「スパズムス 蛇霊の恐怖」

納涼　血まみれホラー祭り！
本日の怖い怖いもう１本は・・・この映画！

オカルトチックなオープニングだが、途中からヘビモンスター映画になっていく
かつて巨大なヘビに襲われて以来後遺症に悩み、その巨大ヘビの見るものが見えるようになる特殊な体質になっていく主人公をオリバーリードが怪演しております。
しかしこの作品の売りは特殊メイクの大御所ディック・スミスの特殊メイクでしょう。
ヘビに噛まれて手や顔の皮膚がコブのように膨張していく場面はこの作品のハイライト（２箇所あり）
肝心のヘビはそんなたいしたもんではないですが・・・

しかし結末はどうもあっけなく、結局、特殊メイクぐらいしか印象に残らない作品


★★★

「ザ・カー」

納涼　血まみれホラー祭り！
本日の怖い怖い１本は・・・この映画！

「エクソシスト」の大ヒットでやってきたオカルト映画ブームと「ジョーズ」の大ヒットで到来した動物パニック映画ブーム・・・その２つの要素を合わせたような作品ですね（ま、こちらは動物でなく車ですが・・・）
この手の作品は結構多いですね～「激突」「クリスティーン」や「クラッシュ」最近では「ハイウェイマン」など車が人を襲う作品は珍しくはないけど、この「ザ・カー」なかなか良かったな～

人間を跳ね飛ばす・・・シンプルな殺人手段で残酷シーンなんかはないけど、車の主観映像になるカメラワークや黒い車はヌ～と現れたり、暗闇から猛スピードで突然出てきたりと、Ｂ級ホラーなりに車を「死神の憑いた怪物」としての演出で不気味さを出してますね。
古い高級車ならではのゴツゴツした感じのフォルムが一段と威圧感があっていいね
赤く流線型だった「クリスティーン」が女なら、こちらは間違いなく男やな・・・

音楽が「シャイニング」と同じテーマ曲だったんだが・・・その辺の事情はよく知りません
車が悲鳴上げるのも「激突！」風でしたよ。

劇場公開時見逃した映画がこうしてＤＶＤで見れるのも有り難いですね。
特にこの作品は少なくともレンタル店では過去一度も見たことがないだけにね（ソフト化は今回が初めてなのかな？）



★★★