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MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

No.027 「ワン チャンス」(2013年 104分 シネスコ)

2014-04-09 00:16:23 | 2014年劇場鑑賞
監督 デヴィッド・フランケル
出演 ジェームズ・コーデン
   アレクサンドラ・ローチ
   マッケンジー・クルック



続けて見た作品がオペラ歌手のポールポッツの成功するまでのサクセスストーリー
なんとなく客層がいつもと違うような気がするのは気のせいか・・・
オペラファンが駆け付けてるのかな?

(あらすじ)

子どもの頃から典型的ないじめられっ子のポール・ポッツ(ジェームズ・コーデン)は、引っ込み思案で今ひとつな容姿のケータイ販売員。
何をやってもうまくいかない彼の誰にも言えない夢は、オペラ歌手になることだった。
挫折の繰り返しに自信をなくしつつも周囲の励ましに支えられながら、最後の挑戦としてオーディション番組に挑む。



子供の頃からイジメられっ子で、青年期でも同じ奴にいじめられる
大人になってもやはり冴えないボンクラ・・・そんなデブ男の一発大逆転のドラマ!
「LIFE」同様に人生に前向きにさせてくれる作品
どちらも主人公はイマイチ冴えない男・・・てのが勇気づけられる(笑)



ポール・ポッツ自身が吹替えしてるオペラの名曲の数々も聴きどころだし、オペラファンの人でも充分楽しめる
ドラマとしても実話にしてはあまりにも色々な事が起こりすぎて、映画的な人生を送ってるんだな~と思ってしまう
まるでラブコメのような彼女との恋愛ストーリーや数々の不運に見まわれる運の無さ、そして憧れのオペラ歌手ルチアーノ・パヴァロッティにボロカスに才能の無さをけなされる・・・でもここまでの人生はあのオーディションの瞬間の為にあったんですね
やはり人間諦めてはいけない、今の苦難はその時が来るまでの過程である・・・そんなプラス思考にさてくれる映画でした

予断だかポール・ポッツ役のジェームズ・コーデンが髭をそった佐村河内 守氏に見えて仕方なかったのは私だけ・・・?
それで時折、映画見ながら顔がにやけてしまった



★★★★ 2014.4.3(木) なんばパークスシネマ シアター3 20:50 D-4


No.026 「それでも夜は明ける」(2013年 134分 シネスコ)

2014-04-07 23:03:53 | 2014年劇場鑑賞
監督 スティーヴ・マックィーン
出演 キウェテル・イジョフォー
   マイケル・ファスベンダー
   ベネディクト・カンバーバッチ



アカデミー賞作品賞を受賞したこの映画
あんまり拡大公開されてないので、危うく見逃してしまうとこでした
でもなんばTOHOシネマズ別館だからキャパは小さい

(あらすじ)

1841年、奴隷制廃止以前のニューヨーク、家族と一緒に幸せに暮らしていた黒人音楽家ソロモン(キウェテル・イジョフォー)は、ある日突然拉致され、奴隷として南部の綿花農園に売られてしまう。
狂信的な選民主義者エップス(マイケル・ファスベンダー)ら白人たちの非道な仕打ちに虐げられながらも、彼は自身の尊厳を守り続ける。
やがて12年の歳月が流れ、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バス(ブラッド・ピット)と出会い……



奴隷制の時代を描いた作品ですが、昔からこう言う作品は多数ありました
この映画を見て「マンディンゴ」と言う作品を思い出しました
あの映画も白人が黒人の奴隷にひどい仕打ちをするんですが、この映画はエグイくらいムチで打ちまくります
肉が裂け血がほどばしる!そう言う直接な描写が出てくるキツイ映画

また作風も全体にテーマがテーマだけに重く、見てて疲れてしまいましたね
でも悪い映画でかと言ってなく、一人の黒人が奴隷から解放されるまでの12年間が時に凄まじい描写も交えながら、感動的に描かれています
この映画は白人も悪い人ばかりでなく、黒人に親切・・・と言うより能力を認めてくれる良い白人も出てくる
今までの人種差別を描いた作品と少し違うのは主人公の奴隷が能力も教養もそれなりの地位のある黒人って事ですね
どんなに地位のある社会的に認められた黒人でも、落しめられてしまう
そんな時代の怖さを感じました



