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MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.037 「ジャッカス/クソジジイのアメリカ横断チン道中」(2013年 92分 ビスタ)

2014-05-24 05:29:04 | 2014年劇場鑑賞
監督 ジェフ・トレメイン
出演 ジョニー・ノックスヴィル
   ジャクソン・ニコル
   グレッグ・ハリス



MTVの人気テレビ番組「ジャッカス」のスピンオフ?の作品
ミニシアター系の上映だったけど、まさかの地元のアポロシネマでの追加上映
これは見にいきやすくなりました
でも一般的なシネコンでは明らかに不向きな作品です
大丈夫かいな?客を選ぶ映画だけに・・・さすがに5名でした

(あらすじ)

アーヴィング(ジョニー・ノックスヴィル)は、86歳のエッチなじいさん。
8歳の孫ビリーの父親を捜すために、二人はアメリカ横断の旅に出ることに。
スーパーで万引き、結婚式のシャンパンタワーを崩壊、美少女コンテストで孫に下品なダンスをさせるなど、二人が過激で破天荒な行動で波乱を巻き起こす



上映の途中で斜め前の女性が席を立ちました・・・トイレかな?
と思ったが2度と戻ってこなかった・・・まさにそんな映画です
元来「ジャッカス」自体がそんな番組だし、「ジャッカス・ザ・ムービー」公開時はチケットカウンターでスタッフが「これは映画ではありませんが大丈夫ですか?」と断り入れてたぐらいでいしたからね

今回はその「ジャッカス」のネタの一つジョニー・ノックスヴィルが特殊メイクで老人に扮して街中に出没して、いろいろとドッキリ騒動を起こすといういわゆる素人を騙すドッキリ企画に簡単なストーリーを付けたもの
ハートフルなロードムービーと思って見るとエライ火傷を負います!

下品な爺さんとその孫の絆がドッキリ企画満載ながらも深まっていき、少し泣かせるクライマックスも用意されている
でもその後に予想通りのお約束的オチがあったりして、やはり悪ふざけな映画である事を感じさせる



チンコが自動販売機に挟まるネタを筆頭に、結婚式に乱入しシャンパンタワーをひっくり返したり、孫を箱に入れて宅急便で送ろうとしたり、ファミレスでうんこをぶちまけたり、美少女コンテストで孫にストリップまがいのポールダンスを踊らす・・・
それぞれのネタがTVショー的だがそれを単純なストーリーで繋いで見せるのは面白い
でもやはり誰が見ても面白いかというと・・・やはり客を選ぶ映画だ
私は好きですがね~



★★★ 2014.5.22(木) アポロシネマ8 スクリーン6 17:20 K-6

No.036 「レオン/完全版」(1994年 133分 シネスコ)

2014-05-20 22:59:27 | 2014年劇場鑑賞
監督 リュック・ベッソン
出演 ジャン・レノ
   ナタリー・ポートマン
   ゲイリー・オールドマン



バック・トゥ・シネマの一環で見てきました
こう言う企画は大歓迎ですね~
今年は結構行ってます・・・午前10時の映画祭はなかなか時間は合わないけど・・・
日曜日のレイトショーだけどプレミアスクリーン7~8割埋まってますね
この映画VHSのビデオで持ってますが、劇場では一度も見た事無いのです
しかも完全版は初めてみます

(あらすじ)

孤独な殺し屋・レオンと、家族を惨殺された少女・マチルダの出逢いと別れを描いた「レオン」に、22分の未公開シーンを加えた完全版。ふたりが心を通わせていく過程が、さらに緻密に描かれ、切なさがより胸を締めつける



いつ見ても良いですね~
ジャン・レノがやはりこの映画が代表作ですね~
これ以降たくさんの映画に出てますが、この役を超えるインパクトは残念ながら無いように思います
そしてナタリー・ポートマン!
今と変わらないその容姿はやはり綺麗ですね~
て言うか大人になっても綺麗ってことですね~
ゲイリー・オールドマンの切れ具合と合わせてこの3人の演技がこの名作を単なるアクション映画でないものしています



