゲリア」以外はB級以下の作品。
しかもゾンビなんかどこにも出てそうにない作品もあり、その曖昧さがホラー映画らしいですね
ゾンビ映画のダイジェスト集で合間にショートストーリー(見るに耐えないモノ・・・)を挟みながら、色んなゾンビが大暴れするのを駆け足で名場面を見せてくれるが、ゾンビよりお姉ちゃんの裸の方がトータルで出番が多いんちゃう?

こうやって見ると「サンゲリア」だけ別物で、作品の質の違いがハッキリと別れますね
他の作品はいかにも安っぽくいメークや、演出も幼稚ぽいし、まぁダイジェストやからガマンして見れるのかね~(「ゾンビの秘宝」「地獄墓地/死霊のうめき」は近所のレンタルや中古でよく見かける)全長版は苦痛ですな
でもこのビデオで紹介される作品は日本ではビデオで出てる模様で、ゾンビばかり画面に色々と出てくる作品てのもある意味貴重な作品かもね・・・



★★★

「ゾンビ・アイランド・マサカー」

2008-08-07 01:07:41 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)



納涼 血まみれホラー祭り!
本日の怖い怖いもう1本は・・・

この映画!ゾンビ・・・と名がつくからにはゾンビが出てくるかと思いきや、そんなん全然出てきません。
一口に言えばカリブ海のある島に訪れた観光客が何ものかに襲われ逃げ惑う話で・・・ま、雰囲気はブードゥー教がからんだ「ゾンビ伝説」風な映画と思わせといて、実は姿なき殺人者が一人一人惨殺していくスラッシャー物。
生き残った5人の男女が一軒家に立てこもる(お約束!)が殺人鬼の手は容赦なく迫ってくる。
棒に串刺しになったり、首が飛んだりするスプラッターな描写もあるのだが、いかんせんビデオの画質が悪いのと、しかもほとんど夜の場面の為、何をしてるのか分りずらいのが玉に瑕・・・
でもゾンビ物と思って見たらまさしく怒り心頭になること間違いなしの作品。

プレイメイトメイツのリタ・ジェンレッテ出演てのが一つの売りで、お色気場面も冒頭に出てくるけど、ナイスバディと言うより骨太なムチムチボディて感じで(背も低そう)今ひとつプレイボーイメイツにしては華やかさ欠けるような感じで作品を象徴してます
ハズレが多いホラー映画ですので ま~想定の範囲内てことにしておきましょう

そういえば途中、ブードゥー教の儀式を観光客が見学する場面(添乗員同行で儀式も観光向け!?)でゾンビ出てきましたわ
スラッシャー映画でオプションでゾンビ付き・・・て感じの映画



★★

「死霊の棲む館」

2008-08-06 01:47:05 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)



納涼 血まみれホラー祭り!
本日の怖い怖いもう1本は・・・この映画!

一種の幽霊屋敷モノといいましょうか、1850年代に悲惨な出来事のあった屋敷に歌手の親子と恋人の精神科医が移り住むが夜な夜な不思議な現象が・・・といったゴーストストーリーで壁の向こうに隠し部屋があったり夜中に謎の男がピアノを弾いてたりと主人公の女性の目の前で突然130年前の出来事が起こったりとややゴシックな雰囲気があるホラー映画ですが、時代の反映か特殊メイクがふんだんに使用され、それらがたまにマンガチックに映るのは興ざめですな~

「ハンニバル」よろしく頭部をパカッと開け脳みそを見せたりするシーンもあるんだが何故か開く所がチャックだったり、パソコンからTVゲームのような3D画像が飛び出てきたり・・・意外と中盤はオカルトムードがあってよかったんだが、後半はSFX(死語!?)に頼りすぎた感があり残念・・・


★★

「悪魔の植物人間」

2008-08-04 01:43:51 | DVD&ビデオ&テレビ(地上波/CS)



納涼 血まみれホラー祭り!
本日の怖い怖いもう1本は・・・この映画!
ちなみにお盆までやります。

「ザ・フリークメーカー」とこジャレタDVDタイトル付いてるけど、ここは劇場公開タイトル「悪魔の植物人間」がピッタリでしょう

人間と植物のDNAを掛け合わせて新人類を作ろうとするマッドサイエンスものですが、失敗作を見世物小屋でみせものにするという非道な科学者をドナルド・プレザンスが演じてます。

その見世物小屋でのサイドショーがこの作品の一つの見せ場であり、ホンモノのフリークスの人たちが大挙出演している。
次々出てくるショーの出演者たち・・・トカゲ女に髭おんな、劇痩せ女にカエル男、目玉飛び出し男(コレ不謹慎ながら笑ってもた・・・)などなど実際の人が出てる場面だが、今回日本語吹き替えで見たんだけど、このシーンは英語だった・・・やはりTVではカットされたんやね。
などなど実際の人が出てるところにDNA操作された植物人間が出てくるけど、この怪物はグロテスクな着ぐるみの怪物だが、全貌がはっきり判るのがラストシーンてのはチョイ寂しいな。

いかがわし映画らしさ満点の作品だが、ここらで邦画での禁断の作品「恐怖奇形人間」もソフト化を・・・それは無理やろな



★★★★