主人公は自由になる事を諦めず、それを信じて12年間も耐えてきた
それは彼の強い精神力もさることながら、ブラピ演じるバスとの出会いという強運が合った事もあるでしょう
諦めず信じればきっと報われる・・・そんな事を感じました



★★★ 2013.4.3(木) なんばTOHOシネマズ 別館シアター12 18:00 D-14

No.025 「ロボコップ」(2014年 117分 シネスコ)

2014-04-02 22:49:50 | 2014年劇場鑑賞
監督 ジョゼ・パヂーリャ
出演 ジョエル・キナマン
   ゲイリー・オールドマン
   マイケル・キートン



今日もアポロシネマ8でのレイトショー
この日は映画の日という事で1000円の日ですね
でもその割にはこの作品は観客4人と言うのは寂しいね~
「ロボコップ」という作品は今の世代の人にはどう思われてるのかな?
スパイダーマンやバットマンのような誰でも知ってるキャラと比べると、ややマニアックなんかな~?
コロッケのものまねのロボコップネタ程度しか認知がない人が多いんなら少し寂しい

(あらすじ)

2028年、アメリカのデトロイト。巨大企業オムニコープ社がロボットテクノロジーを牛耳っていた。
警官のアレックス(ジョエル・キナマン)は愛する家族と幸せな日々を過ごしていたが、ある日、車の爆破に巻き込まれる。
かろうじて命を取り留めたアレックスは、オムニコープ社の最先端のテクノロジーによってロボコップとして生まれ変わり……



旧作を久しぶりに鑑賞前に見てきましたが、さすがバーホ―ベン監督らしく描写がエグイですね~
スプラッターなシーンが多く今ならR-18行ってしまいそう・・・でもこの映画はマイルドになってます
見た目はシルバーからブラックを貴重にしたボディだけど、だからと言ってダークで狂暴な訳でもなく、むしろロボットになっても家族思いな夫であったり父親だったりする
この辺は旧作にはなかった部分ですね
それだけに映画の半分ぐらいはロボコップに改造されたマーフィーの人間的な部分を描かれていて、本格的に出動に入るまで、結構長いように思いました
また他人に自由に制御されてしまうマシンでもあるので、その辺のギャップにロボコップとしてのやるせなさや切なさも旧作以上に感じる
今回は誕生編と言う意味で行けば仕方ないかも知れないが、旧作のような活躍を早く見たいものにしてはチョイまどろっこしい



何気に豪華な配役で固められてる配役ですが、マイケル・キートンがかなり禿げあがっててビックリ(笑)
あのバッドマンも歳食ってこんなんになってもたか・・・しかも悪役
ゲイリーオールドマンも良かったけどジャッキー・アール・ヘイリー結構良い味出してました
そしてサミュエル・L・ジャクソン・・・やたら出てきますね~
って思ったらマイケル・キートンとゲイリーオールドマンはバットマン繋がり、ジャッキー・アール・ヘイリーはウオッチメン、そしてサミュエル・L・ジャクソンはアベンジャーズ・・・なんかヒーロー映画の主演俳優が総出演だったんですね~
偶然かな~

旧作のあの勇壮なテーマ曲がまた使われていて、取りあえずはOKでした
次回作あるんならもっとジャンジャンかけてください!



★★★ 2014.4.1(火)アポロシネマ8 スクリーン5 21;05 I-5

No.024 「ローン・サバイバー」(2013年 121分 シネスコ)

2014-03-30 22:29:37 | 2014年劇場鑑賞
監督 ピーター・バーグ
出演 マーク・ウォールバーグ
   テイラー・キッチュ
   エミール・ハーシュ



最近地元のアポロシネマ8での鑑賞が増えてます
ポイント制の頃なら結構溜まったのにな~
話題の阿倍野ハルカスの道路を挟んですぐ横にあるアポロビルにあるこのシネコン
ハルカス効果で人も多くなったんですかね~?
でもここの自動発券機はいつも苦戦します・・・なんかTOHOシネマズより操作しにくいんですよね~

(あらすじ)