レオンとマチルダの関係がこの映画の大きなテーマですね
親子のような関係のこの2人の生きざまを観葉植物に重ねあわせてるように思います
根をおろしていつかどこかで生きて行きたい・・・そんな2人の共通の立場が親子から、やがてもしかしたらそれ以上の関係になってしまったんではないか?
なんて思わせてしまう強い絆をこの完全版で感じました

大地に植えられたレオンの観葉植物が大地に根を下ろした時、2人に安住の時が本当に訪れる・・・そんな時にボーカルからポーンと入るスティングの主題歌が涙線を緩めさせてくれます



★★★★★ 2014.5.18(木) TOHOシネマズなんば 本館プレミアスクリーン 20:00 B-7

No.035 「アメイジング・スパイダーマン2」(2014年 143分 シネスコ)

2014-05-12 00:07:21 | 2014年劇場鑑賞
監督 マーク・ウェブ
出演 アンドリュー・ガーフィールドマーク
   エマ・ストーン
   ジェイミー・フォックス



続いての2本目の作品はこれまた今話題のシリーズ第2弾
アメコミ映画がこの春から夏にかけて続きますね
その中でも今年一番の話題作です
前評判もよいようなので3Dでの鑑賞となりました

(あらすじ)

スパイダーマンとしてニューヨークの平和を守り、グウェン(エマ・ストーン)との関係も好調なピーター(アンドリュー・ガーフィールド)。
だが、旧友のハリー・オズボーン(デイン・デハーン)がニューヨークに戻ってきたのを機に、充足していた生活が微妙に変化していく。
そんな折、サイ型パワードスーツを装着したライノ(ポール・ジアマッティ)、人間発電機エレクトロ(ジェイミー・フォックス)という敵が出現。苦闘を強いられる中、追い打ちをかけるように怪人グリーン・ゴブリンとなったハリーが襲い掛かってくる。



前評判を聞いて見た分期待も高まってた事もありましたが、正直ちょっとシンドイ映画だったかな~
たしかにストップモーションなどを使った場面やビルの谷間を飛び移るスパイダーマンの映像は凄いですが、映画のストーリーとしては少ししんどかった
ピーターの恋愛や旧友のハリーとの関係など苦悩するピーターの姿がやけに印象に残った
なんとなく143分と言う長尺ながらこのテーマはやや重く感じました
アクションシーンは良いだけにアクション以上にストーリー展開の重さの印象が強く思いました
ノーラン版の「バッドマン」シリーズも重い作品だったが、あちらは重いというより重厚な感じで良かったが、こちらは疲れました



そう言えば旧シリーズの「スパイダーマン2」もピーターが悩んでましたね
どうやらパート2でスパイダーマンは主人公が苦しむようになってんかな?
前半は割と軽快な雰囲気だっただけに後半から映画のテンポも少し遅くなった感がありましたね
今回の敵キャラは個性的で面白いです
それだけに作品全体としてはやや期待ハズレな部分もあって残念です



★★★ 2014.5.8(木) TOHOシネマズなんば 本館スクリーン5 21:00 C-13

No.034 「アナと雪の女王」(2014年 102分 シネスコ)

2014-05-11 00:03:37 | 2014年劇場鑑賞
監督 クリス・バック 、ジェニファー・リー
出演 クリステン・ベル
   イディナ・メンゼル
   ジョナサン・グロフ



こんなにヒットするとは思わなかったこの映画
見に行く予定には入れてなかったけど、ここまで話題になるとついついと興味を持ってしまう
一部の劇場では歌の歌詞付き上映していて、みんなで歌おう!とかと煽ってる
もはや観客参加型になってるんんかな?
この日も平日の夕方にしては明らかに人が多いです
それも女性の姿が目立ちます

(あらすじ)

エルサとアナは美しき王家の姉妹。しかし、触ったものを凍らせてしまう秘められた力を持つ姉エルサが、真夏の王国を冬の世界に変化させてしまった。
行方不明になったエルサと王国を何とかすべく、妹のアナは山男のクリストフ、トナカイのスヴェン、夏に憧れる雪だるまのオラフと一緒に山の奥深くへと入っていく



完全にディズニー印のミュージカルアニメーション!
突然歌いだすミュージカル映画が苦手な人には少し辛いかな?
と思ったがその部分を差し引いても、日本人が受けそうなストーリー展開
ディズニーならではのオラフのようなユニークなキャラたちと2人のW主人公に魅了されて美しいCGアニメの世界にとっぷり浸かれるんではないでしょうか?

