黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『かもめ食堂』群ようこ(幻冬舎)

2008-04-15 | 読了本(小説、エッセイ等)
フィンランド。ヘルシンキの街角で“かもめ食堂”という名の小さな食堂を始めた、日本人女性・サチエ。小柄な彼女は、外国人からは子供にしか見えないらしく、密かに“こども食堂”と呼ばれ、皆から観察されてはいるもののお客さんは誰もこない。
そんなある日、店にやってきたのは日本かぶれの青年・トンミ。日本のアニメ“ガッチャマン”の歌の歌詞を教えて欲しいといわれたものの、サチエには断片的にしか思い出せない。なんとか思い出そうと悩んでいた彼女は、その後本屋でひとりの日本人旅行客・ミドリに遭遇、彼女から無事歌詞を教えてもらうことができたのだった。どこでもいいから旅行先を決めようと世界地図を指したら、フィンランドだった、といういきさつを語る彼女を、自分のところに泊まらないかと誘うサチエ。
やがてサチエも店を手伝うようになり、お客さんも少しずつ増え始めたある日、荷物を無くしたという日本人女性・マサコがやってきて……

映画『かもめ食堂』の原作……映画は観てませんが、何げにその配役で思い浮かべてしまったり(笑)。
雰囲気はよいのだけれど、文章だけで読むとちょっとあっさりし過ぎな感が否めないかも。

<08/4/15>


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