きな粉入りのちょっと香ばしいビスコッティ。
黒豆もところどころに入ってます。
2枚入り。
グランアルブル：新潟（長岡）
黒豆もところどころに入ってます。
2枚入り。
グランアルブル：新潟（長岡）
神奈川県葉崎市猫島。30人ほどの人間と100匹の猫が暮らしている。
先頃より増加した観光客に対応すべく、猫島臨時派出所が開設され、その派出所に勤務する七瀬晃巡査。
その唯一の相棒は、丸顔で目つきの悪いでっかいドラ猫・ポリス猫ＤＣ……たまたま派出所に出入りしていただけの猫だが、マスコミ大好きの葉崎署所長によって星章を与えられ、正式に勤務員に任命されている。
そんな七瀬の元に、研修時代に世話になった先輩・柳原建彦がやってきた。
彼の管轄である横浜では、猫屋敷で一人暮らしをしていた老人が、背後から二度刺されて亡くなる事件が発生。盗まれたものはなかったという。老人には結婚して家を出た娘がいるが、猫が嫌いで実家にも近寄らないほどだった。しかも妊娠七ヶ月の身。そんな彼女から、飼われていた猫の引取り先を見つけて欲しいといわれ、惚れっぽいところのある柳原は安請け合いした模様。
そんな中、カリスマ歌手SOHBIと同じ服装の女性の自殺騒動も起きて……“ポリス猫DCと多忙な相棒”、
猫島神社の春の大祭で、ふるまいの草もちの数が足りないと、難癖をつける女に対処する七瀬の元に、<キャットアイランド・リゾート>から幽霊が出たという知らせが。駆けつけてみると、それは土管に嵌まったＤＣが原因だった。
その間に件の女が餅を詰まらせた騒動があったが、警備員の橘が吐き出させた為、無事だったという。
以前、強行班の刑事だったという橘から、二十年前に彼が関わった事件について聞く七瀬。静原亮二という老人が、葬儀屋の三上和之という男に殺害され、すぐに捕まったのだが、そこにあった食いかけの草もちについていた指紋は、二人のどちらのものでもなく、何故か猫島神社の先代宮司のものだったという……“ポリス猫DCと草もちの謎”、
六月の中旬過ぎ。温泉掘削中に不発弾が見つかり、猫島は大騒ぎ。
撤去作業の為に、人だけでなく猫たちも避難させなくてはならないが、市長は経費を出し渋り、議会は紛糾。ボランティアを募ることになったが、猫たちの把握だけでも一苦労。
そんな中、日向徳という男が、別荘の裏庭に<伯父さん>を殺して埋めようとしていたところに、七瀬が居合わせて逮捕。日向の金持ちの伯父が亡くなり、彼が可愛がっていた猫<伯父さん>を飼育することを条件に、遺産が支払われることになっていた。<伯父さん>は日向に殺されず、逃走していて……“ポリス猫DCと爆弾騒動”、
九月。猫島猫まつりの目玉のキャッツ・ショーに、猫グッズショップ<Ｇ線上のキャット>のマダムが、知り合いのイベント会社の由良社長のコネで、イギリスのマン島…しっぽの短い猫・マンクスで有名な…に住む、ジェラルド・エヴァラードという人物が飼っている<女王>ヴィクリアを招待したという。しかしジェラルドもヴィクトリアも、なかなか姿を現さず……“ポリス猫DCと女王陛下の秘密”、
葉崎東銀座にある、菓子屋長咲堂の猫・豹太郎を連れて、その隣の菓子屋似勢屋の七つの娘・絢子が家出。
若旦那である、彼女の父が、猫島の話をしてしまったことがあり、猫島に来ているのではと押しかけてきたが、ひと悶着。犬猿の仲の二軒だが、猫・ツナキチと暮らしていた老女・水口徳子が店を畳み、介護施設に入ることになったのだが、その空き店舗の土地を所有する綿貫宮司が二軒に出店を持ち掛けたことから、さらに険悪になっていた。
そもそも仲がわるいのは、南洋の仮面という菓子にまつわる出来事があった為らしい。
おまけに見知らぬ男たちも島をうろついて……“ポリス猫DCと南洋の仮面”、
四月。猫島温泉が無事オープン。脱サラをして、蕎麦屋を始めたいと考えていた鎌原義弘は、結局会社をリストラされ、島で蕎麦屋を開業した。そんな彼が知人からもらったという、不気味な猫のブロンズ像が消えたという。
その像は、土倉天童という戦前の彫刻家の作った<魔猫像>で、土倉と内妻が何者かに殴り殺された折の、凶器となったのをはじめとして、いろいろいわくのある像らしい。
その像の行方を追うことになった七瀬だったが……“ポリス猫DCと消えた魔猫”、
七月。<猫島ギャラリー>に何者かが侵入した形跡があるという。ホームレスか？との疑いが浮かぶ中、全身真っ黒な大男にお金を取られたと騒ぐ、平井泉美という女性も現れて……“ポリス猫DCと幻の雪男”、
物語のプロローグ、ＤＣのモノローグ的な“ポリス猫の食前酒”“ポリス猫のデザート”の9編収録。
一応、葉崎シリーズかな？『猫島ハウス～』にも登場した、猫いっぱい猫島を舞台に、たま駅長の如くポリス猫に任命されたＤＣと、派出所に勤務する七瀬巡査が活躍するコージーミステリ。
