今回も見てきました劇団新感線
今回は「シレンとラギ」といういのうえ歌舞伎の最新作
客演に藤原竜也、永作博美、高橋克実などを迎えた時代劇ですが、相変わらず面白い設定で良く出来たストーリーです
でも何となく今回は先が読めるような展開ではあります
でもさすが今回は女性客が多いですね~まぁ前回もそうだったが・・・
主役の藤原竜也は初めて舞台で見たんですが、さすが映画やTVだけでなくこう言う舞台も経験してるだけに上手いですね
熱演しておりましたね~
そしてヒロインの永作博美は昨年は映画賞を総なめの勢いをそのままこの舞台に持ち込んでの熱演!
でもなんとなくセリフの喝舌がイマイチで、やけに早口で時折聞き取りにくいように感じました
何となくセリフも咬みそうな感じ・・・もしかして舞台には合わないのかな?
でも綺麗でしたよ・・・それだけで許そう・・・
高橋克実のTVのイメージとはガラリと違う悪役キャラもこの人の役者としての力量を見せてくれてます
いつもながら舞台はエネルギッシュで大掛かりなスケールの芝居です
シリアスなドラマの中に劇団新感線らしい笑いの要素も盛り込み、この劇団ならではのお約束ごとも嬉しいですね
殺陣の迫力はもちろん場面転換の鮮やかさ、そしてまるで映画のような回想場面の演出は特に感心しました
客演だけでなくお馴染みの、橋本じゅん、高田 聖子、粟根まこと、古田新太らの存在感は客演3人の中であっても、まったく負けることなくしっかり舞台を締めてくれています
これがこの劇団の強いところですね
次回作の五右衛門ロック最新作も期待したいところです
★★★★★ 2012.5.10(木) 梅田芸術劇場メインホール S席 2階 3列目42番(チケットぴあ)