2005年6月、アフガニスタンの山岳地帯である特殊任務に就いていた4人のネイビーシールズは200人を超えるタリバン兵の待ち伏せに遭い、猛攻撃を浴びてしまう。
それは世界最強の戦闘能力を持つ精鋭部隊といえども、死に等しい絶望的な状況だった。そんな想像を絶する極限状況の中、一人の兵士が生き延び奇跡的に生還する。



戦争映画ですが、それも凄い臨場感のある作品
機銃の音や薬きょうが飛び出し落ちる音など映画館で見ればまさに体感できるような感じ
これは自宅より劇場で見た方がはるかに良いと思います

冒頭に過酷な訓練をするシールズの姿が映し出される(実写?)
それはこんな訓練してるから後に描かれる絶望的な状況でも生き延びれると取るか、またはこんな訓練していても戦場で窮地に立っても殺られる時は殺られる・・・そんな暗示的な感じに思えました
「ブラックホークダウン」は市街から命からがら脱出する話でしたが、今回はは山岳地帯で追われる
それも常に至近距離での戦いなのでもう息詰まる展開の連続です
これが実写なんだから戦場では我々が想像出来ないような事が起こってるんですね



でも終わって見ればアメリカ軍は強いぞ!と思わせているような、よくある近代戦争映画のパターンの作品でもある気がします
アメリカのこう言う戦争映画って見終わったいつも、そういうメッセージがいつも見え隠れしてるように感じてるのは私だけなのかな?
ま、面白ければそれでいいから良いんですがね



★★★ 2014.3.28(金) アポロシネマ8 スクリーン4 21:10 G-13

No.023 「劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-」(2013年 106分 ビスタ)

2014-03-28 00:12:39 | 2014年劇場鑑賞
監督 米たにヨシトモ
出演 平田広明
   森田成一
   中村悠一



2年前タイバニファンの知人に誘われて見に行ったのが「劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-」
それもワイルドに吠えるぜナイトという観客参加型上映でした
画面に向かって声援を送ったりツッコミ入れたりとなかなか映画もさることながら楽しい時間を体験できました
こんな世界もあるんだな~と・・・
そして迎えた続編は完全オリジナルの新作ですね
ワンピースなどと比べたら一般的に知名度はまだまだ見たいですが、コアなファンが多いこの作品
もはや信者といってもいいくらいのパワーのあるファンが多数います
今回は前作の劇場版を見て尚かつTV版を全部見ての鑑賞です
ちなみにノーマルな上映形態で見ました

(あらすじ)

引退の決意から一転、再びヒーローとなったワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹とバーナビー・ブルックス Jr.。
二人は2部リーグで活動していたが、マーベリック事件後、アポロンメディアの新オーナーとなったマーク・シュナイダーがバーナビーだけを1部リーグに昇格させ、新ヒーローのゴールデン・ライアンとコンビを組ませる。
その頃、シュテルンビルトに古くから伝わる女神の影が現われ、不可解な出来事が起こり始める



アニメの事はよくわからないけど普通に楽しめました
熱心なファンが見ればどう言う感想になるのかは分からないけど、多分もう新作が公開されただけOKなんでしょうね~
TV版のその後のドラマとなってるけど新しいヒーローのキャラを出したのは成功ですね
イヤな奴・・・と最初は思わせて気がつけば愛すべきキャラとなっていってたりする
TV版より違いと変化を付けるには良かったと思います

また完全新作ということで各ヒーローたちに見せ場も多数あり、派手に映画版らしく見せてくれます
特にもしかしたら映画の3分の1くらいありそうなクライマックスのバトルは劇場版ならではの迫力と見せ場の連続でした
ただ主役の虎徹が今回はあまり目立たない・・・と言うより中盤まではサイドストーリー的な立ち位置でファンの方はどう思ったかな?
もちろん後半はイイとこ持ってくんですがね
でも女神伝説とかは後付け感があったな~



また悪役のキャラがさらりとしか描かれてなくて、これだけの事件を起こすだけの理由が中途半端な描き方で少し弱いですね
公開を半年延期したのにね~
でもNEXTの3人の悪役は「スーパーマン2 冒険篇」のゾッド将軍率いる三悪人を思い出したぞ(笑)

