黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『ルー=ガルー2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔』京極夏彦(講談社)

2011-11-27 | 読了本(小説、エッセイ等)
近未来。人々は管理社会に統制された都市に住み、物理接触が希薄となったその世界に、突如現われた連続殺人犯により巻き起こされた事件に、関わることになった少女たち。
それから三ヶ月。先の一件に関わっていたひとりである来生律子は、ある日、作倉雛子の訪問を受ける。毒が入っているらしい小瓶を律子に渡し、姿を消した雛子。
さらに律子たちを見張る、全国統合警察機構公安部十課の警察官・小山田の存在が明らかとなる。
一方、免職に近い形で刑事を辞めた橡兜次は、かつての同級生で、三十年数年前に女児と自分の家族を殺害する事件を起こし、医療施設に送られていた霧島タクヤが、先の一件で殺害された者の中にいたことを知り、彼について調べ始める。
だが、律子が毒の解析を依頼していた天才少女・都築美緒の住居が何者かに爆破され、未登録住民の暴動が勃発。霧島の件で彼女の手を借りようとしていた橡は、騒ぎに巻き込まれて怪我を負い、麗猫に助けられる。
そして彼らは、再び事件へ巻き込まれていくことに……

続編。
作品内の時間経過的には三ヶ月ですが、前作を読んだのはおよそ10年前なので、ほとんど忘却の彼方だったりして(苦笑)、読みながらちょっとずつ思い出しました;
それにしても、凶器になりそうなほど厚い……(笑)。

<11/11/24~27>


最新の画像もっと見る

コメントを投稿