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MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.078 「怪談」 (2007年 日本 119分 ビスタ)

2007-08-20 00:03:10 | 2007年劇場鑑賞
監督 中田秀夫
出演 尾上菊之助
    黒木瞳
    井上真央



「怪談」と言うタイトルを聞いた時てっきり「耳なし芳一」とか「雪女」などの小泉八雲のあちらの「怪談」を連想したんですが、そうではなくて「四谷怪談」とか「牡丹燈籠」と並ぶ怪談の古典「真景累か淵」だったんですね。
「怪談累か淵」でタイトルにすればいいのに・・・ま、ここは久々に古典的な怪談映画の復活を素直に喜びたいです。

「四谷怪談」は昨今でも何度か映画化されてますが それ以外はもう何十年も製作されてませんでしたね。
そう言う意味では今回の「真景累か淵」の映画化は今後他の怪談も製作されるキッカケになればいいですね。

(あらすじ)

煙草売りの新吉(尾上菊之助)は三味線の師匠、豊志賀(黒木瞳)の所に出入りするうちに、いつしか深い仲になる。しかし、2人の間には自分たちの知らない深い因果が隠されており、新吉の父親は20年前に豊志賀の父親を殺していた。年の差を超えた新吉と豊志賀の恋物語は、ふとした言い争いからほころび始め……。

冒頭のタイトルバックが珍しく役名付きで出演者の名前が出たのがレトロぽくて、昔の映画見たい・・・何と無く怪談映画の雰囲気ですね。
音楽の感じも怪談らしい雰囲気が出てるね。

それと何と言っても嬉しいのは開巻早々に一龍斎貞水が登場しあの名調子で物語の導入部を語ってる所。
これはいいアイディアですね~怪談の世界に引き込まれますよ。

そして始まる物語も割りとテンポも良く やがて黒木瞳の顔が恐ろしく腫れあがり、死んだ後、亡霊となって現れる・・・途中お久が死んだくだりまでは良かったけど、そこから先の後半が少しクドイ場面が多いように感じたんですがね。
中盤までは怪談映画らしい雰囲気が充満してたけど、後半はややそう言う感覚が薄れてきたように思います。
運命と因縁に翻弄されて行く新吉に大きくスポットを当てられて、黒木瞳の幽霊もやや休憩って感じ・・・
この辺は監督の狙いなのかも知れないが前半の雰囲気が個人的には好きでした。

黒木瞳さんはいつも綺麗だけど、今回顔半分腫れ上がった顔で幽霊として登場するんだけど、あまり迫力が感じれなかったな~
顔半分腫れてるけど他の部分は綺麗な顔のまま・・・何かねぇ~ もっとおぞましく、やつれた感じのメイクしてほしかったな~
まぁラストの終り方は怪談映画らしい感じだけど、その後のあゆの歌がまたしても微妙・・・主題歌何んかいらんのと違うの~(まぁそのへんは色々な事情があるんでしょうけど)

それと映画上映中 前方の女子中学か高校生ぐらいのグループが終始喋ったり意味ないとこでクスクス笑ったりしてました。
挙句の果てに携帯を開いてチラチラ見てたり・・・そんなに退屈なら何故この映画を見に来たのか?他にもハリポタとかアニメもあるのに・・・迷惑な連中が居た事を付け加えて置きたい。



☆☆☆☆ 2007.8.17(金) アポロシネマ8 スクリーン5 15:15 L-10