ＤＣが事件の答えを示すのですが、何気に七瀬さんも優秀な気が（笑）。
<11/3/2,3>
先頃より増加した観光客に対応すべく、猫島臨時派出所が開設され、その派出所に勤務する七瀬晃巡査。
その唯一の相棒は、丸顔で目つきの悪いでっかいドラ猫・ポリス猫ＤＣ……たまたま派出所に出入りしていただけの猫だが、マスコミ大好きの葉崎署所長によって星章を与えられ、正式に勤務員に任命されている。
そんな七瀬の元に、研修時代に世話になった先輩・柳原建彦がやってきた。
彼の管轄である横浜では、猫屋敷で一人暮らしをしていた老人が、背後から二度刺されて亡くなる事件が発生。盗まれたものはなかったという。老人には結婚して家を出た娘がいるが、猫が嫌いで実家にも近寄らないほどだった。しかも妊娠七ヶ月の身。そんな彼女から、飼われていた猫の引取り先を見つけて欲しいといわれ、惚れっぽいところのある柳原は安請け合いした模様。
そんな中、カリスマ歌手SOHBIと同じ服装の女性の自殺騒動も起きて……“ポリス猫DCと多忙な相棒”、
猫島神社の春の大祭で、ふるまいの草もちの数が足りないと、難癖をつける女に対処する七瀬の元に、<キャットアイランド・リゾート>から幽霊が出たという知らせが。駆けつけてみると、それは土管に嵌まったＤＣが原因だった。
その間に件の女が餅を詰まらせた騒動があったが、警備員の橘が吐き出させた為、無事だったという。
以前、強行班の刑事だったという橘から、二十年前に彼が関わった事件について聞く七瀬。静原亮二という老人が、葬儀屋の三上和之という男に殺害され、すぐに捕まったのだが、そこにあった食いかけの草もちについていた指紋は、二人のどちらのものでもなく、何故か猫島神社の先代宮司のものだったという……“ポリス猫DCと草もちの謎”、
六月の中旬過ぎ。温泉掘削中に不発弾が見つかり、猫島は大騒ぎ。
撤去作業の為に、人だけでなく猫たちも避難させなくてはならないが、市長は経費を出し渋り、議会は紛糾。ボランティアを募ることになったが、猫たちの把握だけでも一苦労。
そんな中、日向徳という男が、別荘の裏庭に<伯父さん>を殺して埋めようとしていたところに、七瀬が居合わせて逮捕。日向の金持ちの伯父が亡くなり、彼が可愛がっていた猫<伯父さん>を飼育することを条件に、遺産が支払われることになっていた。<伯父さん>は日向に殺されず、逃走していて……“ポリス猫DCと爆弾騒動”、
九月。猫島猫まつりの目玉のキャッツ・ショーに、猫グッズショップ<Ｇ線上のキャット>のマダムが、知り合いのイベント会社の由良社長のコネで、イギリスのマン島…しっぽの短い猫・マンクスで有名な…に住む、ジェラルド・エヴァラードという人物が飼っている<女王>ヴィクリアを招待したという。しかしジェラルドもヴィクトリアも、なかなか姿を現さず……“ポリス猫DCと女王陛下の秘密”、
葉崎東銀座にある、菓子屋長咲堂の猫・豹太郎を連れて、その隣の菓子屋似勢屋の七つの娘・絢子が家出。
若旦那である、彼女の父が、猫島の話をしてしまったことがあり、猫島に来ているのではと押しかけてきたが、ひと悶着。犬猿の仲の二軒だが、猫・ツナキチと暮らしていた老女・水口徳子が店を畳み、介護施設に入ることになったのだが、その空き店舗の土地を所有する綿貫宮司が二軒に出店を持ち掛けたことから、さらに険悪になっていた。
そもそも仲がわるいのは、南洋の仮面という菓子にまつわる出来事があった為らしい。
おまけに見知らぬ男たちも島をうろついて……“ポリス猫DCと南洋の仮面”、
四月。猫島温泉が無事オープン。脱サラをして、蕎麦屋を始めたいと考えていた鎌原義弘は、結局会社をリストラされ、島で蕎麦屋を開業した。そんな彼が知人からもらったという、不気味な猫のブロンズ像が消えたという。
その像は、土倉天童という戦前の彫刻家の作った<魔猫像>で、土倉と内妻が何者かに殴り殺された折の、凶器となったのをはじめとして、いろいろいわくのある像らしい。
その像の行方を追うことになった七瀬だったが……“ポリス猫DCと消えた魔猫”、
七月。<猫島ギャラリー>に何者かが侵入した形跡があるという。ホームレスか？との疑いが浮かぶ中、全身真っ黒な大男にお金を取られたと騒ぐ、平井泉美という女性も現れて……“ポリス猫DCと幻の雪男”、
物語のプロローグ、ＤＣのモノローグ的な“ポリス猫の食前酒”“ポリス猫のデザート”の9編収録。
一応、葉崎シリーズかな？『猫島ハウス～』にも登場した、猫いっぱい猫島を舞台に、たま駅長の如くポリス猫に任命されたＤＣと、派出所に勤務する七瀬巡査が活躍するコージーミステリ。
ＤＣが事件の答えを示すのですが、何気に七瀬さんも優秀な気が（笑）。
<11/3/2,3>