黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『新・垂里冴子のお見合いと推理』山口雅也(講談社)

2009-07-01 | 読了本(小説、エッセイ等)
新人賞に応募しようと原稿執筆に勤しむ垂里冴子だが、垂里家の面々は何とか彼女に結婚してもらおうと、お見合いを日々画策。昨年の夏、そんな彼女がお見合いした相手は、父・一路の水産研究所の研究員におり、その後は観音水族館で飼育員をしている鯨井満寿夫。
折しも、観音水族館で、南海のインファント王国と日本の友好親善30周年記念のイベントが開催される日と同じ日にお見合いをすることに。
ところが、その場で貸与されたインファント女王の首飾りがなくなる事件が起き……“第一部 見合い相手は水も滴る○×△?”、
今度の見合い相手は、妹・空美の友人で、観音警察署の署長である服部正剛の娘・笑窪の知り合いである、日本びいきのアメリカ人・東京茶夢。私立探偵である彼と、取材も兼ねてお見合いすることにした冴子。
ところがその最中、茶夢が関わっている浮気調査の依頼人である退役将校から、浮気現場に乗り込むという電話が。そこへ向かうという彼に同行した冴子は、案の定殺人事件に遭遇。そこにはダイイング・メッセージが残されていて……“第二部 神は寝ている猿”を収録。

キッドピストルズに引き続き、久しぶりの垂里冴子シリーズ。リストを見ると、前作から9年ぶりのようですね~。
2部に登場の東京茶夢は、『日本殺人事件』のキャラクタですが、前作から12年ぶり…おかげですっかり忘れてます;

<09/7/1>


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