自動翻訳ソフト「訳太郎」の登場。その進化により、訳文のスタイルも選べるようになったり、ソフトの正確さが原因で不調を訴える人が続出し、それに対応して誤訳さえも盛り込んでみたり…と翻訳ソフトの未来を考えたり、講義の為教室に入っていくと全く動かない学生がちらほら、実は蝋人形だという。そうかと思えば、蝋人形を演じる学生たち。イルカ型潜水服を着せられ、本物のイルカと一緒にショーに出ることになった柴田氏。この水族館の売りは人間の言葉を、しかも日本語のあらゆる動詞を正確に変化、活用させることができるというもので……という妄想に走った内容から、日常のこと、作家についてなど多岐にわたる内容を集めたエッセイ集。
柴田さんの妄想(というか幻想小説っぽかったりもする)が楽しいエッセイ集でした。
翻訳ソフトの話が好きです(笑)。
<08/7/27>
柴田さんの妄想(というか幻想小説っぽかったりもする)が楽しいエッセイ集でした。
翻訳ソフトの話が好きです(笑)。
<08/7/27>
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