本編前の週替わり映像はともかく、同じく本編前のTV版のダイジェストは分かりやすく初心者に配慮されていて良かったです
初めて見る人も多少はドラマに入って行けるようになってます
さてタイバニ狂想曲もあと少し・・・聞けば絶叫ナイトなる催しが最後の最後にあるようです
またコスプレしたタイバニファンのみなさんが最後のお祭り騒ぎしてるのが目に浮かびます



★★★ 2014.3.27(木) なんばパークスシネマ シアター4 21:00 D-17

No.022 「LIFE!」(2013年 114分 シネスコ)

2014-03-24 23:29:39 | 2014年劇場鑑賞
監督 ベン・スティラー
出演 ベン・スティラー
   クリステン・ウィグ
   アダム・スコット



アポロシネマ8のレイトショーでの鑑賞
祝日のレイト・・・それも三連休の最初の夜だけにそこそこに人がいます
主演のベン・スティラーは日本では名前だけではピンとくる人は少ないようですが、「ナイト・ミュージアム」の人・・・って言えば「あ~あの人!」って感じで通りが良いようです

(あらすじ)

雑誌「LIFE」の写真管理部で働くウォルター・ミティ(ベン・スティラー)は、思いを寄せる女性と会話もできない臆病者。
唯一の特技は妄想することだった。
ある日、「LIFE」表紙に使用する写真のネガが見当たらない気付いたウォルターはカメラマンを捜す旅へ出る。
ニューヨークからグリーンランド、アイスランド、ヒマラヤへと奇想天外な旅がウォルターの人生を変えていく。



自分に自信が持てず、それでいて何とか強い男や出来る男になりたいと思い続ける
そんな彼の現実とのギャップを埋めるのがついつい無意識に頭の中で想像してしまう妄想である
そんな感覚って一度や二度あったような気がする・・・そんなボンクラな主人公は長年そういう妄想で現実から逃避してきた人だと思います
でも好きな女性が現れて、ひょんなキッカケとそしてその女性に背中を押されるように自分の殻を打ち破る冒険に出かける
破天荒な話かも知れないけど、自分を変える、または何かを打ち破ろうとひょんな事から奮起する主人公に共鳴できる映画です

今回はコメディというよりはユーモアを交えた人間ドラマを主演のベン・スティラーが好演しています
またショーン・ペン がキーを握るカメラマンの役で登場し、伝説のフォトグラファーらしいオーラをどことなくにじませてますまた母親役でシャーリー・マクレーンが登場
ほんと手や喉元のしわを見るたびに、おばあちゃんになったな~と改めて実感した



なんとなく世のおとうさんたちが共感出来そうな作品です
ファンタジックかも知れないけど、男なら誰しも考えそうな妄想が他人事でないような気がした
今まで行動出来なかった男が奮起して旅に出る姿はどことなく頼もしく写る・・・自分もそうありたいと考えるからかな~?



★★★ 2014.3.21(金)アポロシネマ8 スクリーン5 20:55 F-14

No.021 「マチェーテ・キルズ」(2013年 108分 シネスコ)

2014-03-18 22:35:17 | 2014年劇場鑑賞
監督 ロバート・ロドリゲス
出演 ダニー・トレホ
   ミシェル・ロドリゲス
   メル・ギブソン



いつの間に公開になったん?
と思ってしまったのがこのマチェーテ2!
続編の存在は知ってましたがまさかこんなに早く公開されるとは不覚にも知らなかった
と言う訳で公開中の本年度アカデミー賞受賞作品を押しのけて見にいってきました
て言うか二週間くらいで上映が終わってしまうようで、慌てて行ったのが本音ですが・・・

(あらすじ)

アメリカ大統領(カルロス・エステベス)から、メキシコの極悪人マッドマン(デミアン・ビチル)を倒すよう依頼された元捜査官マチェーテ(ダニー・トレホ)。
しかし、マッドマンは多重人格者である上に、停止すると同時にワシントンをターゲットにしたミサイルが発射されるという恐ろしい連動機能を備えた心臓の持ち主であった。
それを解除できるのは、世界一の武器商人として悪名をとどろかせているヴォズ(メル・ギブソン)のみ。だが、彼も宇宙からの地球総攻撃というとんでもない計画を進めていた



