黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『GOSICK Ⅶ 薔薇色の人生』桜庭一樹(角川書店)

2011-04-10 | 読了本(小説、エッセイ等)
クリスマス直前の気分に華やぐ聖マルグリット学園。だが外の世界では「二度目の嵐」が迫りつつあった。
父であるブロワ侯爵の命により首都・ソヴレムへと召喚され、幽閉されている学園からグレヴィール・ド・ブロワ警部によって連れ出されたヴィクトリカ。その様子を見かけた担任教師・セシルはとっさにトランクに隠れ、彼らと共に行く。
そんなセシルが兎に託した手紙を受け取り、その事実を知った久城一弥も心配し、たまたまソヴレムに向かうつもりだった寮母ゾフィのバイクで彼らの後を追う。
10年前の1914年。国民たちの間で熱狂的な人気を誇っていた、若き王妃ココ=ローズが首無し死体で見つかるというスキャンダラスな事件が発生。未だ未解決のままとなっているその事件の謎を、ヴィクトリカに解かせようというのが召喚の目的。
そんな過去の事件を探る中で、浮かび上がる<下町のココ=ローズ>とあだ名される踊り子の失踪を知る。折りしも、ソヴレムの劇場では、ココ=ローズを題材にした舞台が上演されており、そこにはヴィクトリアの母コルデリア・ギャロの過去を知る人物もいて……

シリーズ第7作。久々の続刊♪(4年振り?)
学園から連れ出されたヴィクトリカと、彼女を助けに向かう久城が10年前に亡くなったとされる王妃ココ=ローズの死の謎を追うお話。
だいぶ一弥がたくましくなったような…。
個人的に、このシリーズは武田日向さんのイラストがないと、やっぱりちょっと寂しい…;

<11/4/10>


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