ストーリー展開は相変わらず上手いですね~
ややこしくなく、また分かりやすいけど王道的なディズニー映画のパターンも入ってたりする
見てるものとしては安心して映画の世界に浸れるというもので、楽曲の魅力だけでなくCGアニメのビジュアルで描かれるの氷の世界で繰り広げられるファンタジックな物語に久々に見たディズニー映画を堪能しました



吹替えでの鑑賞でしたが神田沙也加、松たか子の声量の凄さにさすが映画や舞台で鳴らした実力を見せてくれていて、まるでステージでのミュージカルを見てるかのようでした
雪だるまのオラフの声をピエール瀧さんが演じてるけど、この何でもセリフに咬んできて喋りまくるキャラは日本語だから、余り気にならなかったが字幕版の原語で聞いてたら悪名高き(?)「スターウォーズ EP-1 ファントムメナス」のジャージャービンクスの再来を思わすウザさを感じたかも?(笑)
そんな意味も含め字幕版3Dで見て見たい気もします



★★★★ 2014.5.8(木) なんばパークスシネマ シアター7 18:40 J-5

No.033 「ダリオ・アルジェントのドラキュラ」(2012年 110分 シネスコ)

2014-05-06 23:48:19 | 2014年劇場鑑賞
監督 ダリオ・アルジェント
出演 トーマス・クレッチマン
   アーシア・アルジェント
   ルトガー・ハウアー



シネマート心斎橋に待望のダリオアルジェントの新作「ドラキュラ」の鑑賞
本日初日って事でアルジェントファンやホラーマニア風の方々が集結!
入場時はたいがいの人がパンフレットの入った袋もってると言う微笑ましい光景にニンマリ
オリジナルシャツは買った人は居るのかな?
監督目当てで来るファンが居ると言うホラー映画では今では貴重な存在のダリオアルジェント監督の最新作は期待どおりかな?


(あらすじ)

19世紀末のトランシルバニア。
ドラキュラ伯爵(トーマス・クレッチマン)の屋敷で行う図書館司書の仕事を紹介してもらおうと、妻・ミナ(マルタ・ガスティーニ)の友達であるルーシー(アーシア・アルジェント)のつてを頼ってパスブルクという小さな村へ向かったジョナサン・ハーカー(ウナクス・ウガルデ)。
だが、それは美しいミナを手に入れようとたくらむ吸血鬼ドラキュラの策略であった。
虎視眈々(たんたん)と彼女を狙うドラキュラであったが、その前に吸血鬼研究者のヴァン・ヘルシング(ルトガー・ハウアー)が立ちはだかる。



以外?と大筋は原作に忠実に沿った感じの作りですね
登場人物をだいぶん端折ってるけど、期待をあまり正直してなかった分、結構楽しめた
この監督の作品の見どころはなんと言ってもアルジェントらしさが出てるかどうか?
と言う部分なんですが、その意味ではあまりアルジェントらしい雰囲気はなかった
でも1本のドラキュラ映画としてはまずまず面白く見れました
また音楽もお馴染みのクラウディオ・シモネッティらしい音楽でなく王道的な怪奇映画風だったりして、ゴブリンのような曲調とは異なります(エンディングの曲はいつもの感じだったけど)

そういう意味でもこの怪奇映画の古典に真摯に取り組んだ感じが出てます
でもドラキュラがカマキリになるのは如何なものか・・・何の冗談だと思ってしまった
眼球が飛び出したり、顎を撃ちぬいた銃弾が口の中を貫通していくスローモーションなど、アルジェント監督らしいこだわりを見せるにはファンへのサービス?