オープニングでいきなり予告編が入ってた!
例によって遊び心満載なとこがマニアな大人の心をくすぐります
でもこの予告編はフェイク・・・と思いきや・・・

それはそれで置いといてこの映画見終わっての感想はバカバカしいけど憎めない映画でした
マチェーテがエージェントで、美女が色々出てきて珍兵器も飛び出す007のパロディ?と思わせえるような展開
メルギブ扮する悪役もそれっぽい!
おまけに「ムーンレイカー」かい?と思わすような展開に持っていく
男前のボンドの代わりにぶさいくなオッサンのマチェーテがエージェントってのパロディ見たいでいいね



ロドリゲス作品だけに派手なアクションとスプラッター描写はまずまず期待通り
スケールも前作よりかは更に大きくなり、あるのかどうかわからないが次回作は更にスケールアップは間違いなし!
こう言う映画は好きですね~ まちろん観客を選ぶ映画ではあるので誰が見ても面白いって言う訳ではないでしょうけどね
現実的な設定などを無視して、これからも破天荒に暴れてほしいB級映画の鑑のような作品・・・て言うのは褒めすぎか

レディガガも面白い使われ方だし、カルロス・エステベス=チャーリーシーンが大統領役というのもこれもパロディですね
無意味にエロいお姉さんたちの殺し屋軍団は素敵だし、何故か死なないマチェーテの不死身さも意味不明(笑)
娯楽と下品さが上手く合わさった愛しいB級アクション映画でした



★★★★ 2014.3.13(木)TOHOシネマズなんば 別館シアター11 18:55 D-13

No.020 「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(2013年 179分 シネスコ)

2014-03-13 16:11:09 | 2014年劇場鑑賞
監督 マーティン・スコセッシ
出演 レオナルド・ディカプリオ
   ジョナ・ヒル 
   マーゴット・ロビー



やっとこさ見れます
この映画は今週あたりで上映終了でしょうね
阿倍野ハルカス全面開業で湧く地元アポロシネマでレイトショーしてくれたおかげで滑り込み鑑賞になりました
三時間近い上映時間が足踏みしてた理由の一つではありましたが…さて

(あらすじ)

学歴や人脈もないまま、22歳でウォール街の投資銀行で働きだしたジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)。
巧みな話術で人々の心を瞬く間につかみ、斬新なアイデアを次々と繰り出しては業績を上げ、猛烈なスピードで成り上がっていく。
そして26歳で証券会社を設立し、約49億円もの年収を得るまでに。
富と名声を一気に手に入れ、ウォール街のウルフという異名で呼ばれるようになった彼は、浪費の限りを尽くして世間の話題を集めていく。
しかし、その先には思いがけない転落が待ち受けていた・・・



正直三時間は、きついかな?
と思ったけどそんなにキツく感じなかった
長さを感じさせないほど次から次へと凡人には理解出来ない破天荒なドラマに見入ってしまった
シリアスな人間ドラマとして描かれていたらまた違ったかも知れないが、軽妙なノリのタッチでハチャメチャな男の人生を見せてくれたので楽しく見れました

何と言ってもディカプリオの熱演はオスカー上げたいくらい
ハイテンションでノリノリな上に期限切れのドラッグで悶絶するとこなんか見てる方も悶死?!(笑)
彼の演技力は前から定評あるけど、この映画でも発揮されています



画面から客席に語りかける手法が取られてますが、さいしは自分が成功した話をしてたのが、いつの間にか破滅へと向かって居るのに強気で行く彼の姿は見てる第三者=観客からすれば滑稽に見えてくる
成功と破滅の紙一重な所を垣間見せてくれる
これが実話なんだからアメリカって凄い国やと感じさせてくれます

オスカーを取ったマシューマコノヒーが意外と出番最初だけだったんですね
胸を叩きながらブンブン言う姿はなんか彼の好調ぶりが伺えましたわ
またのフリチンしての熱演も良いけどボカし入って残念…ま、見たくないけど



★★★★ 2014.3.11(木)アポロシネマ8 スクリーン3 20:00 H-16

No.019 「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」(2013年 103分 シネスコ)

2014-03-08 02:25:29 | 2014年劇場鑑賞
監督 ジェフ・ワドロウ
出演 アーロン・テイラー=ジョンソン
   クロエ・グレース・モレッツ
クリストファー・ミンツ=プラッセ



数年前に雑誌で紹介されて以来、公開されるのを期待し、そしてその年の年末にミニシアターで上映されたのが前作「キックアス」でした
予想以上の面白さと爽快感で私の年間ベストテン堂々の1位に輝きました
待ちに待った続編ですが、今回は拡大されてのロードショーです
でも意外と一般的には知名度は今ひとつなんかな?

