MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.088  「MAXX!!! 鳥人死闘篇」 (2004年 仏 94分 ビスタ)

2006-09-06 01:01:23 | 2006年劇場鑑賞
監督 ジュリアン・セリ
出演 YAMAKASI
    チョウ・ベル・ディン
    ロラン・ピエモンテージ



数年前「YAMAKASI」という作品で超人的なアクションで話題になったYAMAKASIのメンバーが再結集して、またしても驚くようなアクションを見せてくれるこの作品ですが、密かに期待を持って見に行ったけど残念ながら・・・これゃ酷いわ

(あらすじ)

YAMAKASIのジムの経営者レオ(ロラン・ピエモンテージ)は、タイに新しいジムを開くことを宣言する。彼とともにローガン(シャルル・ペリエール)やヤン(ヤン・ノウトゥラ)らはバンコクへと旅立つ。そこでトレーニングを始めたメンバーを、突如キエン(チョウ・ベル・ディン)率いるストリート・ギャングが襲う。

前日に同じ天六シネ5ビルで見た「マルキ・ド・サドの調教哲学」の不甲斐なさに辟易してたけど、さらに不甲斐ない出来の作品に巡り合うとはね~
まぁ、ここの映画館では珍しくないけど、その前週に見た「アルティメット」が小気味いいパンチの効いた快作だっただけに同じフランスアクション映画で、しかもYAMAKASI系のアクションって事で期待をしておりました(ちなみにその前は「ティント・ブラスの白日夢」というこれまた駄作の鑑のような映画だったけど・・・)

冒頭ビルの屋上を自在に飛び越えながらボールを投げて遊ぶ究極のボール遊びを見せてくれますが、YAMAKASI特有のビルの飛び越えや駆け上りが編集やスロー、カット割で全然と言っていいほど彼らの持ち味を活かしていない!
ここは長回しなどを中心で見せた方が彼らの技も活かされるでしょうに・・・見せ方が下手くそやね。

また支離滅裂なストーリーは単純な映画であるハズなのに、恒に「あれっ?」と「何故っ?」を観客の脳裏に植えつける複雑怪奇な展開に呆れて眠ってしまう・・・
細かい説明を省く・・・というより何の説明もなく話がいろいろ展開していくのはまるで行き当たりばったりの素人が作った映画見たい・・・
鑑賞後は「結局、あれはどうなった?」「結局、どういう事だったの?」などなど疑問が湧き、質問したくなること間違いないでしょうね。
しかもその質問には誰も答えれないであろうと言う困った映画です。

ラストは多数の人間が大乱闘・・・!でもここらになると「もうどうでもいいや!」という感じになってきてました。
こちらは睡魔との乱闘中なんですから・・・一言・・・眠い!



★ 2006.9.2(土) ホクテンザ1 22:30 5列目