黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『アネモネ探偵団 香港式ミルクティーの謎』近藤史恵(メディアファクトリー)

2010-04-06 | 読了本(小説、エッセイ等)
実生女学院と実生中学。元は同じ学校・実生学園だったものが、経営者であった兄弟の考え方の違いから、二つに分断されている……片やお嬢様学校、片や普通の男子中学校。
そんな実生女学院に通う3人の少女たち……人気女優・小沼ヨウコを母に持ち、身長170cmを超える美少女・智秋。警視総監の父を持つ細川巴は、クールな見た目に反して大人しい。有名な賞をとった学者の娘・西野あけびは、小柄で可愛らしく人形のような外見だが、毒舌……は仲良し。
一方、隣の実生中に通う少年・中原光紀は、写真家の叔父・中原有男(アーロン)と二人暮しで、料理が得意。その友達で、カメラ好きな桑原時生が、貯めたお金でレンズを買いに行く途中で、不良に絡まれ、カツアゲされそうになっているところを智秋たちに助けられる。
そんな中、智秋を誘拐する計画を、偶然聞いてしまった光紀たち。どうやら、一度計画は未遂に終わり、仕事の為香港へ行く母に同行する智秋を再度狙うつもりであるらしい。先の恩もあり、助けなければと思う彼らだったが、肝心の資金がない。ちょうど開催中の福引の1等商品が、香港行きのチケットであることを知った二人は、何とか当てようと考えるが……

近藤さん初のジュブナイルで、少年少女たちの探偵物語。
あまり香港に舞台が移る必然性がなかったようにも思われますが(国内でもいい気が…)、それはさておき、出てきたお菓子がすごく美味しそうでした~。
続きそうな感じなので、今後に期待♪

<10/4/6>


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