(あらすじ)

キック・アスことデイヴ(アーロン・テイラー=ジョンソン)と、ヒット・ガールのミンディ(クロエ・グレース・モレッツ)は普通の日々を送っていた。
ところがそんなある日、デイヴは元ギャングで運動家のスターズ・アンド・ストライプス大佐(ジム・キャリー)とスーパーヒーロー軍団“ジャスティス・フォーエバー”を結成。
そこへ、レッド・ミスト(クリストファー・ミンツ=プラッセ)が父親を殺害された恨みを晴らそうと、刺客と共に乗り込んできて……



待望の続編って事で期待も高い鑑賞でしたが、前作のようなセンセーションは感じなかったものの、相変わらず楽しいパンチの聞いた作品になってました
キックアスもヒットガールも前作から結構時間たったので成長してさそまいました
特にヒットガールはクロエ・グレース・モレッツの急成長もあって大人びてしまった
あの小さい女の子が悪党相手に毒づきながらぶち殺すのが爽快だったんですけどね~
キックアスと共に体格が成長した分スーツとかサイズアップしたんかなー?とか要らぬ想像したり…



しかし「キャリー」を見事に美女として甦らせたクロエ・グレース・モレッツだけにこの作品でも彼女の華のある存在感が主役のキックアスを食ってるのは前作同様ですね
サブキャラではなく完全に主役と言っていいかもね
過激なシーンは前作より抑えめだったような気がします

今回はキックアスとヒットガールだけでなくヒーローオタクたちが結党してオタクアベンジャーズ見たいになって楽しい
しかも悪役たちも個性派揃いの悪党軍団で、このキャラたちが入り乱れて戦うクライマックスはなかなか見ものでした



★★★★ 2014.2.27(木)MOVIX八尾 シアター3 20:55 N-12




No.018 「大統領の執事の涙」(2013年 132分 シネスコ)

2014-03-06 22:51:48 | 2014年劇場鑑賞
監督 リー・ダニエルズ
出演 フォレスト・ウィテカー
   オプラ・ウィンフリー
   ジョン・キューザック



この日の2本目の作品は結構見たかった作品
でもこれ実話ではなく実話に着想を得たドラマのようですね
それでも実名で歴代大統領も出てくるし、結構真実味がありそうな作品

(あらすじ)

花畑で働く奴隷の息子に生まれた黒人、セシル・ゲインズ(フォレスト・ウィテカー)。ホテルのボーイとなって懸命に働き、ホワイトハウスの執事へと抜てきされる。
アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソン、フォードなど、歴代の大統領に仕えながら、キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争といったアメリカの国家的大局を目の当たりにしてきたセシル。
その一方で、白人の従者である父親を恥じる長男との衝突をはじめ、彼とその家族もさまざまな荒波にもまれる。



目の前で歴史が動いていく・・・それを見つめて来た執事の話
たしかにそうなんだが思ってのと少し印象が違った
主人公が黒人として差別されてきた中で白人社会のホワイトハウスで信頼を得て7人の大統領に仕えたドラマと
彼の家族のドラマが交差していく
これはまさに人種差別と戦う家族の物語として見れる作品だと思います

白人に使える父親を恥じ、公民権運動に参加して父親とどんどん距離が離れて行く様子は人種差別がまだまだあるアメリカの社会の一端を垣間見れるし、そんな親子の姿を交互に描く事によって、アメリカの歴史とともに人種差別の歴史の動きまでも見せてくれる
その先には黒人初の大統領誕生という大きな転換になったアメリカの姿が映し出される



また各時代の大統領がビッグな俳優が演じてるのも楽しいですね
ジョン・キューザック 、ロビン・ウィリアムズ 、アラン・リックマンetc
似てる似てないというより、それぞれの役者がそれぞれの個性で各大統領を演じたって感じですね



★★★★ 2014.2.27(木)MOVIX八尾 シアター7 18:20 I-3