MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.020 「13日の金曜日」 (2009年 97分 シネスコ)

2009-02-16 00:06:03 | 2009年劇場鑑賞
監督 マーカス・ニスペル
出演 ジャレッド・パダレッキ  
   ダニエル・パナベイカー
   アマンダ・リゲッティ
   



何でもかんでもリメイク流行りのホラー映画ですが、ついにあの人気シリーズもリメイクされました。
あの「13日の金曜日」(以下13金)がマイケル・ベイのホラーリメイクシリーズ(勝手に命名)として復活です。
しかも公開が2月13日の金曜日・・・かつてリメイク版オーメンも2006年6月6日公開でしたが今回もそれにならって(?)の公開・・・と言う訳でバレンタインデー前日の2月13日金曜日に行って参りました。
ちなみにバレンタインデー当日2月14日はリメイク版「血のバレンタイン」こと「ブラッディバレンタイン3D」公開・・・入場場料2000円だから行かないよ

(あらすじ)

行方不明の妹を捜していたクレイ(ジャレット・パダレッキ)は、クリスタル・レイクのほとりで壊れかけた古い小屋を見つける。
彼は警察や地元の人々の忠告にも耳を貸さず、ジェナ(ダニエル・パナベイカー)ら大学の友人たちと一緒に週末を湖のほとりで過ごすことにする。
やがて彼らの前にホッケーマスクをかぶった謎の男が現れ・・・



13金リメイクで気になる点は果たしてジェイソンは登場するのか?と言うこと・・・13金と言えばホッケーマスクのジェイソン・・・当たり前じゃないかと思われがちだがオリジナルの1作目には大筋としては本来はジェイソンは登場しません。
ジェイソンが出て来るのは13金パート2からで、しかもトレードマークのホッケーマスク姿はパート3からです。

しかしこの映画は開巻早々にジェイソンの母親が登場、そして生き残ったヒロインに首が吹っ飛ばされると言う13金の1作目のラストからスタート!
なるほどパート1をリメイクするのでなく それ以降のクリスタルレイクでのドラマになるんですね。
どちらかと言うとパート2&3のリメイクと行ったとこかな?
キャンプに来た若者5人が順番にジェイソンに殺されていき、いよいよヒロインとおぼしきギャルのみ・・・いつもより登場人物少ないがな?
もしかして後はヒロインとジェイソンの一騎打ちで持たすの?と思ったらヒロインが襲われたとこで“FRIDAY THE 13TH”のタイトルがスクリーンに浮かび上がる!
今までのは前フリだったんですね~約25分にも及ぶ長い長い前フリを経ていよいよ本筋スタート!



またまた若者の一団が登場。
なんと8人ぐらい居る・・・そうでなきゃね~スラッシャー映画は犠牲者が多くなければつまらんがな。
後はお馴染みのパターンで森の別荘で過ごす若者が一人また一人血祭りに挙げられいきます。

しかしこの殺し方はかつてのシリーズで見た手段が次から次に出てきて、殺し方もご丁寧にリメイク?
それ自体は悪くないけど、ただオリジナルを何度も見てる者にしては先が読めてしまうのはホラーファンの性か・・・どこからジェイソンが出てきて襲いかかり、どの凶器を使うか・・・予想出来てしまうだけになんかワクワク感が感じられなかった(ま、知らない人はドキドキしただろうからいいんだけどね)

ではこのリメイクはダメなのかと言うと決してそうではなく、80年代のスラッシャー映画の王道的パターンの作品で、バカカップルがジェイソンに次々と血祭りに挙げられ、裸の姉チャンも無駄に出てくるし、人相の悪い保安官も顔出します。
まぁ一言でいえば奇を狙わず無難にリメイクに成功した映画・・・と言えるかも?



★★★ 2009.2.13(金) なんばパークスシネマ シアター5 18:15 F-22