黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『白戸修の逃亡』大倉崇裕(双葉社)

2013-10-24 | 読了本(小説、エッセイ等)
何故か東京の中野区に足を踏み入れると、途端に事件に巻き込まる宿命を背負っている白戸修。
勤め先の出版社・世界堂出版が出している「季刊防災世界」への原稿の関係で、防災の専門家である京成大学工学部先端防災工学研究所付き・聖田良男准教授のお供としてやむを得ず中野区へやってきた白戸。
ふたりで入った喫茶店で、突然聖田は大事なはずのスマホを置いたまま、店外に飛び出してしまった上に、突然謎の男に拘束された白戸。やむをえず、彼の言うとおり服装を交換したのだが、それからというもの白戸を松崎という人物と勘違いした不特定多数の人間に追われるはめになってしまう。
そこへ助けにやってきたのは、何でも屋の日比登。曰く、松崎は大規模なイベント「メガトンコミックフェスタ」の会場に爆破予告をし、イベントを中止に追い込んだ人物であるらしい。勘違いされたまま逃げ回る白戸は、これまで関わった人々に助けられながらスマホを渡すべく聖田の行方を探すが……

シリーズ第3弾。今回は長編。
例によって中野区で事件に巻き込まれてる白戸くんですが、今回はこれまで出てきたヒトたちが総出で助けてくれてます(笑)。ある意味、中野区における人運は最強な気も(笑)。

<13/10/24>


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