トーマス・クレッチマン扮するドラキュラはあまりインパクトが感じないのは
どうしてもクリストファー・リーのイメージで見てしまうからか?
高貴な貴族の雰囲気と言う感じなく、金持ちの野蛮なバケモノ的な感じでした
ドラキュラ伯爵というよりバンパイア・・・て言う感じでやや残念
でもルトガー・ハウアーのヘルシング教授は雰囲気は出てました
後・・・なんでもかんでもアーシアを使わなくてもいいように思うのだが・・・親ばかなのかね~



★★★ 2014.5.3(土) シネマート心斎橋 スクリーン2 21:00


No.032 「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年 136分 シネスコ)

2014-05-02 23:57:26 | 2014年劇場鑑賞
監督 アンソニー・ルッソ 、ジョー・ルッソ
出演 クリス・エヴァンス
   スカーレット・ヨハンソン
   セバスチャン・スタン



いよいよゴールデンウィークに突入!
今年はややぶつ切れのような連休って感じで長期の旅行とか行きにくい人も多いのでは?
そんな時に手軽な娯楽はやはり映画ですね~
自宅でなく是非劇場で見てほしいもんです・・・そしてこの映画もそんな1本でありました

(あらすじ)

アベンジャーズのメンバーとして戦ってから2年、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)はS.H.I.E.L.D.(シールド)の一員として活動していた。
ある日、キャプテン・アメリカとブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)を世界屈指の暗殺者ウィンター・ソルジャーが襲撃。
さらにウィンター・ソルジャーの正体は、キャプテン・アメリカの親友で第2次世界大戦で亡くなったバッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)で……



前作が誕生編って感じだったから今作から本格始動って言う感じですかね
あらかじめ前作をCSで放送していたのを改めて見直していたのでストーリーに違和感なく入っていけました
たしか前作も面白かったけど、今回は全てにおいてパワーアップした強力編!
正直そんな期待値も高くなかったし3Dでなく2Dでの鑑賞でした
でも面白かったです!

アクションシーンが次から次へと展開されてどのシーンもド迫力です
ニック・フューリーが襲撃されるシーンのしつこいまでの銃撃!
まるで「ヒート」と言えば言い過ぎかかも知れないけど、白昼の派手な打ち合いなどなど、ヒーロー物にしては撃ち合いやカーアクションと言った人間的なアクションシーンが多い
もちろん空飛んだりするヒーローアクションもあるけど、他のヒーロー物と比べるとやや異色なのかな~?このヒーロー



かつての親友との思わぬ再会で苦悩する主人公
しかも敵は自分の所属している組織・・・誰も信用出来ない状況だがこの誰も信用出来ない・・・てのが少し効いてきたりする
この辺は充分予想出来る展開で特に驚きはなし
でもアクションは凄いの一言でGWの思わぬ拾いもの・・・とは期待してなさすぎだったて事になるのかな?
連休は迷ったら是非この作品・・・て言いたいが前作見てないと少しわかりずらいかもよ



★★★★ 2014.5.1(木)アポロシネマ8 スクリーン5 20:55 E-8

No.031 「テルマエ・ロマエII」(2014年 112分 シネスコ)

2014-04-29 22:50:00 | 2014年劇場鑑賞
監督 武内英樹
出演 阿部寛
   上戸彩
   北村一輝



珍しく朝一の布施ラインシネマでの鑑賞
平日でも朝からお客さんが多いのにびっくり!
普段の平日の夕方より全然多いですね~
ま~お年寄りが結構目立ちますが・・・この映画の前作がつい先日TV放映された事もあり、その影響もあったのではないでしょうかね

(あらすじ)

ユニークな浴場を作り上げ、一気に名声を得た古代ローマの浴場設計技師ルシウス(阿部寛)は、剣闘士の傷を癒やすための浴場建設の命を受け頭を悩ませていたところ、
またもや現代の日本へタイムスリップ。
そこで風呂雑誌の記者になっていた真実(上戸彩)と再会を果たすも、やがてローマ帝国を二分する争いに翻弄(ほんろう)されることになり……



相変わらず面白いですね
阿部寛のモノローグによるローマ時代と現代の日本のお風呂事情のギャップ
前作もそうだけどよくこう言うアイディアを思いついたと感心
また濃~い顔した男優たちのローマ人・・・と言うよりどう見ても日本人の動きとリアクションなんですが、よく見つけてキャスティングしたね~
市村正親の皇帝はさすが舞台で活躍した人だけあって、まるで舞台の芝居見てるような貫禄ありましたね
タイムスリップコメディだけど、しっかりした俳優たちが演じてるだけに作品自体締まってます



今回はユートピアを建設するって事で、現代風に言えば温泉場またはスーパー銭湯になるんでしょうが、ルシウスが現代の日本でヒントを得るまでの過程がとても面白く、なるほど!と思わせてくれる
戦争をお風呂と言うもので解決すると言う、なかなか現代でも難しいことだけど人間の心と癒しが世界を救うと言うのは、強引だけど例え映画の中だけでもそんな世界あっても良いと思いました



★★★★ 2014.4.28(月) 布施ラインシネマ シアター1 10:30 E-14

No.030 「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」(2013年 109分 シネスコ)

2014-04-27 23:40:06 | 2014年劇場鑑賞
監督 エドガー・ライト
出演 サイモン・ペッグ
   ニック・フロスト
   パディ・コンシダイン



シネマート心斎橋に移動しての鑑賞
けっこうお客さん居てて意外です
でもこのトリオの作品はハズレがないので期待値も高いし、ファンの人も多いでしょうね
今回も上映中の「キャプテンアメリカ」を蹴ってここまで来ましたよ!

(あらすじ)

ひと晩に5人で12軒のハシゴ酒という学生時代に達成できなかった挑戦にリベンジすべく、故郷であるイギリス郊外の街ニュートン・ヘイヴンに戻ってきた中年男性たち。
終点となる12軒目のパブ、ワールズ・エンドを目指して、ひたすら飲みまくっては大騒ぎする彼らだったが、どこか街の住民たちの様子がおかしいことに気付く。
やがて、住民が何者かによって操られていることが判明。
目を光らせて青い血を流す彼らに追い掛けられながらも、五人はハシゴ酒を成し遂げようと逃げては飲んでを繰り返していく。



一言・・・ビール飲みたくなった!
劇中ビールを飲みまくるシーンが出てくるんですが、イギリスのパブの雰囲気はアメリカ映画の出てくる酒場と雰囲気が違いますね~
サーバーのレバーを引き、ジョッキにビールが注がれる・・・その映像の喉が渇く(笑)
私はそんな酒飲みではないのに・・・

大人になってもいつまでも少年のようなキングを他の4人は羨ましそうに見つめる
でもそんな4人も言わばキング同様に少年のままの心を持っているオッサンたち・・・
それがケンカしながらもキングと同調していく変わらぬ友情が微笑ましい



でも途中から単なるハシゴ酒だけの映画でなく、町がエイリアンに侵略されている?
と言うSF映画の古典へのオマージュを捧げつつ、アクション映画の様相を呈してくる
この映画の面白いとこはそんな奇想天外な着想ながらイギリス映画らしいネット社会への風刺のようなの感じさせつつ、ジョン・カーペンターのようなSF活劇を見せてくれる
中年のオッサンたちが若き日の忘れ物を追い求めていく姿は、どことなく同年代として羨ましく感じながら見ていた



★★★★ 2014.4.24(木) シネマート心斎橋 スクリーン1 21:30

No.029 「リベンジ・マッチ」(2013年 113分 ビスタ)

2014-04-25 23:52:33 | 2014年劇場鑑賞
監督 ピーター・シーガル
出演 シルヴェスター・スタローン
   ロバート・デ・ニーロ
   ケヴィン・ハート



かつて「ロッキー」と言うボクシング映画、または「レイジングブル」と言うボクシング映画がありました
そのボクシング映画で主演した2人の名優が共演したボクシング映画がこの作品
今や60歳をゆうに超えた2人がボクシング映画って・・・ホントに対決すんの?
すると見せかけて・・・肩透かし違うんかい・・・?

(あらすじ)

1980年代初頭のピッツバーグ。お互いにすさまじい対抗心をむき出しにし、チャンピオンを目指して連戦連勝を重ねてきたボクサーのヘンリー・“レイザー”・シャープ(シルヴェスター・スタローン)とビリー・“ザ・キッド”・マクドネン(ロバート・デ・ニーロ)。
ついに決勝戦を迎えることになった二人だが、試合前夜にヘンリーが突然の引退を表明してしまう。
多くの謎を残した上に、決着もつかないまま30年が経過。
プロモーターのダンテ・スレートJr.は、彼らに再びリングに上がって雌雄を決するファイナルマッチをオファーする。



それぞれのセルフパロディのような映画ですね
そういう意味では面白く見れました
特に「ロッキー」の自虐的ネタが多いです
朝、ランニング行くのに叩き起こされ、「ロッキー」ではグイグイ行ってた卵の一気飲みも、もどしそうになったり
精肉工場の冷凍室では肉をサンドバックのように叩こうとしたらトレーナーに衛星面で悪いと怒られる・・・
シリアスな映画という感じはしないコメディ映画

でも老人2人がいがみあいながらもトレーニングに励んだりしながら、かつての恋人の再会や実の息子や孫たちが現れたりして、それぞれの人生に変化をもたらせていく・・・
降ってわいたリベンジマッチがきっかけでそれぞれの人生が良い方へ向かっていくというボクシングよりも、そちらの変化が大きい



そう言う意味で行けばこの映画のボクシングの勝敗は二の次って感じですね
そのボクシングシーンはお互いが衰えたボディを惜しげもなく披露しながら戦うんですが、一応年齢の割には格好はついてる
でもやはりあの肉体でのボクシングシーンは痛々しいね~
でも現実がそうだからリアリティがあるかな・・・でもエキジビションマッチにしては死闘?
エンドロールの間のエピローグが笑った



★★★ 2014.4.24(木) なんばパークスシネマ シアター9 17:40 G-6

No.028 「ドラゴン怒りの鉄拳」(1971年 106分 シネスコ)

2014-04-21 22:43:32 | 2014年劇場鑑賞
監督 ロー・ウェイ
出演 ブルース・リー
   ノラ・ミヤオ
   ロバート・ベイカー



何度と見たこの映画
初めてブルース・リーの映画を見たのがこの作品でした
今はシネコンのアポロシネマ8となったが、当時大阪阿倍野区のアポロビルにあったアポログリーン、アポロローズと言う映画館のアポロローズで見た・・・というかブルースリーに出会ってしまった!
オープニングシーンでの白装束のブルースリーが最初の彼との遭遇だった・・・

これほど強い人間が居るのか?と子供心に感じたもんでした
ヒーローと言えば変身したり巨大化して悪の怪人や怪物と戦うものだったが、この映画で生身の人間がこんなに強くカッコ良いものか!
まさにブルースリーの虜になった記念すべき作品です
ビデオもDVDもブルーレイも持ってるけど、やはり劇場のスクリーンで見るのは格別です

当時は日本人が悪役なんてそんな事なんか気にならなかったし、道場破りのシーンで見せたブルースリーの圧倒的強さ、ヌンチャクの華麗な技・・・内容よりもあのアクションの数々は子供心に鮮烈な印象として残ったもんでした
今、改めて見たら映画として見れば完成度としてはレベルが低い作品かも知れないけど、やはりそこにブルースリー居るだけに映画として成り立ってしまう
個人的には「燃えよドラゴン」と並んでブルースリーの作品の中では1.2を争う傑作と・・・言いたいです

過去何度かこの映画の事書いてると思うので今回はサラっと流しました



★★★★★ 2014.4.20(日) TOHOシネマズなんば 本館セレクトスクリーン 20:20 F-8